Renaissancejapan

哲学と宗教、財閥、国際政治、金融、科学技術、心霊現象など幅広いジャンルについて投稿しています

EU、小型原発で官民連合 30年代の実用化めざす

2024-02-11 04:34:53 | 資源メジャー、環境エネルギー、資源・素材、


      ブリュッセルの欧州委員会本部=ロイター

 

【ブリュッセル=辻隆史】

欧州連合(EU)の執行機関である欧州委員会は9日、次世代原子力発電の一つである小型モジュール炉(SMR)の実用化に向けた官民連合を発足させると発表した。

域内の電力会社や金融機関で技術や資金を持ち寄り、2030年代初頭の実用化をめざす。

SMRは出力が従来の原発よりも小さい。事故の際に燃料を冷やしやすく、安全性が高いとされる。建設費が大型炉よりも少ないとも目される。

エネルギー安全保障の観点から、米国や英国が早期の実用化に向けて開発を競っている。

 

欧州委は6日、温暖化ガスの排出量を40年に1990年比で90%削減する新たな目標案を提示した。この際の提案文書でも、SMRを脱炭素に活用する方針を記した。

欧州委は官民連合について、4月12日までに幅広い業種から参加を募ると発表した。電力や金融に加え、EUが課す基準を満たす研究機関や非政府組織(NGO)などが対象。従来型原発よりも「初期費用が低く開発期間も短いため、多くの個人投資家をひき付ける」と訴えた。

関心のある域内の地方自治体とも連携し、開発・実証の段階から実用化までをEU主導で継続的に支援する。

エネルギー集約型の産業や水素関連事業者などとも組み、SMRからの電力の売り先を含めたサプライチェーン(供給網)づくりにも取り組む。

参画企業は明らかになっていない。ただ今回の連合は原子力を積極的に活用するフランスの後押しも大きいとみられる。フラマトム(旧アレバ)など仏原子炉メーカーなどが加わる可能性がある。

ブルトン欧州委員(域内市場担当)は6日の声明で「原子力産業はEU全体で100万人の雇用を抱える。私たちのエネルギー主権にとって重要だ」と強調した。

 


米独首脳、米議会にウクライナ支援迫る 予算調整難航で

2024-02-11 04:32:04 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

【ワシントン=中村亮】

バイデン米大統領は9日、ドイツのショルツ首相とホワイトハウスで会談した。両首脳は米議会にウクライナ支援の継続に向けた予算を確保するように迫った。

バイデン氏は「米議会がウクライナ支援をしないとすれば犯罪的な怠慢に近い。常軌を逸している」と言明した。

 

ウクライナ支援に反対論が目立つ野党・共和党を批判し、支援を盛った緊急予算案を可決するよう重ねて求めた。

ショルツ氏も「米国や欧州諸国の支援がなければウクライナが自国を守れる可能性がない」と話し、共和党に支援への協力を促した。「ウクライナ支援に全力を尽くす必要がある」と強調した。

 

上院はウクライナやイスラエルへの支援を含む緊急予算案の採決に向けた手続きを進めている。予算案に当初盛った米南部の国境管理対策は削除した。共和党が対策について不十分だと主張したからだ。

上院が緊急予算案を可決しても共和党が多数派の下院が否決する可能性が残る。下院共和党では予算案をイスラエル支援に限ったり、強力な国境対策とセットにしたりすべきだとの意見がある。

 

米ホワイトハウスの声明によると、首脳会談では中東情勢も議題にのぼった。パレスチナ自治区ガザの一般市民を保護する必要があると確認した。

ガザで攻勢を続ける構えのイスラエルに市民の被害を最小限に抑えるよう念押しする狙いがある。

 


トランプ前大統領、選挙演説での「異様な容貌」に支持者の怒りが殺到...「メイク担当者をクビにしろ!」

2024-02-11 04:21:55 | 米大統領選2024、トランプ政権2025.1.20~

大統領選中のドナルド・トランプ前大統領

 

<大統領選に向けて共和党の候補者レースを独走するトランプ前大統領だが、不自然すぎるメイクは支持者にも大不評>

ドナルド・トランプ前大統領の「外見」が再び大きな注目を集めている。ソーシャルメディア上では、トランプが施しているメイクの「失敗」を指摘し、メイク担当者を「解雇せよ!」と訴える声が上がっている。

投稿された動画に映るトランプの顔を見ると、髪の生え際や耳の色とは完全に違う、明らかに不自然に黒ずんだ色をしているのが分かる。

 

■【動画】「なんだこの顔」「メイク担当者はクビ!」...トランプの「異様な容貌」に、支持者に困惑と怒り広がる



X(旧ツイッター)上には複数の写真が投稿されており、トランプのメイクの質を疑問視する声がある。色選びがおかしい、ぼかしが不十分、ハイライトを使いすぎなどの指摘だ。

ユーザーの中には、2024年の米大統領選に向けて共和党の候補者指名を獲得するために各地で遊説を行っているトランプが雇ったのは、メイクアップアーティストではなく(エンバーミングをする)「葬儀屋」に違いないとまで断言する者もいた。

 

ある人物は、1月23日に実施されたニューハンプシャー州予備選での勝利を受けて演説するトランプの動画の下に「トランプのことは大好きだけど、これはひどい!彼はメイク担当者をクビにすべきだ」と書き込んだ。

別の人物は、「トランプは彼のメイクを担当している葬儀屋を解雇すべきだ。そもそもどうして葬儀屋が彼のメイクをしているんだ?」と投稿。

また別の人物は、さらにこうつけ加えた。「トランプのメイクはひどい!ハイライトが多すぎる!メイク担当者をクビにすべきだ!メイクなしの彼が見たい」

 

「あの髪型」と全然ちがうトランプの写真

ポッドキャストの番組を持っているビル・ミッチェルは、「誰かがトランプのメイク担当者をクビにすべきなのは間違いない」と投稿。

トランプの写真の頭部に矢印を描き、生え際とメイクの間の隙間(塗り忘れ)を指摘した。

 

トランプについては長年、その外見が議論の的になってきた。最近では、トレードマークであるはずの「作り込まれた髪型」とはまったく違う、薄くなった頭皮が露わな写真も投稿されて話題となった。

さらに、2023年には「匂い」までもが話題になった。トランプを声高に批判している共和党のアダム・キンジンガー下院議員が12月、トランプの匂いは「本当に強烈」だとXに投稿したのだ。

 

「匂い」問題にトランプ陣営が猛反論

「彼の周りにいる人々がその匂いについて話題にしてこなかったのは、本当に驚きだ」と彼は書き込み、さらにこう続けた。「できればマスクをするべきだ」

キンジンガーはまた、ニュースサイト「メディアズタッチ・ネットワーク」に対して、トランプの匂いは「脇の下とケチャップ、お尻とメイクアップを全部ミキサーに入れて、それを香水として瓶に入れたような」ようだったと述べ、こうつけ加えた。「そういうことだ。今までみんながこのことを知らなかったことに驚いている」


この発言を受けて、トランプの広報担当者は英インディペンデント紙に対して、「アダム・キンジンガーはテレビの生放送中におならをした。彼は失業中の詐欺師だ」と述べ、さらにこう続けた。

「彼は自分の国を貶め、自分の周りにいる全ての人をばかにしている。それは彼が、自分の人生が惨めなものになったことに腹を立てている悲しい人間だからだ」

 

NEWSWEEK記事 2024.02.10より引用