Risa’s 音楽雑記

ピアニスト 山形リサのブログです。
音楽の話を中心に、日常の出来事などを気ままに綴っています。

2018年スタート

2018-01-12 15:28:56 | Weblog


2018年最初の演奏はテノールの阿宮慎祐さん。

ドイツ歌曲がご専門の阿宮先生。
今度、シューマンの「詩人の恋」をやってみようという話になったのですが、つい数日前にチューバの方ともシューマンの「3つのロマンス」のお話が出たばかり。
なんかシューマン付いてますねぇ。

兎にも角にも練習練習…
私の一番欲しいものは「時間」です!


阿宮慎祐(あみや しんすけ)テノール
東京芸術大学音楽学部声楽家卒業。横浜国立大学大学院教育学研究科修士課程終了。1990年より92年までロータリー財団奨学生としてドイツ・フライブルグ教育大学、総合大学に在籍し研鑚を積む。在独中はエメンディンゲン教会の聖歌隊や金管アンサンブルの指揮者・指導者として奉仕した。またリーベンツェルミッションの教会における特別伝道集会、ケントリンゲン国教会のクリスマス礼拝などにソリストとして招かれ、好評を博す。笠井幹夫、宇佐美桂一、畑中良輔、兵藤豪希、クリストフ・シュヴァルツ、ヘルムトルーデ・ゴットハルト=クラフトの各氏に師事。
IMT伊勢音楽劇場会員。

蝶々夫人

2018-01-11 07:25:22 | Weblog
栗山先生演出の二期会の蝶々夫人を観に行きました。





ファンタスティック!の一言。
ほんとに素晴らしかった!!

「蝶々夫人」はあまり得意な演目じゃないんですが、この日はクライマックスの頃には涙ポロポロ。

まず東京交響楽団の演奏がよかった!
柔らかくて色っぽくてほんとに素敵!
プッチーニの音楽の素晴らしさが、より引き立てられていました。
こんな演奏できるようになりたい。
波のようでした。

舞台は、聞いていた通り、演出が繊細で豪華で、これぞオペラ!といった舞台に大満足!!
衣装の豪華さ、ライティング、色合い、着物の所作、あとはセリフ。
字幕も、言葉の選び方でこんなに雰囲気が変わるんだ…と、とても勉強になりました。
この日の蝶々夫人は、格式高くて上品。

志村さんのボンゾは、どこぞの総本山のトップといった風情で、数ヶ月前に同じく志村さんのボンゾを拝見したのですが、全然雰囲気が違っていてそれにもビックリ。
役者だな〜と聴き惚れちゃいました。

中島さんのスズキも素晴らしかった。

そして私の大嫌いなピンカートンですが、この日のピンカートンは肯定(笑)
なんか若くてスタイル良くてイケメンで、あー、若い日の過ちってやつやっちゃったのねぇ〜と、オバさん全開で初めて受け入れてしまいました(笑)

蝶々夫人の何が苦手かって…
仏壇に向かって、毎日、猿田彦神よ〜ってお祈りするところとか、15歳の女の子の人生をお金で買い捨てしちゃうところとか、子供をなんでか相手の女性に渡しちゃうところとか、今際の際にピンカートンの声に反応するところとかetc。
いちいちイラっとしちゃうのです。
遠い異国のお話だと、何にも気にせず受け入れちゃうのに、ワガママなもんですね!
音楽は最高に素敵なので、やっぱり作品としては素敵なんですけど(笑)

ともあれ二期会の蝶々夫人、非常に幻想的で、私の苦手とするところも全て綺麗に流れておりました!

こういう舞台に一度でいいから立ってみたいです。



UVERworld

2018-01-10 22:46:38 | Weblog


かなーり久しぶりに横浜アリーナに行ってきました。

UVERworld!
トークが熱い(笑)
曲はみんなよくできてるな〜なんて思いながら、カッコイイを満喫!
3時間のパワフルなライブ、ほんとにすごいな〜!

友人は関心のほとんどが音響にあり、私は演出に興味津々。
舞台の演出、構成って、ものすごく大事。
一流どころは、MCなんかも秒単位で計算してますからね〜。

自分はクラシックが専門ですが、舞台はみな共通。
同じクラシック畑出身なのに、舞台の演出、監督をするようになっている友人もたくさんいて、よくそういう話で盛り上がっています。

専門性はもちろん大事ですが、偏りもこわいもの。
自分が最先端で発信するためには、勉強は必須です。
先生も頑張ってますよーの記事でした(笑)

エレーナ先生との思い出

2018-01-09 08:41:58 | Weblog
昨年、エレーナ アシュケナージ先生がお亡くなりになりました。

私の青春時代のほぼ全て。
いろんな思い出が溢れて、なかなか言葉になりません。



門下の中で、エレーナ先生の思い出の写真をアップしよう、という連絡があったのですが、なかなか探すことができずにいて…

実家のピアノ部屋にちゃんとしまってありました。



右のサンタは私の弟です。



旦那様でバイオリニストのフェイギン先生には、号泣しているのを慰めてもらったり、落ち込んでいるところを優しくフォローしてもらったりしていたことを思い出します。
写真は、ウォッカで盛り上がったぞ〜の一枚。

エレーナ先生のボルシチが食べたいな。

petit orchestra2018シーズン定期vol.9 the best of orchestra music

2018-01-08 18:23:02 | Weblog


1月28日のコンサートですが、チケットがsold outとなりました。

12月で全ての受付を終了したとのことですので、新たなご予約、人数の追加はできません。
私の方もお約束いただいた方を優先させていただきますので、ご了承ください。

皆様、本当にありがとうございます。

体調を整え、いい演奏ができるように頑張ります。


明けましておめでとうございます

2018-01-06 10:55:13 | Weblog


明けましておめでとうございます。

いろいろやる気満々で帰函しましたが、すっかり体調を崩して見事なまでの寝正月となりました…。

12月に東京で上咽頭炎と言われ、3週間も抗生物質を飲み、暇を見つけてはネブライザーに通ったのですが、函館入り初日に全く声が出なくなり、掠れるどころか全く音声にならず、会話不能状態。

2日ほどして回復の兆しがみえ、やる気を出して大掃除開始!


すっかり物置部屋となっていたピアノ部屋や、母の部屋の見える部分を整理し、いざ練習!と思ったら、アレルギー発症。



45リットルのゴミ袋が13袋以上出るくらい頑張りましたからね。
…やる気空回り。

大晦日も元旦もアレルギーで、ただただ寝るしかなくなりました。


↑お気の毒ねぇ…と慰めてくれるメルモ。
嬉しいけど、君がくるとアレルギー酷くなるよ…泣

1月2日になり、またまたやる気を出して、ヤマダ電機の初売りへGO!
お目当ては強力な掃除機!
ハウスダストを検知してランプが点灯するタイプのものを選び、またもや掃除に明け暮れる私。
やったー、スッキリ!
と、なったのも束の間。

おおおおかああああさああああんんんんん

と、一昔前の特撮映画の宇宙人のような状態(寒気で身体が痙攣して声にならない)になり、救急車を呼ぶという母をなだめて救急病院へGO。
もれなく高熱ダウンで、今日に至ります…

北海道人だけど、寒さに弱い&自然にも弱いことを証明して帰ってきました。


↑戌年なので、ラブ君登場

いまだ不調で、不安な年明けとなってしまいましたが、今年も頑張ろうと思います。