Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

顎関節症

2008-07-24 11:04:48 | Weblog
先日、目が覚めたら、突然に口が開かなくなっていました

どのくらい開かないのかというと、うどん一本、スパゲティなら二本を、口の中央からやっとすすれる程度です

思うように話せないし、物は食べられないし、とにかく痛い

右の耳付近の顎の骨が、ものすごーーーーく痛いんですよ

歯の治療で神経に触った時のズキーンっていう痛みが、もうちょっと太くなった感じで・・・

2~3年前から、年に一、二回、朝起きると突然こんな状態になっていることがあります

たいていは一日か二日でよくなるのですが、回数を重ねるごとに、口が開かなくなってきているような気がしています

去年、この症状が丸三日も続いたことがあって、さすがに病院に行ってみようかと思ったのですが、何科を受診してよいのかわからず、なんだかんだいっているうちに良くなったので、そのまま放置してしまいました

これってやっぱり顎関節症なのかなぁ・・・・?

今回は、今までで一番痛みが強くて、口も開かなかったのですが、一日で回復してしまいました

病院に行くべきなのか、そうでもないのか・・・

迷うところです

ベーレンライター

2008-07-24 00:39:00 | Weblog
ペータース版で挑戦していた「フィガロの結婚」

ほとんどの歌手の方がペータースを使っているけど・・・とお聞きしたのですが、
どうやら私には向いていない様子

理由がいくつかあるのですが、まず始めに、どうしてもピアノパートが弾きにくいということ

オケ編曲に慣れているピアニストなら問題無いのですが、私のようなタイプは難しければ難しいほど「弾ききってやる」とムキになってしまうので、必要の無い練習の末→省略という、本当に無駄な時間がかかってしまうんです


理由その2。

ペータースは歌詞がドイツ語表記で、その下にとっても小さくイタリア語の歌詞が書いてあるんです。

ベーレンライターはその逆なので・・・・

私のように両言語ともできない場合は、やっぱり歌詞は見易い方がいいですね


音の違いや、ナンバー表記の違いなど、その他にもいろいろあるのですが、私的にはベーレンライター版がお気に入りです


それにしてもオペラの伴奏は奥が深い

各言語ができる事、各時代背景(歴史や文化)に造詣が深いこと、オーケストレーションを熟知している事、発声がわかる事、それら諸々の上に、当然のようにピアノが弾けなければいけないので・・・・

コレペティ経由で有名指揮者が生まれるのも納得です


いざ挑戦してみると、いろいろ気になるところが出てきて大変なのですが(そして、それが面白いんですよ~~~)、全部調べているにはあまりに時間が足りません。


私はイタリア語も全然できないので、セッコ部分などは大変です

とにかく録音を聞いて発音を覚えて・・・

日本語訳を見て、内容を確認

それからできるだけ沢山の演奏を聴いて、

「あ~、この人はこんな風に表現するんだ・・・」

とか

「ここでこの演技だから、こんな伴奏をつけるんだ・・」

とか、そんなことをいちいち繰り返しています

(必要ないと言われても、そういうところが気になってしまう難儀な性格なんですねぇ~

しばらくそんな事を続けていると、オペラの全体像が見えてきて、自分なりのちょっとした発見が出てきたりするので、これがまた楽しい

俗な事を言うようですが、やっぱりモーツアルトって天才だったんだな~と思ったりしているわけです



1万円以上も出して購入したこの楽譜。

楽譜を広げたまま居眠りをしてしまった私が悪いのですが、購入3日目にして我が家のラブ君がバリバリむしゃむしゃ・・・・

慌てて口から引っ張り出して、セロハンテープで修正してみましたが、このような無残な姿になってしまいました