あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

三人寄れば文殊の知恵?

2017年07月20日 | 

おもしろい本を読んでいます。

「生活環境のデザイン」の章に気になる記述があります。

 

   「三人寄れば文殊の知恵」という言葉に表されるように、

   多くの人が相談して判断すれば、衆知を集めることになるので、

   ひとりで考えた判断よりも良いものになると、

   一般に信じられているように思える。

 

   しかし実際には、逆の結果になることが多い。

   ひとりで考えれば正解にたどりつけるようなときでも、

   複数の人間が相談して判断すると、正解からは遠ざかり、

   不思議なほど愚かな判断をしてしまうことが少なくない。

 

   集団がこのような愚かさを持ちがちであることから、

   集団思考を「集団的浅慮」とよぶ研究者もいる。

                 以上、抜粋しました。

 

実際に「多数決」で決めてしまうのが正しいとは思えないし、

多人数のあたまかずで決めてしまう怖さもあるよね!

いま現実に!

 

コメント
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