ついに公開される!?支配者たちが隠したい人類最高の叡智…/The secret of the emerald tablet
https://www.youtube.com/watch?v=40RFpnZJQXI
ロスチャイルド、ユダヤとフリーメーソン・イルミナティの関係については、以下URLに詳しく述べています。
フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめ
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d52e37f7e9a7af44f93554ed333744b3
『ニューエイジ』(英字)というフリーメーソンの小冊子(1988年7月号)に、「日本人として最初にフリーメーソンとなったのは、明治初期に西洋哲学の紹介と普及に尽力した西周(にしあまね)と、明治政府において法律制定に尽力した津田真道(つだまみち)であると紹介されています。
西周と津田真道は、ともに江戸幕府の洋学教育機関であった蕃書調所(ばんしょしらべしょ、後に開成所、さらに東京大学文学部と理学部になる)に勤務する蘭学者でした。
1862年、幕府の指示によって、西周と津田真道は西洋の政治・法律・経済を研究するためにオランダに留学します。
二人の受け入れ先は、オランダのライデン大学であり、指導教官はフィセリング教授でした。
フィセリングはライデンの「ラ・ヴェルテュ・ロッジ・ナンバー7」に属するフリーメーソンで、1864年10月20日、彼は指導生徒であった西周をこのロッジに紹介しました。
ロッジの記録によると、その日「津田野生まれ年齢35歳の西周助は、『徒弟』『職人』として承認された。 西周は必要な文書に署名し、ロッジの内部に招かれ、古式の慣例に従ってフリーメーソンとなった。 彼が志操堅固であることが証明され,『兄弟たち』は彼に『光』を見ることを許す旨決定した」。
同じように津田真道もその一ケ月後にフリーメーソンとなっていることが記録に記載されています。
西周と津田真道は帰国後ともに、開成所の教授となって、明治政府による近代化政策に協力しています。
西周はフィセリングの講義を訳した『万国公法』を出版したほか、日本最初の哲学書である『百一新論』をはじめとする多くの書において、哲学・主観・客観・理性・帰納という用語を創案・紹介したことでも著名です。
フリーメーソン精神の最も重要な観念のひとつである「理性」という用語が、日本最初のフリーメーソンによって訳出されていることは、興味ある事実です。
津田真道は、フィセリングの『泰西国法論』を翻訳・出版したほか、元老院議官・衆議院副議長も務めています。
続く
(関連情報)
・ロスチャイルド財閥-280 ユダヤ人差別という宿命https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ebb8c4fc7c78defcb59d4ea79147bf59
・ロスチャイルド財閥ー281 タルムードとオッペンハイム銀行https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/c916730cb1ef112bbce34c1aa888bfb7
・ロスチャイルド財閥-282 ディアスポラの歴史 そしてキリスト教の教父アウグスティヌス
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/718669a2d8195674ef6185a7eaa2c0d6
・ロスチャイルド財閥ー283 トルケマーダの異端諮問裁判
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f9ba72a0f09cd40ac397d0d559f95d87
★ロスチャイルド財閥ー284 啓蒙思想とロスチャイルド家の台頭https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/318e0d1a3f9af23d313bfd982569b41f
・ロスチャイルド財閥ー285 貴族になったユダヤ人https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/35c28733ab04d21b53596462cad2da97
・ロスチャイルド財閥-286 因縁のロシアによるポグロムhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ceed704abdadd1e607c0a6bbe7a7ca94
・ロスチャイルド財閥ー287 現代イスラエルの父 エドモン男爵
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/98f678cce4f844772b3706edce01a021
・ロスチャイルド財閥-288 バルフォア宣言https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4318850fe404b7326025f8cb30862ea8
・ロスチャイルド財閥-289 中東三枚舌外交
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/4d5334c3cbc6597eb187cbb7238e6394
・ロスチャイルド財閥-290 ロシア革命とコミンテルン
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3f11ea993518b4cb73fa3ccffd0c6d1d
・ロスチャイルド財閥-291 国際連盟https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/e28f09215098cfde353dc9cd85036f88
・ロスチャイルド財閥-292 ナチスの足音
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/d5580b37e6a2fa0616533f42089b154d
・ロスチャイルド財閥-293 ウィーン家の消滅
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9d62f74bca8a5bcd73dd8a7abaa4c7a0
・ロスチャイルド財閥-294 ウィーン家のフェルディナンド男爵が建てたワデスドン館https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/520ca53fd87dc0432a9b8f706a60fe72
・ロスチャイルド財閥-295 ロスチャイルドという名前のために
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a473edb118dfc0d6ef24d0edb3ffb439
・ロスチャイルド財閥ー296 イスラエルへの支援https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f0e2b5c41f30e712829498a5b2fb3b50
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・ロスチャイルド財閥-298 日本とロスチャイルド家 動植物コレクション
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/0c16f48bb0f442367c683c54b65b1a9e
・ロスチャイルド財閥-299 日本とロスチャイルドの接触 日露戦争https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/f9e84b7c4922e9a4b6da7c9e3bf83463
・ロスチャイルド財閥-300 日本における陰謀論 「シオン議定書」
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/465612fde37c866712b07e084a57c116
・ロスチャイルド財閥-301 日本初のフリーメーソン、西周と津田真道https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/7356656aa8b327c0a24e6800c37b0a19
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哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
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ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (3/4)
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ロスチャイルド財閥 今まで投稿してきた記事リスト (4/4)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/b33a59636d98b97ec0575f2d8a22bd83
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世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
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Black Rock ここまでの投稿記事リスト
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★フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめ
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日本では、ロスチャイルド家というと、ユダヤの陰謀説と絡めて語られることが少なくありません。
これは、ユダヤ・バッシングに大きな影響を持った「シオン長老の議定書(プロトコル)」が、大正時代に日本に紹介されたことによるものです。
『ユダヤを知る事典』(東京堂出版)の著者、滝川義人氏によると「シオン長老の議定書」は、1864年にフランスで出版されたモーリス・ジョーリー著の『マキャベリトモンテスキューの地獄対談』の完全なコピーだそうです。
ナポレオン三世の世界支配欲をあてこすった内容を、そのままユダヤに置き換えたもので、ロシア秘密警察が1921年の段階で細工しあものであることが、イギリス人ジャーナリストによって明らかにされていると言います。
「ユダヤ人は100年に一度、長老会議を開催してきた。 それは世界シオニスト会議に代わり、1897年の第一回大会で、次のような秘密会議が採択された」とまことしやかに前置きして、「ユダヤ人が悪辣な手段で他の民族や国家を腐敗、堕落させて世界を征服しようとしえいる」とする「シオン長老の議定書」は、反ユダヤの風潮の根強いヨーロッパで流布され続けました。
そしてユダヤ人の大富豪ロスチャイルド家はその財力で議定書を実現しようとしているのだと槍玉にあげられました。
「ユダヤ人は常に他民族の胎内に住む寄生虫である」と言ったアドルフ・ヒトラーも、これを利用した一人です。 その著書『我が闘争』のなかで「シオンの賢人の議定書についてユダヤ人は偽作であるとやっきになって否定しているが、それここそが本物であることの照明である」と、偽作であるとするユダヤ人の努力を逆手にとって、ユダヤ人抹殺の理屈を組み立てました。
日本ではシベリアに出兵(1918~1922)した陸軍関係者が持って帰り、「シオン議定書」などの題名で昭和初期から出版されました。
これが、先ずロシアのボルシェビキ(過激派共産主義者)と過激なユダヤ人を結び付けて軽機する人々の関心を集め、さらに1930年代から1940年代にかけてナチス・ドイツとの連携を強める勢力によって反ユダヤ宣伝に利用されることになりました。
ロスチャイルド家に関連した日本での近年の出版物の中に、第二次池泉前に出版された反ユダヤ宣伝のための本の翻訳すらあって、版を重ねられているのには驚かされると言います。
ユダヤ資本を敵視する考え方がシベリア経由でロシアから、あるいはナチスのドイツから入り、更には冷戦での共産主義による西側資本排撃のキャンペーンによって重層的に思考回路に刷り込まれているとすれば、これは相当に根深いものがあります。
他民族と融和し共生する。 寛容と忍耐の心、そして理性を失ったとき、私たちは再び大きな過ちを犯すことになります。 ユダヤ人とロスチャイルド家についての書物には、今なお過去の教訓を顧みないものがある事を念頭において、様々な著書や論文、メディア報道などの情報を真に受けずに、自分の頭で判断する必要があります。
ユダヤ、ロスチャイルド、フリーメーソン、イルミナティ、戦争など開いた書物は世界に10万冊以上あるとされています。
私のBlogを読んでいt抱いている皆様は、もうそろそろ十分な知識・見識が出来たと思います。私なりに、ユダヤ・ロスチャイルド。陰謀論、また現実社会での企業の数々、フリーメーソンやイルミナティの哲学、啓蒙思想、国内外の財閥、ジャパン・ハンドラーズ、旧約聖書・新約聖書・クムラン教団・エッセネ派、資本主義社会・共産主義社会、女スパイ、明治維新、今日の国際情勢など、バランスよく選んで紹介しているつもりです。
また暇があったら、各カテゴリーにも、ユダヤ・ロスチャイルドの話をちりばめているので、是非読んでやって下さい。
今からは、現在の国際情勢、金融業界、コンピューターとAIを絡めた話題のリアルな情報を紹介していく予定です。
(関連情報)
・ロスチャイルド財閥-280 ユダヤ人差別という宿命https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ebb8c4fc7c78defcb59d4ea79147bf59
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哲学・宗教・思想 ここまでの投稿記事一覧
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★フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめ
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ロスチャイルド家の人々は、これまでに何度か日本に来ていますが、最初の訪問者はロンドン家のチャールズ(1877~1923)で、日露戦争の前の年1903年に来日しています。
チャールズは兄ウォルター(第二代ロスチャイルド卿)とともに博物学者として知られ、動植物の保護の大切さを訴えて、1912年には、イギリスで初の自然保護推進協会を創設して、自然保護の先駆者になった人物です。
とくに、そのノミの研究は有名で、ネズミにつくノミが恐ろしい伝染病であるペストを媒介することを発見しました。
チャールズはそれまでに、北アフリカなどへの収集旅行を行っており、日本を訪れたのは珍しい動物や昆虫、草花の収集のためでした。
チャールズはプラントハンターでもあり、ランとアヤメ類(アイリス)に目がなかったといわれ、日本の豊富なアヤメ類を持ち帰りました。
日本の地方への旅行では大いに歓迎されたようで、チャールズが日本女性と一緒に撮った写真も残っています。 友人には「にhンは天国だよ。親がとやかくいわなければ、ここに住みたいくらいだ」と書いた手紙を出しています。
その頃、チャールズは26歳で結婚前でした。 またチャールズは明治の日本の経済発展にも強い印象を受けたようで、ロンドンに戻ってから「ロスチャイルド家は東京に支店を置くべきだ」と提案しています。
しかし父親のナサニエル(1840~1915)や伯父のアルフレッドらが元気で、ロスチャイルド父子銀行(NM Rothschild & Sons)の実権を握っていた頃で、若いチャールズの意見はまったく聞き入られませんでした。
ロスチャイルド父子銀行が、東京に代表者を送って小規模な事務所を設けたのは、それから実に85年後の1988年12月のことです。
チャールズの次に日本に関心を寄せたのは、ロンドン家のエドマンド(1916~2009)です。 第二次大戦後、目覚ましい戦後復興を見せる日本の市場に注目して何度も日本を訪れ、シティの訪日団を引き連れて来日(1962年)したこともあります。
1973年(昭和48年)には、日本の外債の円滑な発行に尽力した功績で勲一等瑞宝章が送られました。 これは日露戦争をはじめ、第二次大戦後も日本開発銀行債の起債(1964年)を引き受けてくれるなど、信用を与えてくれたロスチャイルド家に対する感謝の意を込めたものでした。
(関連情報)
・ロスチャイルド財閥-280 ユダヤ人差別という宿命https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ebb8c4fc7c78defcb59d4ea79147bf59
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世界の財閥 ここまでの投稿記事リスト
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日本の財閥 ここまでの投稿記事リスト
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ゴールドマン・サックス ここまでの投稿記事リスト
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Black Rock ここまでの投稿記事リスト
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★フリーメーソン・イルミナティ・秘密結社 ここまでのまとめ
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