きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

後ろに気遣いというもんがないんかえ

2022-10-19 22:35:24 | 日記・エッセイ・コラム
土曜日は 「Q」という演劇をみてきました。
廣瀬すずちゃんや、松たか子、上川隆也のでている、野田秀樹監督の作品です 
といいましても、誘われモードですが、
奥方は高校時代演劇部やったので、その方面は詳しいのですが、
私といえば、淡路の「郷土部」などというそこにしかないような部活、、
なにかというと、人形浄瑠璃のクラブで、夏休みに足もちで御影公会堂に来たけど、
しっかり覚えてなくて、舞台にたてなかった苦い思い出がありましたが、、、
まあ、それも1年ももたんかった脱落組でしたし、、
 人前で何かをするということに、極端に経験も度胸もない人生で、
ギター弾きながら挨拶するとか、
健康づくり講座の締めの挨拶など動画なんてのも
できれば遠慮したいところでしたが、仕方ありません。
 廣瀬すずちゃんは、海街ダイアリーや三度目の殺人で、是枝監督のお気に入りですし、
台本を読ませずに演技させる「子役」を演じさせるのが特徴です。
DVD買ったら、メイキング映像がついてきますが、そのあたりのやり取りをみるのが楽しいものです。
 沈黙のパレードも 映画館ではみなくて、たぶん、半年以上先に発売されるDVDで堪能することになるのでしょうね、、
 
 土曜日の舞台は上本町の新歌舞伎座でですが、阪神電車&近鉄でいくと、結構時間かかる、
途中でトイレにいきたくならないように、昼からずっと水分制限して、
もちろんアルコール禁でのぞみました。席は1階の端っこでしたが、
ストーリーはたぶんおもしろかったのですが、前に座った人が 運悪く大柄な男性、、
傾斜の緩い観客席で、そんな人が前にすわって、
おまけに、ピンと背筋をのばして、四六時中オペラグラスで舞台を熱心にみつづけるものだから、
舞台のセンター部分、舞台幅の半分をその人の影にかくれてしまって、
後ろでこちらがかなり傾けてみても中心人物をまともにみることができない 
休憩15分をはさんだ、 その人物の影がやきついた3時間をすごすことになったわけで、
帰りは地下鉄、JRで帰ってきましたが、疲れていねむってしまいました。

 年末は福山☆冬の大感謝祭が3年ぶりに開催されますが、「野郎夜」はなし、、申し込みは今回はしておりませんが、
コロナ禍での試みとして、「生中継!最前列オンラインチケット!!」なるものを全日程発売されます。
 ありがたいことです、、でも、これも、
電波状態の悪いお山では途切れますので、家で、、
もしくは診療所でみないといけません。
それでも、野郎夜の時のように、男性ばかりで、男子トイレを沢山用意してくれてても、
ステージの途中でトイレにいくは顰蹙ですが、このオンライン視聴であれば、なんぼのんでも、
なんぼトイレで席をはしても気兼ねなしというのいいですよね、
おまけに、最前列ゆえに、「こいつ、邪魔や!頭を小突いてやろか」
というくらいな気分にならずに、いいですよね、、
年末、パシフィコ横浜にでむいて、
オールスタンディングは、もうそろそろ、お年かもしれませんが、
往復運賃3万円、宿泊1万円、
そして、コンサート代金1万円はらうより、
このオンライン最前列観戦なら、ファンクラブ会員価格4300円なり
コロナのおかげですかね、、、、
すみません

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マジシャン とーじいちゃんの整復術

2020-10-20 22:29:48 | 日記・エッセイ・コラム
1月以来お孫ちゃんに会いました。
それも、予期せぬ出来事から
そもそも、先週土曜日が運動会だったのです、台風で延期、そして、おととい土曜日の」はずが、また雨で、ついに昨日に日曜日午前中開催となったわけです。じいちゃんは端から出るつもりもしていなかったのですが、ばあちゃんを会場に送るだけのお役目でした。リビングコープの近くの福池小学校のとなりの公園です。子供が小さい頃はよくリビングコープにつれて買いもにいっていたのですが、最近はまったくご縁なしですが、送って行ってから、診療所で片付け、胃がん検診の画像データ選択などにいそしんでおりましたが、運動会がおわるころに携帯がなって、下のお孫ちゃんが腕を痛がってないていると、、、手をひいていて、倒れそうになった瞬間に腕をひっぱったパターン。だいたいや想像つく話で、「どこか病院つれていったほうがいいか?」とお父さん。「ちょっとまった!今からそっちへ行く」と返事して、再度会場にローバー君とばして、「着くまでになおっとらんとって?!」という妙な祈りをしていました、、???  
 着くなり、じいちゃんが左手で痛がっている右手の肘を握って、肘をかるく屈曲させて、痛い右手(前腕)を回外させる、、手のひらが外側にまわるように回転させると、クリック音(まあきこえるというより術者の左手に感じるのですが)とともに、整復完了。そのとたんに、右上肢を肩の高さよりうえにあげたがらない泣いてたお孫ちゃんは、なんだったんだろうかというほどにたやすく右手を頭の高さまであげて「バイバイ」してくれました。
 これを狙ってたんです、、尊敬のまなざしの、松たか子似のお嫁さんも目を丸くしており、鼻高々

ということで、予定していた昼からの深江往診も含めて、昨日は東灘3往復してしまい、予定していた、問診室のアクリル板設置の段取りは実現せず、材料を購入したにすぎません、、まあ、もうちょっと、位置や角度、高さなどの意見をきいたいと思いますので、よろしくご意見を。

先週の学習会以降、発熱検査外来手上げの動きが急でした
 今日までが一次募集ですが、取り敢えず手上げはしませんでした。
動線の分離(出入口も含めて)、診察室の設置、、それが、空間的にではなく、時間的にといわれて、
先週の毎日の昼からの往診関連の自分の働き様をみていたら、「時間的」分離はとんでもない気持ちになってしまいました。
 近くで手上げしてくれるところがあれば、是非、そこに検査にいってもらうのがいいという気分に
 西病院さんがやってくれたら、高安、西病院にCTとってきてとか、
虫垂炎疑いやけどちょっとCTとってみてもらえへんやろか?など、
六甲道診療所の放射線科や検査室みたいにうまいことつかわせてくれたら、都合のいい関係でありたいなあああああ
 というようなことで、また様子みですが、
そもそも、このインフルエンザとコロナの迅速な抗原検査というものに「乗って」もいいんやろかという疑問があります。
 医療者の感染防止、所長の休業という事態にはなりたくないということも大事であります。
唾液のPCRなら大丈夫だと、、受け取りの危険は所長がうけおってます。
診療所内での検体採取の安全が保障できるスペースはありません。
検査ボックス(公衆電話みないなやつ)を買うという選択もあるけどそれはこの、地価の高い一等地でどこにある?
というような悶々としながら、
医療系ネットニュースサイトでは、手上げなんてとんでも な意見ばかり
 そもそも、抗原検査の信頼性が疑問であり
 手出しは もうすこし先でしょうね、、
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「トロイ戦争はおこらない」を今更にふりかえり

2017-11-19 20:49:11 | 日記・エッセイ・コラム
春のハムレットにつづく、芸文センター 中ホールでの観劇でした。
一か月前のことではありますが、
ちょっと、おもいおこしながら、
大きすぎない、舞台が間近なのがいいです。

どんな内容かわからないながら、 地元鈴木亮平にひかれて、わりと近い座席ゲット


ストーリーはあやふやですが、あとで、パンフレットみながら

 ジャン・ジロドゥがこの作品を発表したのが1935年 第一次世界大戦の記憶が残る中、さらなる新たな火種が生み出され、国際情勢が危うくなっていた。
 この地上から、「戦争」がなくなることのない人間の歴史の愚かさを怜悧に、そして詩的に描いた作品。
 なぜ人間は、何千年も同じような愚行を繰り返すのか、
永遠につづく、この問いに、怒り続けるしかなのか
 こんな今こそ、「人間の可能性」「人間の力」を信じたくなります
 と、宮田慶子さんはパンフレットの冒頭で述べておられます。

  演出の 栗山さんは
 井上ひさしさんが、自身の創作指針として、掲げていた「難しいことをやさしく」からはじまる一連の言葉で、「真面目なことをだらしなく」という一節をあげている
 「日本のへそ」には、この「トロイ戦争は起こらない」と二重写しとなっているところがあり、ほくそ笑んでいると、
ジロドゥは 「世界情勢を戯曲に描こうとしたのではない。戦争と平和を描いたのだ」という
 現実には、ジロドゥは第二次世界大戦終結前になくなってしまったが、それは、幸か不幸か

 龍馬伝の脚本家 福田靖さんがいっている
 僕には、座右の銘があると、
 井上ひさしさんの「むずかいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことをおもしろく」という言葉だと
どんなこともやさしくかみ砕き、それを深く深く考えて、最終的には徹底したエンターテインメントとして表現することが大切なんだと
 だから、今回(龍馬伝でも)も、面白くみているうちに、「何か学んだ気がするな」「考えさせらた気がするな」と感じてもらえればいちばんだと、、

 それにしても、この トロイ戦争はおこらないは
決して、やさしくはなく、なかなかいっぺんではりかいできないものがありましたが、
 あの、第二次世界大戦のただなかで、今に通じる戯曲がつくられたことに感動ではありますが、

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ストレスチェック、ほんとの「資本」のねらいとは

2016-08-07 20:12:06 | 日記・エッセイ・コラム
さすがに、熱帯夜のない お山でも、日曜日こども初期急病センターから帰ってきて、
ワイシャツのアイロンあてして、ダイナの所見入力の残り物を仕上げて、
日が陰る5時ごろでも、室内温度は 30度をくだらない、、 
急病センターでいただくお弁当と、ダイエーで買った ヒラメのアラ煮で、雨のち晴れです。

土曜日は 神戸市医師会館での 産業医講習会は2時からで、
あまり遅刻すると、ポイント3単位がもらえないので、ちょっと急いで、JRに飛び乗り、、、
神戸駅に到着すると、浴衣姿でごった返し、、、でした。 
まあ、2つの講義があったのですが、
一つ目のは「夜間労働による内分泌環境の変化」は、申し訳ないですが、半分居眠り。
 そのあと
 2題目は 「ストレスチェック制度の義務化を見据えた産業医のあり方について」ということで、
 ありきたりな 居眠りのつづきかと思いきや、
この先生の話は 上手いし、まとまっているし、伝達的なものでもなく、
1時間で、こんだけ収穫あったのは久しぶりでした。

自分とこのストレスチェックがどうかというのは、 さておいて、、

この先生、厚労省のストレスチェックに関する6つの委員会のうち、
弁護士関連の1つを除いたものに全部かかわっていると、、、
でもって、最初の出だしから、この制度は ほんとに、難しい、、
ほんとに理解されている人がほとんどいない、、
ほんとに目的をかなえられるかは疑問だと、まで、、言うか・・

そもそも、「今の政権(自民党)と経団連が、
この法律を通すとは思えなかった」ということのようですが、、、
 しかし、その 本当の目標と目的が理解されいないまま 
実施されて、儲けの手段になっている、、ということ
  
そして、強調していたのは、

この目的は
 「労働者のストレス症状のチェックではない」ではないのです。
★ストレス症状のもとになるストレス因子=職場環境のチェック★ だということ
 そして、前々から疑問におもっていた、ことについて、
 相反する「原理」についてです。
これは要するに 個人を特定できるかできないか、、とうこと、、、 
ここを、やむなくというか、クリアーする方策として、
 高ストレス者の面接を ★申し出★にしたこと
 
義務ではないみんなが、書いたチェック表は 
自然と 1割ぐらいが高ストレス者になるような質問なんですね。
 それはそのようになる質問だそうです。
そこで、高ストレス者は申し出るか??
 ここがいたばん疑問でした、、 
 これは、申し出る人はこんな人、、ってパタンがある

そして、申し出る割合は この先生の経験では 
高ストレス者の1割いくかどうかということのようです。
それは覚悟なんですね。

面接指導のことはここでは割愛。

大事なのは こんなことを
メリットがあるとおもってもらわないといけないということです、、
ここが大事

 問題は流れのなかで、申し出た人のことではなく、申し出のない、9割の人たちにある、、
「素直に受ける人」
「面接なんて受けたら目をつけられるだけ、」
「面接しても意味ない」とおもっている人、いろいろ理由ありながら。

この 残り9割の人たちの思いが事業者の考えを変えなければ、目的は絵に描いた餅。
でも、この9割の人たちを 事業者もだれも、知ることはできない、、
実施者はこれを事業者にもらすことができない。
でも、この中に、ヒントが隠されているわけです。

はてさて、、経団連が考える 「生産性向上」が主たる目的だった、ストレスチェック 
それを、働くものにとって、働きやすい健康な職場環境にしていく 方策が必要。
これって、、だれがやるの??

ほんとは今は影の薄い労働組合がすることではないのでしょうが
人を大事にすることを、稼ぎにするか、ほんとに働く者の立場で考えれる「協同組合」であるかです
労働組合がこれをなんとなくスルーしてることが今の日本の現状でしょうね

でも、成功は難しい、、、
いつまでするのな特定健診みたいに、過ぎ去っていくような気がしますが、、、

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郡上おどり 2015報告 その1

2015-07-23 21:24:34 | 日記・エッセイ・コラム
今年も郡上八幡の郡上おどりにいってきました。
医療生協の健康いちばんの 医師コラムの 「四季のカルテ」の締切がすぎてしまったけど
常務のお許しで、昨日投稿しました。

その1ということで、
今年食べた、郡上そばのお話

おととしは 有名 平甚 
 川床をみれる 一等地でした 
 
そして、
去年は 並んだ並んだな、「まつい」
 なにやら新しめつくり
 ライダーグループのうざいお隣さんで興ざめ

そんでもって、今年は、
 駅に近いとこにある、「泉屋」さん

きっと、郡上なら 鶴瓶はきとるはずやと、
ネットで調べたら 2007年ぐらいにきてた・・・
おそるべしNHK

いつもおなじみ「肉桂」のお店と、お味噌と醤油の大黒さんにもいったようですが
まあ、今年も帰りに、この2店でせんべいと、朴葉みそと、たまり買いましたが、

その前に、静かなたたずまいの「泉屋」さんで ぶっかけ蕎麦を食べました。
きっと、今ごろ家族の乾杯したら、この店にくるんちゃうんというような
創業なんねんな、語るじいちゃんと、鶴瓶みたいに、楽しい楽しいおしゃべりしました。

郡上おどりのことをこの人はどう思っているのか、、
おとつぎになった息子さんは、表にはでてこんかったけど、
踊りの時はにぎやかやかでど、間違いなく、ここに残る若者は減るばかりの話も、、

来年もまた来るのは確かですが、泉屋さんにも、きっとまたくる・・・やろね
これを読んだ人も、また行ってください

まだまだつづく、、、
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