ここ数日寒い日が続いています。
日中は-7℃、夕方になると-10℃近くなり、
最低気温は-12℃程。
今日の夕方の庭の様子です。雪がハラハラと夕日を浴びながら降っていました。
こんもりとした雪の下にはバラの種ポットが並んでいるはず・・・
こちらは、どちらかというと低気圧通過前後で雪が降る地域で、
ここ数日の強い冬型の気圧配置では雪の方はそれほどでもありません。
このまま、静かに過ぎ去ってもらいたいですが、
冬型で降る地域は連日の大雪で大変なようですね。
さて、今日は夏の百合ヶ原のハイブリッド・コルデジーのバラです。
聞き慣れないバラの系統で、こちらに来て初めて知りました。
ジョン・デイビス(John Davis,Svejda,Canada,1977)
Rosa kordesii H. Wulff × Seedling
百合ヶ原には、コルデジーという系統のバラがいくつか植えられています。
このバラの系統はドイツの育種家コルデスによって作られたものでシュラブに属します。
コルデス社の作ったバラには、アイスバークやアンジェラなど
とても有名なものが多いそうですよ。
さらにカナダの農業研究所がR.rugosaやR.Kordesiiを親あるいは祖先として
耐寒、耐病性の高い品種を開発し、エクスプローラー・シリーズ・コレクションとして
世に送り出しました。
エクスプローラー・シリーズ・コレクションとは、探検家、冒険家の名前を冠する
強耐寒性のバラのシリーズです。
ジョンデイビスは、北極海および極東の探検家のようです。
探検家というと強いイメージがありますが、
ピンクで優しい雰囲気を持つバラは女性的な雰囲気がありますね。
花数がとても多く、見事に咲いている様は、やはり気候に合っているのでしょうね~
それにしてもすごい花数。ただただ、圧倒されました^^;
キャプテン・サミュエル・ホランド
(Captain Samuel Holland,Ogilvie.Iam S,Canada, 1991)
同じくエクスプローラ・シリーズのバラです。
サミュエル・ホランドは測量家だそうです。
雨に打たれて花が下を向いています。
モスローズの後にみると、葉も枝もつぼみも、なんともつるつるとした雰囲気ですね。
ウィリアム・ブース
(William Booth,Agriculure and Agri-Food CA,Canada,1999)
こちらは、一重ですが、色合いや枝葉の様子はキャプテン・サミュエル・ホランドに
似ていますね。
ハイブリッド・コルデジーローズは、耐病性にすぐれていて、
黒点病やうどん粉などにもほとんどかからないと言われています。
でも、耐暑性はどうでしょうね?
やっぱり北国仕様のバラなのかな~?
ウィリアム・バッフィン(William Baffin,1983)
ウィリアム・バッフィンもイングランドの探検家・航海者です。
ウィリアム・ブースを八重咲きにしたような雰囲気です。
エクスプローラー・シリーズ・コレクションのバラ達は他にも・・・
デヴィッド・トンプソン、ヘンリー・ハドソン、マーチン・フロビシャー等、
名札がほとんど残っていないので今はもうわかりませんが、
きっと、百合ヶ原のルゴサコーナーにも沢山あるんだと思います。
イコロにもあるでしょうね。
今度よく見てみようと思います。
ジョンデイビスってバラ、すごいですね。
イヤ ̄~きれい。見事。 ↓のバラも優雅。。
もう学校が始まる?まだ? 大変ね~(*^_^*)~~
来週から新学期が始まります。
あともう少しで解放される~
ガンバリます!
新学期に合わせて住宅街の通学路も
排雪が入って、ダンプやら除雪の重機が
行き交っています。
道路脇は車の高さもはるかにこえる雪の壁が
出来ていますが、排雪したあとは、
あれ?こんなに道幅あったっけ?と思うくらい
広くなってようやく普通の生活になったなと実感。
でも、一たび吹雪けば元通りなのです。
今日のリンダキャンベルもすごい花数ですよ~^^