Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

クマにご注意

2007-09-10 19:59:48 | Weblog
クマといえば知床が有名ですが、道南にもヒグマは多く生息しています


私が乗っていた馬(アメリカンクオーターホース)の馬主さんに聞いたのですが、ヒグマに襲われたことがきっかけで、こちらの牧場に馬を預けることにしたんだそう・・・
(ここにもクマはでるんですけどね

そのとき、運良く馬たちは逃げ延びることができたのですが、いざヒグマを捕まえてみたら400キロの大きさだったんですって

ヒグマといっても、400キロといえばかなりの大きさです


すごいですね~~



※写真のクマさんは、温泉旅館でお迎えしてくれた剥製のヒグマ君です



恥ずかしながら・・・・

2007-09-09 19:57:47 | Weblog
突然ですが、初めて落馬しちゃいました

それも動いている時ではなく、全く何もしていない時です


私、父、男性の3人に対し、先生が一人ついているのですが、それぞれが馬に乗り「ちょっと待っててくださいね~。」と先生が自分の馬に乗ろうとした瞬間・・・・


隣の男性が、ナポレオンの銅像のような状態になっていました

「え?」と思った直後、その馬の後ろ足2本が跳んでくるのが見え、私の馬が蹴られました・・・・・・・


どうやら本当に蹴られてHITしていたらしいのですが、私のほうは

「ぎょええええええええ

といった状態で、何がなんだかわかっていません。


暴れる馬に「これはヤバイ」と思いながら、必死でこらえようとしましたが、私の馬が横蹴りし返すこと数回。


案の定、馬から落馬しました・・・・


でも、人間って案外ピンチの時ほど冷静になれるものですね


「今だ

的な瞬間を感じ、バランスを崩しながらも自らあぶみを蹴って飛び降りていました


後から「猿飛サスケか何かのような立派な落ち方だったよ」言われましたが、何にもうれしくありません




私「・・・・・あの・・・落ちちゃったんですけど。」

周囲「・・・・・・・・・」

私「エヘヘ落ちちゃいました。」

周囲「・・・・・・・・・・・・・・」



周囲の皆さんは完全にフリーズ状態で、しばらく無言の状態が続いていました。
(両親がいたのに、大丈夫?の一言もなかったんですよ


私「・・・・すいません。落ちちゃいました。」


周囲「・・・・・・・・・」

先生「・・・・・ケ・・・ケガはないですか


私「・・・・すいません。全くなんともないみたいです


といった具合。

90分の乗馬の予定が、2時間半以上馬に乗ることとなってしまったのですが(先生のサービス????)、私を除いた残り二人(父と男性)は、帰るときまで一言も口を開くことがありませんでした



親友が乗馬を習っているので、落馬の話は何回か聞いていましたが、まさか自分がこんなことになろうとは・・・・

なかなかショッキングな体験でした


でも、本当にケガはなく、体はなんの問題もありません。


翌日からガニ股歩きになってしまったのは、筋肉痛のせいでしょう

乗馬

2007-09-08 19:55:56 | Weblog
アウトドア派の私

北海道での楽しみ(趣味?)として夏時期は、カヌー、乗馬を少々やります

乗馬といっても、ライセンスがあるわけではなく、遊びの範囲で外乗させてくれる牧場に行っているだけなのですが・・・

なかなか時間がとれないので、しょっちゅう通っているわけではなく、今回も久しぶりの乗馬です

なんと今回「早足」を初体験

10mくらいですが、軽く走っちゃいました


もちろん、私が上手なわけではなく、お馬さんが立派なだけですよ
誤解しないでくださいね

きちんと調教されていて従順なお馬さんたちは、私のようなヘタな指示でも、

「仕事だからしかたない・・・。言うことききますよ~・・・こんな感じでいいでしょう~~

といった感じで、お付き合いくださるのです

とはいっても、引き馬では無いので、あまりにもぼさっとしていると、道端の草(山の中をホーストレッキングします)を食べて歩いてくれません

自然に手綱のテンションを感じたりするようになるので、十分乗馬を楽しめるんです

次回はもっときちんと「早足」を教えてくれるそうなので、今からとっても楽しみです

お楽しみ

2007-09-07 19:54:47 | Weblog

函館に帰ったときの楽しみの一つが「温泉」です

いろいろな種類の泉質があり、ロケーションも豊か

そして何より格安であるのが嬉しいですね


400円の料金で、温泉、露天風呂、サウナ付は当たり前

温泉の種類が2種だったり、サウナもミストとスチームを兼ね備えているところもあるんです


私の函館でのオススメ温泉BEST3をご紹介

1位:清龍園(八雲町)http://www.knkanko.com/

2位:大船温泉http://www.city.hakodate.hokkaido.jp/minamikayabe/b_kanko2onsen.html

3位:陣川温泉http://www15.ocn.ne.jp/~jinnkawa/onnsenn.htm


です

硫黄泉好きの私

時にはパークゴルフも楽しみつつ、温泉を満喫しています

休憩でビールを飲み、またサウナに入るのが最高なんですよね~~


清龍園では、生ちらしを頼むとウニがのってくるのですが(ある時のみ)、このウニがスペシャルに美味しいんです

ちょっと気軽に出会えるウニではありませんよ

そして、トマトときゅうりのサラダ、ポテトフライ

こちらの野菜は、温泉の地熱を利用した自家製お野菜なんです

一度食べたらやめられないんですよね


機会がありましたらぜひ足をお運びください

函館公演決定

2007-09-06 19:53:23 | Weblog
来年に予定している、ヴァイオリニスト 斎木なつめさんとのデュオリサイタルの函館公演が決まりました


東京と函館の2公演になります

日程は

東京 2月3日 内幸町ホール

函館 3月2日 函館市公民館(青柳町)

です


函館の会場は、護国神社のすぐ下(高田屋嘉兵衛像のある坂道、ホテル函館山の真向かいです)にあります


昭和一年の建造物であるこのホール

ちょっとだけかび臭いですが、趣き溢れる素敵な会場です


窓からは函館の海と街並みが見え、ホールのちょっとした装飾はアールデコ調

ピアノはスタインウェイですし、いろいろな意味で楽しめます


東京公演とはちょっと違って、函館ならではの'特別’も計画中です


函館の皆様、ぜひいらしてくださいね

人生最悪の出来事

2007-09-05 19:49:21 | Weblog
1年半位前のことですが・・・。

当時住んでいたマンションの部屋に設置されていた、電気温水器が破裂するという、とんでもない被害にあったことがあります

玄関のドアを突き破って、すごい勢いで水が溢れ出ていたらしいのですが、外出中だったため、私は現場を見ていません

電気温水器の老朽化が原因で、交換を怠っていた管理会社に責任があったため、私の落ち度ではなかったのですが、それはそれは大変だったんです・・・・

部屋中浸水し、電化製品は当然ダメになり、外出中で連絡が取れなかったため、知らない人(業者やら管理人やら・・・)に家は出入りされるし、3日間くらい水も使えなくなって

赤ちゃんだったクンクン(おいたち様の白いほうです)は、ハンモックに揺られて水の上をぷかぷか浮いていたそうなんですよ
(↑本当に無事でよかった

床上20cmくらい水が溜まっていたそうです



これが結構、精神的ダメージとなりまして、どうにも我慢が出来ず、逃げるように引越しをしたわけなんですが・・・・

またこんなことが起こってしまい、あの時の不安な気持ちがよみがえって、心臓がバクバクしちゃうんですよね~~


「この部屋は大丈夫」という言葉が、まるっきり信じられない


本当に大変だったので「もう二度とあんな事にはなりたくない」という気持ちだけが私を支配しています



いや~、本当にまいりました・・・

きっと近々、引越しをすることになると思われます

ひえぇぇ~

2007-09-04 19:22:23 | Weblog
我が家に事件が続いております

今朝、ピアノの部屋にあるエアコンから、ダーっと滝のように水がふってきました

慌ててバケツを持ってきましたが、カーペットは水だらけ、ピアノにも水はかかるし、サイアクの状況です

ピアノの外側は、水に濡れても大丈夫な加工になっているのですが、内側が濡れてしまったらお陀仏です・・・

管理会社に連絡をとったりしているうちに、部屋の温度が30度になり、おいたち様も大ピンチ

苦肉の策で、冷蔵庫の扉をあけ、おいたち様を冷却・・・


ちょうどその日の午後、北海道へ発つことになっていたので、エアコンの修理予定は5日後です



この事件を機に、一気に引越しの可能性が高まりました


というのも・・・


先月は真向かいのお部屋で水漏れがあり、我が家の玄関にまで水が浸入

玄関においたち様のペットシーツを二枚ひいていたのですが、外出から帰ってくると、そのペットシーツが座布団のような厚さにふくれあがっていたんです

室内にまでは水はあがりませんでしたが、さすがにショックで・・・・


思い起こせば、一週間くらい前から、室内の湿度が異常なことになっていて、かなり心配をしていたんです。

一日3~4回、除湿機の水を取り替えないとすぐに満水になって運転が止まってしまい、気がつくのが遅れると、湿度75パーセントになっている始末・・・


水漏れ発覚後、工事が終わってからは、全く普通の状態に戻りましたが、なんらかの影響があったのではないかと疑っています

やっとこの時の精神的ダメージから立ち直りつつあったところに、この事件


私の中の心の糸がプッツリ切れました・・・


きっと皆さん、「何もそこまで・・・」と思われるでしょうが、まだ続きがあるんです

次号に続きます




戦いの相手

2007-09-03 20:38:39 | Weblog
時事ネタですが、世界陸上を見ていて思ったこと・・・

アスリートも演奏家も変わらないなぁ


男子100m


準決勝敗退となりましたが、朝原選手はすごくカッコよかったですね

日本ではトップクラスでも、'世界’では届かないメダルの領域。

「どうせ一位をとれないんだから、陸上なんてしなければいいのに。」というようなことを言える超現実派の方々には、この精神性が理解できないことでしょう

一位をとったゲイ選手も、世界記録保持者のパウエル選手も、決勝進出が目標の朝原選手も、なんら違いはありません。

彼らの戦いの相手は常に'自分’だからです。

金メダルをとったゲイ選手の次の目標は、世界記録更新ですし、記録保持者パウエル選手だって金メダルを奪還したい。
「2位でも、3位でも、十分すごいのに・・・」という言葉は通用しないと思います。

少しでも早い記録を出すために、35歳まで走り続けた朝原選手。


生活していくために、自分の限界を見極めることも大切ですが、努力して自分の考える'限界’を超えることって、ものすごい浪漫を感じませんか?


一度でもそういう体験をすると、その快感が病みつきとなって

「また頑張ろう

って思うようになるんですよね


私は自身を「音楽中毒」だと思っていますが、そんな生き方をけっこう気に入ってます

標的を外に作ることは、自己奮起の手段としては簡単ですが、本当の敵はいつも自分の中にあるはず

どうせ磨くのなら、外側よりも内側がいいですね

日々、精進あるのみです


※この記事を書いてる間に、世界陸上が終わってしまいました~~
土佐さんもカッコよかったですね~~

伴奏者の資質

2007-09-01 18:16:50 | Weblog
お友達のご主人であるヴァイオリニストの方の体験談なのですが・・・・


彼がボストンに留学していた頃、とあるオーディションを受けることになったそうです。

当日の朝、伴奏を頼んでいたピアニストから

「熱が出たので、オーディションには行けないから。」

との一方的な電話が


困りましたが、どうしようもないので、オーディション先に電話をして事情を話すと、

「あぁ、いいよ、いいよ。うちの受付の子、ピアノが上手なんだよ。多分だいじょうぶだから、楽譜持っておいでね。」

との返事がかえってきたそうです。

会場に着き、受付の青年に楽譜を渡すと(曲名は忘れてしまいましたが、ブルッフの何かです)、ぱらぱらと譜面をめくって

「大丈夫だと思う。」

と一言。

結局、一度の合わせも、練習も無しで、本番となったのですが、全く完璧な演奏で、いつも以上に気持ちよく弾けてしまったのだそう

そして、オーディションを受けたほとんど半分近くの人が、彼に初見で伴奏をしてもらっていたのだとか・・・

その彼は、現在ジュリアード音楽院の専属伴奏者・講師になっているそうです




すごいですね~~

「できる」のレベルが違います

普通の音大生が1曲を何ヶ月もかけて練習するところを、'初見’でなんでもなく弾けてしまうのですから
言葉にしてしまうと単純ですが、音楽家にとって必要な素養というものが、いろいろな面でずばぬけているんですよね

でも、本当にこういう人がいるんです
(実際に出会うと感動します


演奏家は一つの面だけ突出して優れているかのように思われがちですが、ちゃ~んと土台というものがあって、それらのバランスによって現在のスタイルが成り立っているふしがある・・・・


バランスのとり方って重要な気がします