魔法が解けたそのあとで

結婚、出産、育児、介護、お仕事。来た球を打ち返す、毎日のつれづれをつづりました。

食事。

2008-12-24 13:20:02 | ママになれるかな編
わたしは走っていた。
仕事を終えて、急いで着替えて・・・歩いている間に携帯に電話が入った。

彼はもうお店で待っている。
早く行かないと。

イタリアンレストランで、彼は待っていてくれた。
初めて行くお店だった。

遅くなったことを詫び、席に着いた。
店長さんがオーダーを取りに来てくれた時、
「奥さんですか?」
と聞いたのです。
店長、ナイス
彼は笑って
「妻ではないです」
と返していた。

・・・結婚してから、そのお店に連れて行ってもらいました。
個室でコースをいただいていたときは、感慨深かったですね。
今は妻としてここに来ているなんて。
彼もにこにこしていました。

お食事は美味しく、ヘルシーなイタリアンをいただきました。
何を話していたか、夢中でした。
彼は私服で、お会計をしていた時にジーンズをはいた脚が長いなあ・・・と思って見ていました。
彼はごちそうしてくれました。
その後、何回か食事をした時も、常に彼はわたしに支払いをさせず、ご馳走してくれました。
わたしは駐車場代やお茶代を申し出て払ったことはありましたし、お菓子など用意してお返ししていましたが、割り勘にしたこともありませんでした。
彼は女性には払わせない、という主義のようでした。

初めてのデートに着ていった服を、今でも憶えています。
アンゴラのふわふわなセーター。
もう着ないけど、ずっと取ってあります

彼の印象は、わりと気さくな人で話すのがすきなんだな、と思いました。
食べ方がきれいで、食べ物を残すこともなかった。
2時間くらいだったでしょうか。
駅で別れました。
どこもイヤだと思うところがなかった。
何かひっかかることもなく、ひとつも。
不思議でした。
完全に、恋に落ちていたわたしでした

これからしばらく、とてもとても幸せな日々がわたしに訪れるのです。
本当に幸せでした。
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