きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

六甲道診療所は待ち時間にとても敏感がです

2023-05-28 21:35:34 | 診療
ダイナ分割作業は、不具合データをダイナ本社に調査してもらうために、メールで送付していますが、
その答えがでるまでは、とくになにかやる気がおきず、普段の片付け作業のみに終始した土日です。
 そこで、土曜日はOさんとこにバイク往診のあと、大石の森下そうざい屋さんで3品かって、
オアシスで、キャベツ半分100円かって、一番安い豚肉うすぎりで、回鍋肉。
キャベツ半分でももてあますことになり、日曜日もいつものように、食材半分ぐらいのこるので、回鍋肉2連チャン
 食材としては調味の甜面醤が一番お高くつく感じですね・・・
でも、甜面醤なしでは、回鍋肉ではないですしね、、、
 日曜日は、午前中カルテ整理しながら、コロナ検査のレセプトコメント入力作業、、
5月前半の半月分 で40件ぐらい。そこそこ4月とはあまりかわりない感じですね。
5類になったら、このコメントはインフルエンザ並みになるんやから、
「なんで検査したんや」というコメントもいらのちゃうん、と楽しみにしていましたが、
それはそれ、これはこれ、、?なんじゃそりゃ、、?
せめて、2回検査したとか、抗原検査して、
PCR追加したというときだけコメントがいるインフルエンザみたいにしてほしいなあ、、 
 ダイナのメーリングリストでも、同様のつぶやきが最近つづいていますが、
なにやら、簡単な入力方法がありそうな?ですが、
それって、全員同じ文面でもいいんやろか?
それはあかんやろというふうにおもって、
コメントの出だしは職業からかいてみたりして、
本気度をだしていましたが、あまり意味ない? 
たとえば、全員共通で
「上気道炎症状にはじまり、38度をこえる発熱あり、その後頭痛倦怠感が増悪」
などというのは?でも、全員同じなんてのは、
どうでもいいのでしょうか?
そもそも、中身をみてるんやろか?なにかかいてあればそれでいいのか・・・
うそがつけない?正直者が馬鹿を見る、、世界ですね。
 とぼやきながらも、40件1時間かかって、終了。
 そうそう、、このコロナ抗原検査キットがただで送ってくれた100回分ぐらい。
「エスプライン」という昔インフルエンザでこのキットをつかっていたことがあります。
当時は隔離のところで、検査したら、そのまま、キットを診察室にもってかえって、
(もちろん着替えもないですから)10分のタイマーをおして、なったら、
結果説明という作業をしていました。要するに、その場で結果がでないのが前提でした。
でも、10分後ぐらい(正式には15分)に結果説明しいったら、そのまま、日程説明して処方出して、
かえってもらうという順番で、
(イナビルという吸入に関しては一時期、薬局からきてもらったりしてたので、時間は要しましたが)
、あとはその部屋はあきます。
そして、「ほ」「と」「検査室」のみではなく、いっぱいになってきたら、
ほかのベッドも利用していたようで、予約制ではなかったはず、、、
それでやりくりはできていた、、でも、コロナは5類になっても、
インフルエンザ並みではないのです。
空気感染の性質はあるといわれていたのは今ものこるのです。
おりしも、「麻疹」が発生しましたね。
昔、神戸大学で麻疹がでたときにも、大学の健康管理室から、
六甲道にふられたりしましたね。
空気感染には今の、「ほ」「と」「検査室」の陰圧、紫外線照射が必要なんです。
 ということで、「エスプライン」は新型インフルエンザの時期には役にたちましたが、
コロナの時期には、この部屋のやりくりのなかでは、使い物になりません。
そんなに結果に手間取っていては、次の隔離室確保に間に合わないことになります。
 それでも、只は魅力です。全然見放すかどうか、、考えてみましたが、
まあ、発熱外来の最後だとか、もうその、部屋はあとはせかないというタイミングで、
つかってもいいかもしれませんな。
 定点観測に移行して、今後の動向は、タイムリーにはわからなくなりましたが、GW
あけには、隔日に増加に転じている状況で、
第9波は間違いないようですので、今後も月に70件ぐらいの、
コロナ検査は必要になってきそうですので、検査キットの使いかたに日々、
そろばんはじかないといけませんね、、、(^^;
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やっぱマイナ あかんやろ・・

2023-05-11 20:43:05 | 診療
健康いちばん発行は6月ですが、
四季のカルテ原稿、先行発表、、
マイナトラブルがなんともタイムリー
タイトルをどうするか、迷いましたが、
あやしげですが、
・・・・・・・・・・・・・

晒(さら)される
六甲道診療所 谷口敏光
晒される時代に
ろっこう医療生協では今、サイバー攻撃対策に法人をあげて取り組んでいます。
昨年は国内で被害が多発しました。一瞬にしてシステムが破壊されたり、
顧客情報を盗み取られる被害です。様々なセキュリティー対策に、
医療機関は「人、金、知識」を費やしてきませんでしたし、余裕がないのが現状です。
攻撃をうけると、損害の回復に多大な労力と時間を要し、診療はもちろん各種業務がストップします。
インターネットなど外部につながるシステムはもちろん、
電子カルテのような診療系ネットワークは外部と遮断してセキュリティー面で問題がない
という時代は終わっているようです。
利便性向上という名目で、様々な業者が内部に入り込んでいます。
電子カルテのメンテナンス、検査会社のデータ送受信や様々な機器メンテナンスなど。
保険医協会の調査では 8割近くの医療機関が業者によるリモートメンテナンスを許可しており、
うち5割は利用されるネットワーク機器の質を把握していないといわれます。
医療機関としては「そういう業者はセキュリティーも含めてしっかり対応してくれているはず」
となんとなく思っているだけかもしれません。
まずは、「契約」に基づく責任分界を明確にしていく必要があります。
とまあ、皆さんには関係のないことにみえて、診療所の情報にはたくさんの個人情報が集積しています。
それこそ悪用されてはいけせんし、損なわれることも許されません。

オンライン資格確認も
4月から診療所や薬局受付に「顔認証」機器がおかれています。
これは、「オンライン資格認証」といって、マイナンバーカードを保険証代わりに提示し、
保険証情報だけでなく、受診した医療機関以外で、どんな治療を受け、薬処方が把握できます・・
ただ、正確にはまだタイムリーにとはいかないようですが。
1か月以内の事はわかりません。検査結果などはわかりません。
結局、お薬手帳や他での検査結果用紙を持ってきていただく現状は当分かわりません。
ひとつだけ期待かなと思う事は、複数の薬局を利用している場合、
お薬手帳を沢山お持ちの方がおられます。
しかし、薬局としてはその患者さんの薬はもれなく把握したいのです。
それは診療所も同じ。今の新型コロナウイルスの重症化予防の飲み薬のように、
「併用禁忌」が多数ある場合は苦労してきましたが、タイムリーにわかればメリットかもしれません。
この先「電子処方箋」にも注目です。

この「オンライン資格確認」という作業を受付で遅滞なくすすめるために、
「閉鎖されて」いるべき電子カルテシステムにまた一つ、外との出入口をつくってしまうことになります。
はたして、安全は担保されているのでしょうか。医師会にも相談件数がふえているとききますが、
流れにはあらがえません。万が一被害にあったとしても、診療を継続できるバックアップをしっかりとっておく、
「人、金、知識」が必要です。なおかつ、個人情報の流出につながらない対策を考えていかねばなりません。

マイナカード嫌です
 そもそもマイナンバーカード、まだ私はつくっていません。
保険証が廃止になる話もありますが、それでもマイナは嫌いです。
なんてただの感情論に聞こえますね。デジタル化のメリットを推し進められますが、
すすめておいて被害にあえば個人責任というのはどうなんでしょう

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