今年「も」ではなく「は」ですね、本当にいろいろありましたね。個人的な今年一年としては、振り返ってみれば上半期は「人生の第2章」のために動き出すための準備期間で、資格を取得するために四半世紀ぶりくらいに真面目に勉強し、無事合格。そして下半期は「人生の第2章」いよいよスタート!というわけで、通信制ではありますが、大学生になりました。
仕事しながらですので(社会人学生)ですか。(苦学生)でもいいですけど。
そもそも通信制なので大学のキャンパスに行く機会はほぼ無い(3年か4年に実習はありますが)ですし、ましてやこんな状況ですので、大学の図書館やその他施設は利用制限があるので、キャンパスの並木道を歩いてあの娘に会って・・・みたいなのは無し(涙)。
充実した毎日を過ごせるということが「当たり前ではなかった」と深く感じたこの一年、そういう思いを大事にしないといけませんね。
さて、ジェフリー・ディーヴァーさん。いつ以来だろうと当ブログで調べたら、なんと2011年の2月以来。
この作品は、首から下が麻痺状態の鑑識のスペシャリスト、リンカーン・ライムのシリーズ第5作目。8年以上も間をあけてようやく読んだのにはべつだん意味はありません。忘れてたわけでも飽きちゃったわけでもなく、本屋にいくたびに探してはいたのですが、なかなか出会えませんでした。ネットで本を買ったときに思い出し、シリーズ5作目から8作目まで買っちゃいました。現在では14作目まで出ていますね。
元ニューヨーク市警の鑑識官で、事故により首から上と片手の指1本しか動かなくなってしまったリンカーン・ライムと、現場を捜査するアメリア・サックスとのコンビが難事件を解決していくというこのシリーズ、今作ではサックスが刑事の昇進試験を受けるところからスタート。
音楽学校の学生が校内で殺され、現場に駆け付けるサックス。無線でライムに状況説明をしますが、警備員の話によれば不審な人物は通らなかった、と。鑑識でわかったことは、マジシャンがよく使うグッズが使用されたということで、手品グッズ店の店員のカーラというマジシャンの卵に捜査協力を依頼。
次の殺害は若い男性で、アパートの部屋の手足をテーブルの足に縛られて体が切断されていました。鑑識の結果、馬が関係する「何か」が見つかり、近郊の馬術クラブを探し、会員の女性が見知らぬ男と話していたとの目撃証言があって、捜索すると、今まさに女性が殺される寸前で、どうにか助け出します。被害者は弁護士。不審な男は車に乗って逃げますが車は川に墜落。しかし男は行方不明。
犯人は「なぜ次の犯行が警察にバレたんだ?」と不思議に思います。そして、どのように調べたのか、ライムの家に犯人が侵入し・・・
この犯人のプロファイリングの結果、本名、経歴(元マジシャン)などがわかりますが、犯行動機がわかりません。
そして、このマジシャンが繋がってるとされる極右組織との関係とは。伝説のマジシャン、フーディーニの手品を殺人の手段として再現する目的とは。
シリーズものでは往々にして、回を重ねるにしたがって敵側がだんだん人間離れしていく、というのがあって、「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズでも、犯人がもはや超能力者レベルになっています。このリンカーン・ライムもそのような傾向にあるにはあるのですが、それでウンザリするという気持ちをはるかに上回るストーリー展開の面白さで、最終的に「読んで良かった」と思えて「シリーズ続編をはやく読みたい」と思わせてくれます。
これで今年の投稿は最後になります。お世話になりました。来年は良い年になりますように。
仕事しながらですので(社会人学生)ですか。(苦学生)でもいいですけど。
そもそも通信制なので大学のキャンパスに行く機会はほぼ無い(3年か4年に実習はありますが)ですし、ましてやこんな状況ですので、大学の図書館やその他施設は利用制限があるので、キャンパスの並木道を歩いてあの娘に会って・・・みたいなのは無し(涙)。
充実した毎日を過ごせるということが「当たり前ではなかった」と深く感じたこの一年、そういう思いを大事にしないといけませんね。
さて、ジェフリー・ディーヴァーさん。いつ以来だろうと当ブログで調べたら、なんと2011年の2月以来。
この作品は、首から下が麻痺状態の鑑識のスペシャリスト、リンカーン・ライムのシリーズ第5作目。8年以上も間をあけてようやく読んだのにはべつだん意味はありません。忘れてたわけでも飽きちゃったわけでもなく、本屋にいくたびに探してはいたのですが、なかなか出会えませんでした。ネットで本を買ったときに思い出し、シリーズ5作目から8作目まで買っちゃいました。現在では14作目まで出ていますね。
元ニューヨーク市警の鑑識官で、事故により首から上と片手の指1本しか動かなくなってしまったリンカーン・ライムと、現場を捜査するアメリア・サックスとのコンビが難事件を解決していくというこのシリーズ、今作ではサックスが刑事の昇進試験を受けるところからスタート。
音楽学校の学生が校内で殺され、現場に駆け付けるサックス。無線でライムに状況説明をしますが、警備員の話によれば不審な人物は通らなかった、と。鑑識でわかったことは、マジシャンがよく使うグッズが使用されたということで、手品グッズ店の店員のカーラというマジシャンの卵に捜査協力を依頼。
次の殺害は若い男性で、アパートの部屋の手足をテーブルの足に縛られて体が切断されていました。鑑識の結果、馬が関係する「何か」が見つかり、近郊の馬術クラブを探し、会員の女性が見知らぬ男と話していたとの目撃証言があって、捜索すると、今まさに女性が殺される寸前で、どうにか助け出します。被害者は弁護士。不審な男は車に乗って逃げますが車は川に墜落。しかし男は行方不明。
犯人は「なぜ次の犯行が警察にバレたんだ?」と不思議に思います。そして、どのように調べたのか、ライムの家に犯人が侵入し・・・
この犯人のプロファイリングの結果、本名、経歴(元マジシャン)などがわかりますが、犯行動機がわかりません。
そして、このマジシャンが繋がってるとされる極右組織との関係とは。伝説のマジシャン、フーディーニの手品を殺人の手段として再現する目的とは。
シリーズものでは往々にして、回を重ねるにしたがって敵側がだんだん人間離れしていく、というのがあって、「検屍官ケイ・スカーペッタ」シリーズでも、犯人がもはや超能力者レベルになっています。このリンカーン・ライムもそのような傾向にあるにはあるのですが、それでウンザリするという気持ちをはるかに上回るストーリー展開の面白さで、最終的に「読んで良かった」と思えて「シリーズ続編をはやく読みたい」と思わせてくれます。
これで今年の投稿は最後になります。お世話になりました。来年は良い年になりますように。
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