ロゴス古書

 年年歳歳 花相似たり
 歳歳年年 人同じからず 

夜神楽

2007年08月19日 | 随想・日記

 

 神楽を観にお昼過ぎに家を出た。

途中高速道路の上り線は混雑していたが、

下りは空いていたので、思ったよりも早く着いた。

知人から「先祖のお墓のお参りには、何時も来ないがたまには来たら」と

午前中の進呈著書の中のお手紙を見て、急な旅立ちであった。

朝、池之端の蓮を見て、昼ごろまでゴロゴロしていたのだが、

「風屋日記」で、「今晩神楽を行なう」と読み、どうしても見たくなっての事だった。

花巻に着いてから六軒ほどの家を回り、急いで神楽の会場へ。

高いテントの下での、少し薄暗い電球の明かり、幻想的で神楽舞が引き立って観えた。

土間にゴザを引いた舞台であった。

神楽殿の場所とはちがい、いにしえの舞いさながらの一時、無限郷に浸って還った。

 


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