Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

移調の技

2009-04-16 15:01:35 | Weblog
先日、フランス歌曲をご専門としているテノール歌手の方から、興味深いお話を聞きました。

フランスのピアニストの方は'五線をずらす’という考え方で移調の訓練をするのだとか。
(↑内容については省略してます)


ほうほう。

ソの音をミで考えるなら・・・なんとか(想像がつく範囲)

ソの音をドで考えるなら・・・あぁ、もう、どれがレでミなんだか

ソの音をファで考えるなら・・・ファは丸に棒ささって無いしっ

・・・・・

あぁ、やっぱり才能ゼロ


でもこうしてみると、自分の欠点、問題点がよくわかります。


移調の練習をするとき、「この音を一度下げて・・・」とか「二度上がるから・・・」と考えたら、私の場合は、完全にアウト

元の譜面どおりで弾くにも、何調だったか、どんな音だったのか、さっぱり見失ってしまいます。

なので、移調をする時、音を読まずに、響きを想像して行ったほうが、頭の中では音楽が鳴ります。

頭で音楽が鳴るのに、手がついてこないのは何故だろう?と思うのですが、私は初見が苦手なタイプ。

練習に練習を重ねて弾くので、手のポジションをしっかりおぼえているんですね。

当たり前のことですが、ピアノは黒鍵と白鍵があるので、移調して弾くときに、手のポジションが元の調と同じとはならないんです。

初見で移調しようとしても、目で見た楽譜の音のポジションをとろうとしているので、そこで躓いてしまうんだなぁ・・・と。



声楽の楽譜を五線と♪のパートを二枚に重ねるような作りにして'何調でも弾けちゃう楽譜’として売り出したらどうでしょう?

トレース紙みたいなのに♪を印刷しておいて、歌手の方の調子に合わせて、五線譜の上をずらして弾けばOKに

ぷぷぷ

こんなズルを考える暇があったら、練習したほうがいいですね

楽譜があれば簡単に移調できるかというと、各調によって感じる'色’が違うので、案外そう便利にならないだろうと思います