映画化されましたね、これ。
マイケル・ダグラスとデミ・ムーアの共演。
女に翻弄される人の良い中年の男を演じさせたら当代一のマイケル。
そして、この映画に出る前から、名前をもじって“ギミ・モア(Gimme More)”
直訳すると「もっとよこせ」。彼女の出演料がその実力に不相応だという皮肉が
こめられていますね。『ゴースト』の時は可愛かったのに。
上司が女性で男性が部下の場合、セクハラなんてあるのか?
セクハラは常に男から女に向けられるもの、というのが通例。
しかし、セクハラには、権力の濫用、いうのも常である。
そこに性差はないのでは。
まあ、といった感じの内容なのですが、話は単に社内セクハラ騒動だけに
とどまらず、人間関係、駆け引き、企業のグローバリゼーションにおける
さまざまな問題を浮き彫りにしていくのです。
フランスのシモーヌ・ド・ボーヴォワールが残した言葉に
『女が男と同じことをやったからといって、それが真の意味での男女平等ではない』
というのがあるのですが、これを男性側が言うと蔑視ととられるのに対し、
女性側が言ったことに意義があるんですね。
女性から男性へのセクハラがあるということで、世の大半の男性に対する
告発を否定するものではない、とあとがきでも作者はその点についてきちんと
釈明していました。
マイケル・ダグラスとデミ・ムーアの共演。
女に翻弄される人の良い中年の男を演じさせたら当代一のマイケル。
そして、この映画に出る前から、名前をもじって“ギミ・モア(Gimme More)”
直訳すると「もっとよこせ」。彼女の出演料がその実力に不相応だという皮肉が
こめられていますね。『ゴースト』の時は可愛かったのに。
上司が女性で男性が部下の場合、セクハラなんてあるのか?
セクハラは常に男から女に向けられるもの、というのが通例。
しかし、セクハラには、権力の濫用、いうのも常である。
そこに性差はないのでは。
まあ、といった感じの内容なのですが、話は単に社内セクハラ騒動だけに
とどまらず、人間関係、駆け引き、企業のグローバリゼーションにおける
さまざまな問題を浮き彫りにしていくのです。
フランスのシモーヌ・ド・ボーヴォワールが残した言葉に
『女が男と同じことをやったからといって、それが真の意味での男女平等ではない』
というのがあるのですが、これを男性側が言うと蔑視ととられるのに対し、
女性側が言ったことに意義があるんですね。
女性から男性へのセクハラがあるということで、世の大半の男性に対する
告発を否定するものではない、とあとがきでも作者はその点についてきちんと
釈明していました。