きっと明日は雨のち晴れ

六甲道診療所での仕事は忙しいけど、それなりに楽しい。ちょっとくじけそうなことがあっても、雨のち晴れです

長かったこの1年

2008-12-16 22:15:45 | 日記・エッセイ・コラム

あの日から 胃カメラをするたびに 頭をかすめる毎日
CF CTの結果の電話がかかってきた日のこと
開腹生検のあと予想外の頭痛と吐き気になやまされたこと
腫瘍崩壊で小腸に穴があくかどうか心配した日々
骨髄生検の結果を聞いたのは 四役会議の直前でした
研修医の先生がCTの結果で縮小していることを知らせてくれた日のこと
末梢血幹細胞移植で悩んだ日
治療中のPETは偽陰性がでやすいとつぶやく主治医
でも、最終PETで、きえているようですね と
 ややあいまいな言い方しかしない主治医でことばでも、
やはり付き添いでいった影の主治医はこころの中で
万歳をしていました

どちらにしても、これから再発の恐怖との戦いはつづくのですが、
めざしてきた「寛解」という ひとつのゴールは祝いましょう
今日、復帰という日を迎えることができて、
しずかにいつもどおり雨のち晴れを発行して
いつまでも第20巻がつづくことを祈るしかありません

コメント
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