きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

今更ながら、太鳳ちゃんの「まれ」を堪能してきました 

2016-08-21 19:15:26 | 旅行
Hさんの、熱 、 Tさんのバルーン閉塞 の 2点気になりながら、の夏休み 
早朝往診しておいて、サンダーバードに乗り込み、 朝からビール
なんか味わいのない金沢駅に到着して、レンタカーとばして、輪島をめざしました。
どうしていまさら、「まんで 能登」?と言われそうですが、たいした理由はありません。
今回は 龍馬とは関連はない
 龍馬なら、 福井県 の越前藩 松平春嶽なんでしょうが、それをスルーして、加賀百万石です。
 まあ、人だらけの金沢駅とはうってかわって、車で1時間半はゆうにかかる輪島
 「まれ」で人気のあったかどうかはわかりませんが、
 朝ドラでは 「朝がきた」や、「とと姉ちゃん」とよりは、
やや不調な部類にな「まれ」は割と所長のお気に入りでしたが、
 輪島にいってみると、まあ、人影のない、、こと・・・・
とりあえず、キリコ会館なるものに、いってみることに、
キリコとは だんじりと ねぶたを を合体させたようなもので、、、
ただ、背の高さが半端ではない、高さだけいえば、
見たことないですが、 高山や祇園祭り以上でしょうね、、
そんでもってそれには山鉾のように車がついていない、、
バランス悪いものを、100人ぐらいで担ぐらしい。
電線がひっかかるので、軒下に設置したのしたと・・・
そんな、「まれ」の年に新築されたキリコ会館ですが、
いってみると、来館者より、スタッフのほうが多い、、
でも、巨大なキリコには感動ですね

そのあとは、県立輪島漆芸美術館に
こちらも、閉館1時間前だったので、またまた、ガラガラ
どんなもんかと、「漆芸」なるものをまったくわかっていないものが、
フラフラと見学。ところが、順にみていくにつれて、感動もの
「まれ」でいってた、塗師屋(ぬしや) というものがどんな風に養成されて、
漆器がどればあ、手間のかかるもんで、こればあ丈夫で、高価なのかもうなづける、、 
我が家のお重を買おうとしたら、小さなものでも、8万円、、
お椀は数万円、結局、1000円ぐらいのスプーンかっただけ、、、
美術館では、 拡大鏡で 漆塗りの断面までみれます。
模様をつける手法に、 「沈金」というのと、
「蒔絵」というのがあることを勉強。
沈金は 昔の、、皆さんはしらないでしょうが、
かろうじて所長が大学入学当時にはのこっていた、「ガリ版」というのににていて、
塗り上げられた漆に模様をいろんなノミみたいなもので、削っていって、
絵のくぼみをつくって、そこに、漆をまずぬって、
乾かない漆は接着剤の役割をしているのですが、
その上に、金粉を塗り込むと 絵が金色に浮き上がってできるという代物。
蒔絵は その真逆で、絵筆で漆で図柄を書いて、
乾かぬうちに、金粉を「蒔く」ということで、金の絵ができるというしくみ。

翌朝は 漆塗りの箸に 図柄を描く 体験工房に。
蒔絵は 漆かぶれが心配でしたので、「沈金」を選択。
 
「さあどうぞ」といわれて、
描いたのは、 晴れ、雲、雨、傘、長靴、下駄の絵をあしらって、
「雨のち晴れ」と彫って、30分ほどで完成。でしたが、、まあ、まあの出来と 自己満足。

そのあとは、こじんまりした。朝市へ
朝市は 毎日やっているらしいですが、
賑わいは 高知の日曜市にくらべると まんで こじんまりですが、 
まあ、海産物は豊富 
とくに、宿でも、能登といえば「のどぐろ」らしく、店先にも のどぐろの一夜干しが並んでいたので、購入。
 朝市の一番奥が、「ドラマ館」、、
「まれ」がバイトしていた店のセッティングが再現されている建物で、満足!!
高知駅前の 龍馬伝のドラマ館がまだいまだににぎわっているのに比べると、やや貧相ではありますが、
まあ、手作りっぽくて、、、きっと、小さな賑わいは絶えないような気がするのは ひいき目かな、、

 そうそう、輪島に向かう、「のと里山海道」には、
途中で、道路に 細工がしてあって、
タイヤ音が「まれ」のテーマソングになるようにしくまれているのです
でも、それって、知っている人はわかるけど

宿が千里浜やったので、2往復して、2回きけて、満足でした。

 
 
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ストレスチェック、ほんとの「資本」のねらいとは

2016-08-07 20:12:06 | 日記・エッセイ・コラム
さすがに、熱帯夜のない お山でも、日曜日こども初期急病センターから帰ってきて、
ワイシャツのアイロンあてして、ダイナの所見入力の残り物を仕上げて、
日が陰る5時ごろでも、室内温度は 30度をくだらない、、 
急病センターでいただくお弁当と、ダイエーで買った ヒラメのアラ煮で、雨のち晴れです。

土曜日は 神戸市医師会館での 産業医講習会は2時からで、
あまり遅刻すると、ポイント3単位がもらえないので、ちょっと急いで、JRに飛び乗り、、、
神戸駅に到着すると、浴衣姿でごった返し、、、でした。 
まあ、2つの講義があったのですが、
一つ目のは「夜間労働による内分泌環境の変化」は、申し訳ないですが、半分居眠り。
 そのあと
 2題目は 「ストレスチェック制度の義務化を見据えた産業医のあり方について」ということで、
 ありきたりな 居眠りのつづきかと思いきや、
この先生の話は 上手いし、まとまっているし、伝達的なものでもなく、
1時間で、こんだけ収穫あったのは久しぶりでした。

自分とこのストレスチェックがどうかというのは、 さておいて、、

この先生、厚労省のストレスチェックに関する6つの委員会のうち、
弁護士関連の1つを除いたものに全部かかわっていると、、、
でもって、最初の出だしから、この制度は ほんとに、難しい、、
ほんとに理解されている人がほとんどいない、、
ほんとに目的をかなえられるかは疑問だと、まで、、言うか・・

そもそも、「今の政権(自民党)と経団連が、
この法律を通すとは思えなかった」ということのようですが、、、
 しかし、その 本当の目標と目的が理解されいないまま 
実施されて、儲けの手段になっている、、ということ
  
そして、強調していたのは、

この目的は
 「労働者のストレス症状のチェックではない」ではないのです。
★ストレス症状のもとになるストレス因子=職場環境のチェック★ だということ
 そして、前々から疑問におもっていた、ことについて、
 相反する「原理」についてです。
これは要するに 個人を特定できるかできないか、、とうこと、、、 
ここを、やむなくというか、クリアーする方策として、
 高ストレス者の面接を ★申し出★にしたこと
 
義務ではないみんなが、書いたチェック表は 
自然と 1割ぐらいが高ストレス者になるような質問なんですね。
 それはそのようになる質問だそうです。
そこで、高ストレス者は申し出るか??
 ここがいたばん疑問でした、、 
 これは、申し出る人はこんな人、、ってパタンがある

そして、申し出る割合は この先生の経験では 
高ストレス者の1割いくかどうかということのようです。
それは覚悟なんですね。

面接指導のことはここでは割愛。

大事なのは こんなことを
メリットがあるとおもってもらわないといけないということです、、
ここが大事

 問題は流れのなかで、申し出た人のことではなく、申し出のない、9割の人たちにある、、
「素直に受ける人」
「面接なんて受けたら目をつけられるだけ、」
「面接しても意味ない」とおもっている人、いろいろ理由ありながら。

この 残り9割の人たちの思いが事業者の考えを変えなければ、目的は絵に描いた餅。
でも、この9割の人たちを 事業者もだれも、知ることはできない、、
実施者はこれを事業者にもらすことができない。
でも、この中に、ヒントが隠されているわけです。

はてさて、、経団連が考える 「生産性向上」が主たる目的だった、ストレスチェック 
それを、働くものにとって、働きやすい健康な職場環境にしていく 方策が必要。
これって、、だれがやるの??

ほんとは今は影の薄い労働組合がすることではないのでしょうが
人を大事にすることを、稼ぎにするか、ほんとに働く者の立場で考えれる「協同組合」であるかです
労働組合がこれをなんとなくスルーしてることが今の日本の現状でしょうね

でも、成功は難しい、、、
いつまでするのな特定健診みたいに、過ぎ去っていくような気がしますが、、、

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