みなさま、どうもおはようございます! そうだいでございます。
いやぁ、2025年明けましておめで……って挨拶するタイミングを完全に逸してしまいました。もう1月後半かい。早いな~、時の流れが!
ま、その、今回は特にまとめて取り上げるべきテーマもなく、なんとな~くつらつらと。
ちょっと年をはさんで、ただでさえ更新頻度の少ない我が『長岡京エイリアン』の記事アップがさらに遅くなっているのですが、これは別に体調を崩したとか、仕事が忙しいとかいうことでもないんでございますが。
なんと申したらよいのか難しいのですが、簡単にいうと「やるべきことのやり方」が変わりまして、「期限はないが常に作り続けねばならない課題(でも完成は早ければ早いほどいい)」が、今年から私の生活にがっつり入ってしまったからでして、ちょっとこのモヤモヤをはっきりさせないと記事更新にも身が入らないということで、ぱったりストップしているわけなのでございます。
何をやってんだかはっきりしない言い方で申し訳ないのですが、要するにこれは、転職するための修行の卒業テストなんですよ。提出期限としてはいちおう「3ヶ月~半年」みたいなものはあるのですが、火がつけばもっと早く出せるものだし、私も若くはないのでさっさとこちらの新職業に鞍替えしておまんまをいただけるようになりたいんです。でも……難しいんだよなぁ! 正直、「期限が迫ってるから」を言い訳に見切り発車で出しちゃう方がラクなんだよな……ゆるゆるな期限の課題は「これでええんか! これで出してええねんな!?」という自分との闘いがキツイんですよね、な~んてカッコいいことも言いたいのですが、要するに現在の仕事の忙しさにかまけて完成がズルズル引き延ばしになってんのよね。ええい、このつれづれ記事で優柔不断な自分をたたっ斬ったる! 来週には提出するでぇ~。
そんなこんなウジウジしてます内に、新年の1月も半ばを過ぎてしまいましたので、2・3、記事にするまでもない雑感をつぶやいて失礼したいと思います。
1、帝王デイヴィッド=リンチ、ご卒去!!
今年も、けっこう早くからかなりの大物が亡くなってしまわれた……結局、あの『インランド・エンパイア』(2006年)が最後の長編映画になってしまったか。ま、あの時点でもはや映画じゃない「なにか」になっていたので、遺作でもいいかもしんない。
70代だったのか! やっぱり去年の日本芸能界での訃報の多くでも感じましたが、いくら「100歳あたりまえ時代の到来」といいましても、若いうちから無理をしてると「70代」というのがかなり厳しい壁になるみたいですね。だってリンチ監督、8歳から喫煙してたんでしょ……逆に今年までよく生きてこられたな!
ほんと、リンチワールドは大好きなのですが、その仕事の1作1作を我が『長岡京エイリアン』で記事にして取り上げるなんて、とてもじゃないですができそうにありませんよ。黒澤明だってヒッチコックだって聖タルコフスキーでさえ評してやろうとしてる傲岸不遜なブログではあるのですが、さすがにリンチは難しい……アメリカ英語わかんないとなぁ。
わけわかんないことしてお金とっていいのはリンチ監督だけだと思います。わけわかんなくても圧倒的な映像センスが面白さを補償してくれるから! 笑いのセンスも抜群だし。
『フェイブルマンズ』(2022年)での、あのおいしすぎるチョイ役出演が最後のお姿になってしまわれた……でも、あの部分だけ完全にスピルバーグ監督じゃなくてリンチ監督作品になってましたよね!? 熱い友情の籠もった応援合戦……感動しました。
2、映画『機動戦士ガンダム・ジークアクス ビギニング』観ましたよ~
これこれ! これをつぶやきたかったんですよぉ。
あの、私はめっちゃくちゃ面白く感じました! 個人的には、もうちょっとネット上の評価を見てしばらくしてから映画館に行くつもりだったのですが、評価もなにも、公開初日から「とにかく観て! 観ないと話できない!!」の反応一辺倒で、それも好印象でハイテンションな雰囲気のものばかりでしたので、やや風邪気味で体調不良だったにもかかわらず、辛抱たまらず昨夜の最終回を観に行ってしまいました。客層が絵に描いたように男ばっかりだった……しかも、40代の私がまるで浮かないナイスミドルな年齢層という。でも、そうなるよねぇ。
とっても面白かったので、いつもならばさっそく独立した記事にして1万字なり2万字なりの駄文をつぶやくところなのですが、この映画、非常に困ったことに「本編開始0秒からネタバレ禁止」というていになっているので、いくらなんでもこの感想をネタバレなしでつぶやくのは無理筋ではということで、感想記事を今このタイミングで挙げることは断念させていただきました。たぶん、TVシリーズが放送開始された頃くらいまで待たないと感想は言えないのでは……
スタジオジブリ亡き(?)今、このスタジオカラーほど新作にかかる期待ハードルとプレッシャーが激烈な制作集団もないかと思われるのですが、今回はみごとにそこを乗り越えるサプライズ展開とワクワク感を提供してくれたと感嘆しました。これはやっぱ、大スクリーンで観ないと!
私なんか、実は大きな意味での「ガンダムシリーズ」には全くの門外漢で、ちゃんと観たと言えるのは『機動戦士ガンダム』~『逆襲のシャア』の「狭義の宇宙世紀シリーズ」とその周辺のみで、もう20年ちかくシリーズの新作なんかチェックしてないし、ましてや TVシリーズなんか一生で一度もリアルタイム視聴した経験がありません。ファーストガンダムはかろうじて山形の地方再放送で観ましたが、『 Z』、『 ZZ』、『0080』、『0083』などなどはのきなみビデオレンタルで。「あなたにとっての『ホームタウン』的ガンダム作品は?」と問われれば、迷わず、なんなら喰いぎみに「佐藤元先生の『爆笑戦士!SDガンダム』であります!!」と答える始末。
このような私でも、というかこんな感じだからこそなのか、そうとう久しぶりにガンダム関連作品にお金を落とすこととなったわけなのですが、非常に満足感のある鑑賞となりました。
言い方が難しいんですが、要するにこれ、『シン・ウルトラマン』の冒頭20秒くらいの「ファンサービス」を、思いッきり今回の映画の90分どころか、これから始まるであろう TVシリーズ全体にまで拡大させちゃった奇策だったわけなんですね。昔からガンダムが好きな人はもちろんのこと、昔のガンダムだけ大好きという方にでも余裕でぶっ刺さる非常に巧妙な戦略であるとみました。みごとに引っかかっちゃったよ!
あと、スタジオカラーと庵野秀明監督をむやみに同一視するのもどうかと思うのですが、『キューティーハニー』以来、自身の「エヴァンゲリオンシリーズ」も含めて、過去の既成作品をどう「シン化」するのかという試行錯誤を繰り返してきた経歴の中で、今回の『ジークアクス』は間違いなく「商業的には」最高の成功を収めるものなのではないでしょうか。だって、昔からのファンは全員観るでしょ! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』や『シン・仮面ライダー』のように「名前は同じだけどなんか別世界っぽい」じゃあないんだもんね。観ずにはおられないと思うんだよなぁ。
これってつまり、ガンダムシリーズの「宇宙世紀」が、日本の歴史の中の「源平合戦」とか「戦国時代」、「江戸幕末~明治維新の動乱期」、『忠臣蔵』とか『源氏物語』なみに「マンネリでも予定調和でも全然OK!」な古典文化の域に入ってるってことですよね。すごいことです……新しい角度や「ちょっとした変化」を加えるだけで、あとはもう観客が勝手に登場人物たちの心境をおしはかって盛り上がってくれるんだもの。もうあれですよ、年末大型時代劇のノリでガンダム放送してもいい時代なんじゃないでしょうか。おっ、今年のアムロはこの人が演じるのかぁ、今度のシャアはこういうキャラ解釈なのかぁ!みたいな。
ただ、正直申しまして、本作から初めて活躍するマチュやシュウジといったフレッシュな面々がどこまで、並みいる「諸先輩方」に伍する魅力を発揮するのかは未知数と感じましたし、声優さんがたの演技が聞こえづらくなるうるささで挿入歌を流す演出には大いに疑念が残りますが、本作の後半である宇宙世紀0085パートは、あくまでも序章というか PVだと感じましたので、そこは今後の展開に期待したいと思います。「シュウジ」っていうネーミングって、明らかにマチュくらいの年齢の思春期の男女が熱に浮かされる寺山修司とか太宰治(本名は津島修治)が由来ですよね……おいおい、マチュを見る時の首の角度がまんま第17使徒タブリスでねぇか!! また魔少年か……でも、私の脳裏にひらめいたのは『爆笑戦士!』のぷっつんカミーユなのよねぇ。
商業的には大成功だろうと申しましたが、その一方で、今回の『ジークアクス』ほど過去作品に依存した(依存どころかあーた……)シン作品も無かったわけで、その点では、怪獣の名前とある形態時期の見た目と伊福部サウンドくらいしか過去作品から拝借しなかった『シン・ゴジラ』とはまるで正反対のベクトルにあるとも言えると思います。そして、私としては「現役の創作者」の仕事の姿勢として圧倒的にストイックで美しいのは『シン・ゴジラ』のほうだと思いますので、100%『ジークアクス』を称賛して「カラー最高! これからもどんどん、この方向でいって!!」とは絶対に言いたくない、「1発こっきりの禁じ手」にしてくださいネという但し書きが付くのですが、それでも、非常に満足のいくサプライズイベントになっていると思います。のらなきゃソンソン!
そうとう昔に我が『長岡京エイリアン』でも取り上げた、私が大大大好きな「あのお方」も一瞬だけながら出てきたし、しかも声優があの人だったし! これから先の TVシリーズで、まだ生存しているはずのあの方やあの方が出てきて、さらにあんなんやこんなんも出てきちゃったら~!? と楽しい妄想は際限なく広がっていきますよね。詳しいことは言えませんが、この戦略で行くのならば「風呂敷の畳み方」も自由ですし! 本放送、がんばっていただきたいですね~。
あと最後の望みとして、あの世界でも無事に生まれているはずのあのお方が、『ジークアクス』の世界で天真爛漫に育って、元気に『おやじの海』を謳い上げてくださったら、こんなに嬉しいことはない。わかってくれ……ないか。うみぃいぃわぁよぉお~!!
3、謎の「蛇ブーム」到来
今年の干支が「巳」ということで、なぜか私の中でヘビのぬいぐるみを集めるブームが燃えております。なんで……
きっかけは、非常にマイナーな生物のぬいぐるみをネット販売している、東京の「足立区生物園」で売っていたアオダイショウやニシキヘビのかわいいぬいぐるみを去年くらいから買い求めていたことだったのですが、意外とグリーンパイソンとかハブのぬいぐるみも流通しているということで、今年はなにか自分的にがんばった際のご褒美にヘビのぬいぐるみを買うというテーマでいこうと思っておる次第です。どんなに高くても5000円いかないし、最近はホントに怪獣系のフィギュアが高くなっちゃったしねぇ……そんな、気軽にポンポン2、3万円出せませんってプレバンさまぁ!!
目標としては、「8匹」集めて終了としたいところです。区切りがいいですよね、これならホームパーティの席で「スサノオのオロチ退治」も披露できるし。去年の『カミノフデ』を観てしみじみ感じたのですが、やっぱりヤマタノオロチは首が8本ないと。
そういえば、「8マタなんだったら首9本なんじゃね?」というファッキンどうでもいい疑問に一日中頭を悩ませていた少年時代も、私にありました……なつかしいですね。
よぉし、言うこと言ったから、また課題づくりに戻るぞぉ~!! まだまだ寒い日は続きますが、みなさまどうぞ、お元気に。
いやぁ、2025年明けましておめで……って挨拶するタイミングを完全に逸してしまいました。もう1月後半かい。早いな~、時の流れが!
ま、その、今回は特にまとめて取り上げるべきテーマもなく、なんとな~くつらつらと。
ちょっと年をはさんで、ただでさえ更新頻度の少ない我が『長岡京エイリアン』の記事アップがさらに遅くなっているのですが、これは別に体調を崩したとか、仕事が忙しいとかいうことでもないんでございますが。
なんと申したらよいのか難しいのですが、簡単にいうと「やるべきことのやり方」が変わりまして、「期限はないが常に作り続けねばならない課題(でも完成は早ければ早いほどいい)」が、今年から私の生活にがっつり入ってしまったからでして、ちょっとこのモヤモヤをはっきりさせないと記事更新にも身が入らないということで、ぱったりストップしているわけなのでございます。
何をやってんだかはっきりしない言い方で申し訳ないのですが、要するにこれは、転職するための修行の卒業テストなんですよ。提出期限としてはいちおう「3ヶ月~半年」みたいなものはあるのですが、火がつけばもっと早く出せるものだし、私も若くはないのでさっさとこちらの新職業に鞍替えしておまんまをいただけるようになりたいんです。でも……難しいんだよなぁ! 正直、「期限が迫ってるから」を言い訳に見切り発車で出しちゃう方がラクなんだよな……ゆるゆるな期限の課題は「これでええんか! これで出してええねんな!?」という自分との闘いがキツイんですよね、な~んてカッコいいことも言いたいのですが、要するに現在の仕事の忙しさにかまけて完成がズルズル引き延ばしになってんのよね。ええい、このつれづれ記事で優柔不断な自分をたたっ斬ったる! 来週には提出するでぇ~。
そんなこんなウジウジしてます内に、新年の1月も半ばを過ぎてしまいましたので、2・3、記事にするまでもない雑感をつぶやいて失礼したいと思います。
1、帝王デイヴィッド=リンチ、ご卒去!!
今年も、けっこう早くからかなりの大物が亡くなってしまわれた……結局、あの『インランド・エンパイア』(2006年)が最後の長編映画になってしまったか。ま、あの時点でもはや映画じゃない「なにか」になっていたので、遺作でもいいかもしんない。
70代だったのか! やっぱり去年の日本芸能界での訃報の多くでも感じましたが、いくら「100歳あたりまえ時代の到来」といいましても、若いうちから無理をしてると「70代」というのがかなり厳しい壁になるみたいですね。だってリンチ監督、8歳から喫煙してたんでしょ……逆に今年までよく生きてこられたな!
ほんと、リンチワールドは大好きなのですが、その仕事の1作1作を我が『長岡京エイリアン』で記事にして取り上げるなんて、とてもじゃないですができそうにありませんよ。黒澤明だってヒッチコックだって聖タルコフスキーでさえ評してやろうとしてる傲岸不遜なブログではあるのですが、さすがにリンチは難しい……アメリカ英語わかんないとなぁ。
わけわかんないことしてお金とっていいのはリンチ監督だけだと思います。わけわかんなくても圧倒的な映像センスが面白さを補償してくれるから! 笑いのセンスも抜群だし。
『フェイブルマンズ』(2022年)での、あのおいしすぎるチョイ役出演が最後のお姿になってしまわれた……でも、あの部分だけ完全にスピルバーグ監督じゃなくてリンチ監督作品になってましたよね!? 熱い友情の籠もった応援合戦……感動しました。
2、映画『機動戦士ガンダム・ジークアクス ビギニング』観ましたよ~
これこれ! これをつぶやきたかったんですよぉ。
あの、私はめっちゃくちゃ面白く感じました! 個人的には、もうちょっとネット上の評価を見てしばらくしてから映画館に行くつもりだったのですが、評価もなにも、公開初日から「とにかく観て! 観ないと話できない!!」の反応一辺倒で、それも好印象でハイテンションな雰囲気のものばかりでしたので、やや風邪気味で体調不良だったにもかかわらず、辛抱たまらず昨夜の最終回を観に行ってしまいました。客層が絵に描いたように男ばっかりだった……しかも、40代の私がまるで浮かないナイスミドルな年齢層という。でも、そうなるよねぇ。
とっても面白かったので、いつもならばさっそく独立した記事にして1万字なり2万字なりの駄文をつぶやくところなのですが、この映画、非常に困ったことに「本編開始0秒からネタバレ禁止」というていになっているので、いくらなんでもこの感想をネタバレなしでつぶやくのは無理筋ではということで、感想記事を今このタイミングで挙げることは断念させていただきました。たぶん、TVシリーズが放送開始された頃くらいまで待たないと感想は言えないのでは……
スタジオジブリ亡き(?)今、このスタジオカラーほど新作にかかる期待ハードルとプレッシャーが激烈な制作集団もないかと思われるのですが、今回はみごとにそこを乗り越えるサプライズ展開とワクワク感を提供してくれたと感嘆しました。これはやっぱ、大スクリーンで観ないと!
私なんか、実は大きな意味での「ガンダムシリーズ」には全くの門外漢で、ちゃんと観たと言えるのは『機動戦士ガンダム』~『逆襲のシャア』の「狭義の宇宙世紀シリーズ」とその周辺のみで、もう20年ちかくシリーズの新作なんかチェックしてないし、ましてや TVシリーズなんか一生で一度もリアルタイム視聴した経験がありません。ファーストガンダムはかろうじて山形の地方再放送で観ましたが、『 Z』、『 ZZ』、『0080』、『0083』などなどはのきなみビデオレンタルで。「あなたにとっての『ホームタウン』的ガンダム作品は?」と問われれば、迷わず、なんなら喰いぎみに「佐藤元先生の『爆笑戦士!SDガンダム』であります!!」と答える始末。
このような私でも、というかこんな感じだからこそなのか、そうとう久しぶりにガンダム関連作品にお金を落とすこととなったわけなのですが、非常に満足感のある鑑賞となりました。
言い方が難しいんですが、要するにこれ、『シン・ウルトラマン』の冒頭20秒くらいの「ファンサービス」を、思いッきり今回の映画の90分どころか、これから始まるであろう TVシリーズ全体にまで拡大させちゃった奇策だったわけなんですね。昔からガンダムが好きな人はもちろんのこと、昔のガンダムだけ大好きという方にでも余裕でぶっ刺さる非常に巧妙な戦略であるとみました。みごとに引っかかっちゃったよ!
あと、スタジオカラーと庵野秀明監督をむやみに同一視するのもどうかと思うのですが、『キューティーハニー』以来、自身の「エヴァンゲリオンシリーズ」も含めて、過去の既成作品をどう「シン化」するのかという試行錯誤を繰り返してきた経歴の中で、今回の『ジークアクス』は間違いなく「商業的には」最高の成功を収めるものなのではないでしょうか。だって、昔からのファンは全員観るでしょ! 『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』や『シン・仮面ライダー』のように「名前は同じだけどなんか別世界っぽい」じゃあないんだもんね。観ずにはおられないと思うんだよなぁ。
これってつまり、ガンダムシリーズの「宇宙世紀」が、日本の歴史の中の「源平合戦」とか「戦国時代」、「江戸幕末~明治維新の動乱期」、『忠臣蔵』とか『源氏物語』なみに「マンネリでも予定調和でも全然OK!」な古典文化の域に入ってるってことですよね。すごいことです……新しい角度や「ちょっとした変化」を加えるだけで、あとはもう観客が勝手に登場人物たちの心境をおしはかって盛り上がってくれるんだもの。もうあれですよ、年末大型時代劇のノリでガンダム放送してもいい時代なんじゃないでしょうか。おっ、今年のアムロはこの人が演じるのかぁ、今度のシャアはこういうキャラ解釈なのかぁ!みたいな。
ただ、正直申しまして、本作から初めて活躍するマチュやシュウジといったフレッシュな面々がどこまで、並みいる「諸先輩方」に伍する魅力を発揮するのかは未知数と感じましたし、声優さんがたの演技が聞こえづらくなるうるささで挿入歌を流す演出には大いに疑念が残りますが、本作の後半である宇宙世紀0085パートは、あくまでも序章というか PVだと感じましたので、そこは今後の展開に期待したいと思います。「シュウジ」っていうネーミングって、明らかにマチュくらいの年齢の思春期の男女が熱に浮かされる寺山修司とか太宰治(本名は津島修治)が由来ですよね……おいおい、マチュを見る時の首の角度がまんま第17使徒タブリスでねぇか!! また魔少年か……でも、私の脳裏にひらめいたのは『爆笑戦士!』のぷっつんカミーユなのよねぇ。
商業的には大成功だろうと申しましたが、その一方で、今回の『ジークアクス』ほど過去作品に依存した(依存どころかあーた……)シン作品も無かったわけで、その点では、怪獣の名前とある形態時期の見た目と伊福部サウンドくらいしか過去作品から拝借しなかった『シン・ゴジラ』とはまるで正反対のベクトルにあるとも言えると思います。そして、私としては「現役の創作者」の仕事の姿勢として圧倒的にストイックで美しいのは『シン・ゴジラ』のほうだと思いますので、100%『ジークアクス』を称賛して「カラー最高! これからもどんどん、この方向でいって!!」とは絶対に言いたくない、「1発こっきりの禁じ手」にしてくださいネという但し書きが付くのですが、それでも、非常に満足のいくサプライズイベントになっていると思います。のらなきゃソンソン!
そうとう昔に我が『長岡京エイリアン』でも取り上げた、私が大大大好きな「あのお方」も一瞬だけながら出てきたし、しかも声優があの人だったし! これから先の TVシリーズで、まだ生存しているはずのあの方やあの方が出てきて、さらにあんなんやこんなんも出てきちゃったら~!? と楽しい妄想は際限なく広がっていきますよね。詳しいことは言えませんが、この戦略で行くのならば「風呂敷の畳み方」も自由ですし! 本放送、がんばっていただきたいですね~。
あと最後の望みとして、あの世界でも無事に生まれているはずのあのお方が、『ジークアクス』の世界で天真爛漫に育って、元気に『おやじの海』を謳い上げてくださったら、こんなに嬉しいことはない。わかってくれ……ないか。うみぃいぃわぁよぉお~!!
3、謎の「蛇ブーム」到来
今年の干支が「巳」ということで、なぜか私の中でヘビのぬいぐるみを集めるブームが燃えております。なんで……
きっかけは、非常にマイナーな生物のぬいぐるみをネット販売している、東京の「足立区生物園」で売っていたアオダイショウやニシキヘビのかわいいぬいぐるみを去年くらいから買い求めていたことだったのですが、意外とグリーンパイソンとかハブのぬいぐるみも流通しているということで、今年はなにか自分的にがんばった際のご褒美にヘビのぬいぐるみを買うというテーマでいこうと思っておる次第です。どんなに高くても5000円いかないし、最近はホントに怪獣系のフィギュアが高くなっちゃったしねぇ……そんな、気軽にポンポン2、3万円出せませんってプレバンさまぁ!!
目標としては、「8匹」集めて終了としたいところです。区切りがいいですよね、これならホームパーティの席で「スサノオのオロチ退治」も披露できるし。去年の『カミノフデ』を観てしみじみ感じたのですが、やっぱりヤマタノオロチは首が8本ないと。
そういえば、「8マタなんだったら首9本なんじゃね?」というファッキンどうでもいい疑問に一日中頭を悩ませていた少年時代も、私にありました……なつかしいですね。
よぉし、言うこと言ったから、また課題づくりに戻るぞぉ~!! まだまだ寒い日は続きますが、みなさまどうぞ、お元気に。