今、左腕が痛く、うっすら青いあざが出来始めている。
腕にあまり力が入らない。首も痛い。
以前に夫に腕を掴まれたときは、見事な指のあとがついて青くなった。
その時、夫を怖いと思った。
男が手を出すと言う事がいけないことと言われているが、そのわけが分かった。
女の力なんて、及ばない。だから男は暴力で黙らせられる、それを知っているのだ。
夫と同じ部屋に居て、強気で言い返したりしているけど、怖さがあった。
ドアを閉めたら声は聴こえない。
鍵をかけられたら外から入ってこられない。
怒ったら何をするか分からない。
そういう怖さがあった。
夫は車に行ったのだが、夜中、11時前に戻ってきた。
ドアにロックをかけていたので、鍵を開けても入ってこられなかった。
窓から覗いて
「開けられない?開けられない?」
と声をかけてきた。
ぞっとした。
「なんで?」
と聞いたら
「頭が痛いから、そろそろ入らせて」
と言う。
頭痛薬と水を窓から渡した。
一瞬開けそうになったけど、怖くてダメだった。内側からのロックがかかっていて良かった。
そのあと、1時前に夫から着信があった。音を消していたのだけど、長く鳴っていた。2回かかってきた。
でも出なかった。怖かった。
朝方、ロックは開けておいた。出勤の支度があるから。
朝、顔を合わせたら
「教育方針の違いだけど・・・」
などと言う。そういう問題ではない。暴力があったということだ。
自分の怒りを優先して、娘を思いやれなかったことだ。
あの時、わたしは思った。
「この人は娘を一番に考えられない」
そしてもしかして、娘にも手を上げる時が来るかもしれない。
娘はなんだか不安定で、いつもにましてやだやだ言っている。
抱き締める。
赤ちゃんの時から、怒鳴り声を聞かせていた。
影響が、ないわけがないだろう。
本当に申し訳ない。
間違ってしまった。
夫は「暴力は悪かった」と謝った。
しかし、毎回謝りはするのだ。誓約もするのだ。
そしてそれは夫にとってはなんら意味を持たないことなのだ。
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