りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「ハンニバル・ライジング」観て来ました♪

2007年04月22日 04時08分32秒 | 映画
☆「ハンニバル・ライジング」
監督:ピーター・ウェーバー
出演:ギャスパー・ウリエル、コン・リー、リス・エヴァンス、ケヴィン・マクキッド、スティーヴン・ウォーターズ、リチャード・ブレイク


天才的精神科医にして人肉嗜好の連続猟奇殺人犯ハンニバル・レクターの若き日を描いた「羊たちの沈黙」「ハンニバル」「レッド・ドラゴン」に続くシリーズ4作目。
アンソニー・ホプキンスが演じたハンニバル・レクターを「ロング・エンゲージメント」で注目を集めフランスの若手俳優ギャスパー・ウリエルが演じます。
色白で無表情な顔は時折ゾッとさせる、まさにレクターって感じ、怖いです。

今作ではどのうような過程で殺人鬼ハンニバル・レクターが生まれたのかが描かれています。
まぁ、あんな過去があったならこのモンスターが生まれたのも納得(^-^;
ただ幼年期から青年期へと移り、妹を惨殺した男たちを1人1人復讐していくのですがその方法も残酷(>_<)
殺害した後、頬肉を串刺しにしてキノコと一緒に焼いたり、生で食べたり。
お馴染みレクターの人肉嗜好(カニバリズム)、エグイです(>_<)

レクターの人格形成に多大な影響を与える日本人で叔母のレディ・ムラサキには中国のトップ女優コン・リーが。
カタコト日本語を喋るシーンはなかったからいいけど、日本人なんだから日本の女優さんに演じて欲しかったなぁ。

ここでも御多分に漏れず不思議な国日本が描かれています(笑)
レディ・ムラサキの家には祭壇に武者鎧が祭られていて、なぜか天井から浄瑠璃人形が何体も吊るされています(^-^;
大きな鉢にはまるでお寺にある煙を浴びると頭が良くなる、体の悪い所が良くなる線香のように何本もさしてあるし(^-^;
そもそも名前がムラサキって(^-^;!?
原作者のトマス・ハリスが紫式部を基に付けたらしいのですが(^-^;
まだまだ誤解されてる日本・・・
タランティーノのように狙って制作するならまだしも、いい加減もう少し日本文化について勉強して欲しい(^-^;

作品的にはちょっと物足りない感じが。
復讐劇もなんか大雑把なように感じてしまって(^-^;
やっぱり1作目「羊たちの沈黙」の方が面白かったなぁ(^-^;