
☆『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』
(原題:RISE OF THE PLANET OF THE APES)
監督:ルパート・ワイアット
出演:ジェームズ・フランコ、フリーダ・ピント、ジョン・リスゴー、ブライアン・コックス、トム・フェルトン、アンディ・サーキス、デヴィッド・オイェロウォ、タイラー・ラビーン、ジェイミー・ハリス、デヴィッド・ヒューレット、タイ・オルソン、マディソン・ベル、マケンナ・ジョイ、カリン・コノヴァル、テリー・ノタリー、リチャード・ライディングス
ピエール・ブール原作のSF小説を基に映画化された大ヒットシリーズ『猿の惑星』最新作。
アルツハイマー治療の新薬研究を行う神経科学者ウィル・ロッドマンを演じるのは『スパイダーマン』シリーズ、『127時間』のジェームズ・フランコ。
動物園の獣医キャロラインには『スラムドッグ$ミリオネア』、『インモータルズ -神々の戦い-』のフリーダ・ピント。
アルツハイマーを患うウィルの父チャールズには『ハリーとヘンダスン一家』、『クリフハンガー』のジョン・リスゴー。
高度な知能を持つチンパンジー・シーザーには『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズのゴラム役、『デス・フロント』のアンディ・サーキス。
シーザーを虐待する類人猿保護施設の職員ドッジには『ハリー・ポッター』シリーズのドラコ・マルフォイを演じたトム・フェルトンが。
あまりの変わり様に全く気づきませんでしたよ(^ー^;(笑)
これまでのシリーズを基にしながらも、オリジナルストーリーと新たな解釈で大幅アレンジ、新シリーズ第1作目となる本作。
『バットマン』や『スタートレック』など、ここ数年こういったマンネリ打破&新たなファン獲得のため、これまでのシリーズを一新したRegeneration作品が多く製作されていますね。
しかし、それらが全て成功するとは限らず、失敗に終わる事も。
それが人気作品人気作品になれば尚更。
オールドファンを納得させるのはなかなか難しいもので。
本作も期待半分、不安半分で鑑賞。
これが意外と面白かった(^ー^)
新シリーズ1作目となる本作では、人間にかわり猿が地球を支配する以前、『猿の惑星』の発端となる物語が描かれております。
何故人類が滅びたのか?
高度な知能を持った猿はどのように誕生し、地球を支配したのか?
などなど、謎の多かった事柄も明らかに。
人類が滅んだ原因も、これまでは核戦争から、アルツハイマー治療の新薬開発により誕生したウイルスに。
シーザーをはじめ、物語の核となる猿たちも、これまでの特殊メイクにかわり役者によるモーションキャプチャと最新CGI技術を使用。
これにより、今まで表現困難だった細かい表情や仕草、動きなどを見事に表現。
ウィルとシーザーとの絆、親子愛などもしっかり描かれており、途中ホロっとくるシーンも。
ラストのゴールデンゲートブリッジでの猿VS人間のシーンも迫力あり☆
ストーリーのテンポも良くラストまで飽きる事なく観る事が☆
これは大画面で観て良かったなぁ(^ー^)
今後シリーズ化されるようなので、次回作も楽しみです☆