☆「エコール」
監督:ルシール・アザリロヴィック
出演:ゾエ・オークレール、ベランジェール・オーブルージュ、リア・ブライダロリ、マリオン・コティヤール、エレーヌ・ドゥ・フジュロール
大ヒットホラー映画「サスペリア」の元にもなったフランク・ヴェデキントの「ミネハハ」原作に、閉ざされた世界で少女たちの美しく幻想的な世界を描いた作品。(どうやらこの「サスペリア」の元になったというのは誤りのようです。監督ルシール・アザリロヴィックがインタビューで話した思い込みが宣伝材料とされ、文字になって一人歩きしてしまったものであり、実際は「ミネハハ」は「サスぺリア」の元ネタではないそうです)
っとあらすじだけ聞けばファンタジーな感じですが、正直この作品はいかがなものか( ̄□ ̄;?
日本でこんなの撮ったら間違えなく児童ポルノですよ( ̄□ ̄;
別に必要ないんじゃないの?ってくらい裸が出てくるし。
果たしてこれが美しいのだろうか?
僕は美しいとも幻想的とも思えなかったなぁ。
まさにロリコン趣味の人のための映画。
案の定そのての方々には大人気みたいで。
まぁ、アート系映画が好きな人は好きかもしれないけど。
ロリコン男の監督が撮ったんだろうと思ったら、女性の監督ルシール・アザリロヴィックで少し驚き(^-^;
オープニングでいきなりエンドクレジットが流れ最初はDVDが壊れたのかと。
この手法は画期的???って言うの???
初っ端から少しイラっとする( ̄□ ̄;
ストーリーもこれと言って何も起こらず、ただ淡々と少女たちを映し出すだけ。
後はもう睡魔との闘い。
辛かった~(>_<)
何故この学校に来た少女が裸で棺桶に入れられているのか?
少女たちはどこから来たのか?
劇中では何も語られてません。
この学校にいられるのは7年だけで、少女から少し大人へと成長した少女たちはダンスの成果を披露し学校を去らなければなりません。
ラストで学校を出た彼女たちが、街中の噴水で水浴びをし、初めて同い年の少年と出会うのですが、無防備な少女に対し少年の笑顔がすごく危険に見えた。
なんか田舎から出てきた純情少女が東京で悪い男に引っかかる感じで(^-^;