路地猫~rojineko~

路地で出会った猫と人。気付かなければ出会う事のない風景がある。カメラで紡いだ、小さな小さな物語。

モノノケ

2017-10-15 | ★ほんの日常




モノノケって何でしょう?




Wikipediaで調べたら

「生物に幸福安泰や恵みをもたらす善神の反対の概念」ってな事を

書かれておりましたが、ヒトではない何か。

そうモノです。所謂、「物の怪」なのでございます。



最近流行りのミニマリストには憧れはあるものの手放せない為に

「物の怪」ってのがあるんじゃないかと思うのです。



モノの発するエネルギーというのは使っていないモノが多ければ多い程、

かなりの負のエネルギーを放出しているのではないかと思うのです。

例えば、ハンドメイドの材料や色んな趣味の道具なんかでも

興味を持って作り続けているうちは素敵で大切な材料かも知れませんが

とんとご無沙汰で触ってもいないとなると

次に使われる為にスタンバイしているだけのモノ達というポジションです。

しかし、その趣味が多ければ多い程、スタンバイの数も増える訳で

そのモノ達の「無言の圧力」を感じながら生活しなければいけない。

そう、「次、いつ使って貰えるんですか?」っていう圧力。

必要とされているモノだけなら良いエネルギーが循環しそうですが

使われていないモノが圧倒的に多い事に気が付かなければ

単に生活の中で積み重なって増え続ける。

定期的に家から出すという行為をしなければ

マイナスのエネルギーが充満し続け、負のスパイラルの完成です。



大抵、普通に暮らしているマキシマリストの方ってのは

整理整頓が異常に上手な方が多いと思います。

(↑多分、私はコレに該当すると思う)

何が何処にどれだけ仕舞ってあるか覚えている訳ですし。

しかし、そこは人間。

忘れる事だってあるし、いざ片付けようと思っても

要らないバグみたいな小物が用途もなく

隙間に隠れて増える場面を自ら作ってしまう事だってあるのです。




モノを仕舞う為のモノが必要になりまたモノを増やす…

細かい分別に仕切りを増やす…仕切る為のモノを増やす…

という循環が生まれてしまいます。




モノが多くて楽な事はないのです。





何を持っているか覚える為の脳のスペースも必要になって来ます。

マルチタスクを得意とするマキシマリストの人は

割と苦も無く生活出来てしまうのでしょうが、

あまり家事が得意ではなく、

自分で仕舞っても忘れてしまうタイプの人にはそもそも

収納自体が向いていないと思うのです。

大切な脳のスペースを有効に使う為にも

何が何処にあるかという記憶のメモリよりも

これから先を考える為のメモリとして使う方が

能動的で意志を感じられます。




モノを多く持つ事へステイタスを感じられなくなって来た今、

世の中全体が、モノを持たない生活をいかに快適に過ごすかにシフトしてきています。

何が正解かは人に寄るのでしょうが。















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コメント (2)
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