ドイツの映画です
いつものシネカノン神戸でやっていたので、本当は映画館で試たかったのですが、時間ができたときにはときすでに遅かった。
中越沖地震で柏崎刈羽原発が被害をうけたのとタイミングよく TSUTAYAでDVDを借りて、お盆休みにみました。「起こる可能性のある事故はおこる」と考えなければいけません。そして、この映画でおそろしく感じたのは 人間社会集団の行動にも想定外のことがおこりうるということです。また、持てる者が助かるのが今の社会でもあると思うと やりきれない思いにもなります。
ただ、そこに抗するふたりがさわやかに描かれていたわけで、もっと多くの若い世代にみてもらいたい映画でもあります。
それにしても 撮影のなかで、徐々に髪の毛がぬけているシーンからあとは 完全に頭を丸めた 主人公ハンナの演技は 迫力もあり美しくもありました・・・