天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

フレバリーティー

2017-01-21 17:18:05 | 香り
日本語教師の仕事をしているのですが……

冬季の集中講義というのがあって、今はその真っ最中。

春と秋の学期と比べれば短いのですが、その分、準備
期間も短くて、このところあわただしい毎日でした。

そんな中のこと。

おとといの木曜日、授業を終えて帰宅する途中、一人
の時間を楽しもうと、お気に入りのカフェに寄ったの
です。

さあて、飲み物は何にしようかな。

そう思ってメニューをめくっていると、フレバリーティー
の文字に目がとまりました。

そういえば、最近、こういうのを飲んでいなかったなあ。

それで、「アップルマンゴー」というフレーバーのものを
オーダー。

ポットで運ばれてきたお茶は、文句なしに美味でした。

ほんの一瞬で、くつろぎの中に誘ってくれる…そんな
香りのすばらしさ。

でも、もっと驚いたのは、その数分後のことでした。

なんだか、胸の重しが消えてなくなったように、すーっ
と楽になったのです。

この時、気づきました。

ああ、自分はストレスが溜まった状態だったのだ、と。

一杯のフレバリーティーが、そのことに気づかせてくれ
たのです。

このお茶、お店のメニューには、どこのブランドのもの
かは書いてありませんでしたが……

以前飲んだことのある、ムレスナ社のものにとてもよ
く似ていると思いました。

(同じメニューに「ハワイアンベリー」「トロピカルフル
ーツ」というフレーバーもあって、これらは間違いなく
ムレスナのものなので、私が飲んだ「アップルマンゴ
ー」もそうかもしれません。)

ムレスナ社のフレバリーティーは、天然植物香料を使
って香り付けをしているそうです。

植物の香りが、すごい力を発揮してくれるのですね。

仕事の負担が重くなると、どうしても自分の気持ちを
殺して、無理をしてしまいがちになるけれど……

そんなときは、ほんの少し、何かの助けを借りてもい
い。

上質なフレバリーティーは、その一つになり得る。

そう思ったのでした。

*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *

今日の写真は、おとといのお店のフレバリーティー
ではなく、以前、ウチでのティータイムに撮ったもの
です。

このユリの花のカップ、お気に入りなんですよ。

リラの花の匂い

2014-11-23 21:58:05 | 香り
職場で風邪が流行って、それがうつったせいで、しばらく
ブログを書く元気がありませんでした。

幸い週末ゆっくりできて、ほぼリカバー。


そういうわけで、十日ほど前に起こったある出来事を今ま
で書きそびれていたのですが……

忘れてしまわないうちに、今日、ここに書き留めておこうと
思います。

それは、今年の8月、光に還っていった友だち、リラさんを
めぐる、小さな「奇跡」でした。

リラさんのことは、今まで数回、ここに書いたことがあるの
で、覚えてくださっている方もあるでしょうね。

彼女と知り合ったのは、16年前、がんにかかって入院した
時のことでした。

血液の病気で骨髄移植を経験した彼女は、極めて繊細な
心を持ち、多くの困難に傷つきながらも、驚くべき強さでそ
れを乗り越え、生きてきました。

健康を取り戻した彼女は仕事をエネルギッシュにこなし、
見ていてまぶしいほどキラキラしていましたっけ。

けれども、数年前から、再びリラさんの体の自由は次第に
奪われていって……

気管切開をし、人工呼吸器を常時つけた状態になりました。

その状態がどんなものか、実際に経験がなければ、想像す
ことさえも難しいことでしょう。

私にとっても、そうでした。

24時間、ベッドから離れられない。

栄養補給は、「胃ろう」。

そういう状態のリラさんと、メールでどんなことを話したらい
いのだろう。

旅行や食べ物のことは話題にする気になれないし、音楽や
スポーツ観戦、テレビなんかも、興味ないみたい……。

考えあぐねた私は、ある日、彼女にこんなことを聞いてしま
いました。

「好きな匂いは何?」

そんなメールを見て、リラさんはどんなことを思ったのでしょ
う。

「何て的外れな、気の利かない話題のチョイスなんだろう。」

もしかしたら、そんなふうに思ったかもしれません。

でも彼女は、ぷりぷりした様子は毫も見せずに、こんなふう
に返事をくれたのです。

「好きな匂いと訊かれて思い浮かぶのは、子供の頃にライラ
ックが公園にあっていい匂いだった。
今は気管切開をしているから、匂いは殆どしないの。
でも嫌な匂いもしないから、便利な時もあるよ。」

これを読んだとき、私は心の中で思わず「ありがとう!」と叫
んでいたのでした。

そしてこれが、彼女をブログの中で「リラ」さんと呼ぶようにな
ったきっかけだったのですが……(「リラ」は「ライラック」のフ
ランス語名なのです。)


あれはもう、一年半も前のこと。

新しいステージへと旅立ったリラさんの面影も、ほんの少し
ずつ遠くへ行ってしまうような、そんな気がしはじめていた
ある日。

通勤のバスの中で、しばらくぶりにリラさんのことを思い、
ふと開いた本に、こんな俳句があったのです。

この駅の一人の客にリラ匂ふ   篠江 一舟

「私は、ここにいるよ。」

その瞬間、リラさんからの、そんなメッセージを見つけたよ
うな気がして、胸がいっぱいになりました。

リラさん、リラの花の匂いって、どんなだっけ。
ねえ、教えてくれない?

残り香のない服

2013-09-28 14:57:08 | 香り
あまちゃん、とうとう今日で終わっちゃいますね。

朝の楽しみがなくなって、かなしい……。

でも、この半年間、ほんとうに楽しかった。

ありがとう!


さて……

今日の空は青いあおい、秋の空なのに、日射し
はまだ夏のよう。

でも、空気がからっとしていて気持ちいいですね。

今日は仕事がお休みなので、普段着の洗濯をし
ました。

物干し台に、洗いあがったカットソーを干している
と、ほのかなラベンダーの香りがしました。

以前(2011年7月28日付)にも書いたことがありま
すが、私は肌に触れる服の手触りにこだわりたく
て、普段着はいつも付け置き洗いをしています。

そのために使う洗剤を、最近変えました。

それまで使っていた洗剤は、たいていのスーパー
やドラッグストアに置いてあって、一般によく使わ
れているおしゃれ着用の液体洗剤でした。

私は肌や呼吸器などが特に敏感なほうではない
せいか、その洗剤でこれまでに体調が悪くなった
ことはなかったのですが……

洗いあがりの香りが強い、そう感じていました。

きっと、香料は合成のものを使っているからでし
ょう。

香り自体は、合成のものでも、いい香りと感じら
れる場合もあると思いますが、合成のものは、
天然の精油などに比べると、一般に香りが長く
残るようですね。

そういえば、最近、洗剤や柔軟剤の香りで頭痛
がしたり、気分が悪くなったりという健康被害に
ついてよく耳にしますが……

敏感なタイプの方は、合成香料などの化学成分
に反応が出るのでしょうね。

それも、すぐには香りが消えないので、厄介で
す。

それに比べて、今私が使っている洗剤(写真の
もの)は、合成香料を使わないドイツのメーカー
の製品で、香料としてラベンダーの精油を使っ
ているそうです。

それで、干した時にはほのかに香りますが、乾
くまでには香りがなくなって、残りません。

最初は、ちょっともの足りないかな、という気も
したのですが、今は、こっちのほうが気持ちい
いかも……と感じています。

実はこの洗剤、時々オーガニックコスメを買い
に行くあるお店で、プレゼントとしていただいた
もの。

もし、これをもらっていなかったら、今も前と同
じ洗剤を使っていたかもしれません。

お店のプレゼントのおかげで、知らなかったも
のに出会えて、世界が広がりました。

もちろん、合成香料を攻撃したいわけではあり
ません。

私も、これまで数え切れないくらいお世話にな
ってきましたから。

でも、今まで合成香料の洗剤しか使ったことが
ない方も、もし気が向いたら、合成香料を使わ
ない洗剤というのを、ぜひ試してみてください。

今まで無意識にかいでいた香りが、かなり強い
ものだった、そう感じるかもしれません。

そうしたら、その香りで頭痛がする人がいても
不思議じゃない、そう思えるかも。

そして、残り香のない服をまとって、秋の空気
の香りを、めいっぱい胸に吸い込みたくなる、
かもしれません。


ご参考までに……

SONNET ナチュラルウォッシュリキッド
(写真の製品)
全成分:界面活性剤 33.24% 〔純石けん分
(脂肪酸カリウム*)、ヤシ油由来のアルコール
の硫酸塩、オリゴ糖界面活性剤〕、エタノール
(植物性アルコール)、香料(ラベンダー*)、
水    *有機認定あるいは野生採集

空気のよどみに…

2013-07-07 17:00:01 | 香り
今日は七夕なんですね。

子どもの頃は、短冊に願いを書いた笹飾りを川
へ流したものでしたが……

このあたりではもう、そんな習慣もすっかりなくな
ってしまって、ちょっぴり淋しいな。


ところで、今日の暑さは酷いものでした。

気温も35度を超えた上に、湿度もかなり高くて、
まるで蒸し風呂のよう。

そんな時は、家の中の空気もどよーんと重く感じ
られます。

トイレの廊下などは、あまり心地よくない、ちょっ
と生臭いようなにおいがしたりして……

そこで登場するのが、お香です。

このところ、朝起きるとまず一番に、気になる場
所をパトロールし、ムムッと思ったらすぐ、お香
に火をつけます。

それを、あたかも松明のようにかかげて、あたり
を一周。

そうすると……

その「どよーん」がみるみる消えて、すっきりとし
た空間が蘇るのです。

ニオイを消したいなら、消臭スプレーを使うとい
う手もありますが、お香はそれにはない、別次
元の浄化力があるような気がします。

そう、一瞬でその場の空気の波動を高める作
用が、非常に強いのではないか、そう感じるの
です。

お寺でお香が焚かれる意味は、こういうことだ
ったのか、今さらながらにそう思いました。

そうそう、ときどき、薄暗い所でお香を焚いて
いると、かすかにきらきら光るエネルギーの粒
が見えることがあります。

まるでその一つひとつの粒子が意志を持って、
場のヴァイブレーションを上げようとしているか
のように。


今日の写真は、件のパトロールの際に用いて
いるお香三種。

左から時計回りに
「かゆらぎ」シリーズの「緑茶」(日本香堂のもの。
6/30付の記事でも紹介しています。)
「竹の版画」(香彩堂のもの。ベルガモットなどの
シトラス系の香りの中に、確かに「竹」を感じます。)
「天然白檀」(梅薫堂のもの。ほっと落ち着く、いつ
も手元に置きたくなる香り。)


お香狂い

2013-06-30 22:25:28 | 香り
最近、お香の世界にググッと引き込まれてい
ます。(まだ「ドップリ」浸かっている状態では
ないけれど。)

昨日も買い物に出掛けた先で、お香売り場
の前に足は釘付け。

うんうん唸りながら(心の中でですよ)、迷い
にまよって、2アイテムを択んだのでした。

一つは、「かゆらぎ」シリーズ(日本香堂)の
「緑茶」。

火をつけずにそのままかいでも、「確かに緑
茶ね」という印象ですが、今日、火をつけて
みてちょっと驚きました。

「確かに緑茶」を超えていたのです。

これはもう、「緑茶以外の何物でもない」し、
それに加えて、すこぶる品質の高い茶葉数
種を腕利きの茶師がブレンドし、その香りを
最大限に引き出すよう神経を研ぎ澄ませて
淹れた……

そんなとびっきりのお茶の香りがするのです!

しあわせ~。
(お香一本でしあわせって、何かいいなあ。)


残る一つは、写真のセット。

京都の松栄堂という老舗のお香やさんが新し
いライフスタイルに合わせてプロデュースした、
「リスン」というショップのものです。

15種類の香りが2本ずつ組み合わされたこの
セット、カテゴリーが4つに分かれていて、それ
ぞれの香りに英語の名前がついています。
(何と1本1本にその名前が刻印されているん
ですよ。)

どんな名前かといえば……

A Day というカテゴリーには、
MORNING BREEZE
PASSING BY A LADY
AMONG STARS

こんな名前の3本が入っています。

(その他のカテゴリーは、FOUR SEASONS、
MUSIC、DIRECTIONです。)

1本1本香りをかいでみましたが、私はMUSIC
のカテゴリーの中の
CATCH HER BEAT
HIT MY SOUL
という2本が特に気に入りました。(ちょっぴり
くせの強い香りと感じる人もいそうですが、私
にはちょうど、「エッジにはまった」感じがしま
す。)

こちらのほうは、まだ、火をつけていません。

いつ、つけようかな。

その前に、15種類の香りを、目を閉じてかぎ分
けるのにチャレンジしてみるというのも、面白い
かな。

ネロリに恋して

2012-12-02 18:23:25 | 香り
以前にも書きましたが、私はボディケア用品の香りを楽しむ
のが好きで、日々いろいろと試しています。

今、とても気に入っている香りは、ネロリ。

ビターオレンジの花の香りだそうです。

香りの印象は……

オレンジの持つ爽やかさはちゃんとあるけれど、果実のそれ
よりもっとほのかで、やさしくて、決して後を引かずにすっと消
えていく、という感じでしょうか。

まだ少女だった日、散歩で迷い込んだ山道で、露を含んだ名
も知らぬ白い花にふれたとき、ふわっと鼻腔をくすぐった、
あの香りのよう。

たとえずっと一緒にいられなくても、永遠に忘れない恋人のよう
な、そんな香りなのかもしれません。


写真は、そのネロリの香りが楽しめるものたち。

中央の白いチューブは、ボディクリーム。
(Marks & Web ハーバルボディクリーム ネロリ/オレンジ)
これはネロリの精油にオレンジの果皮油を合わせてあります。
仕事の合間にハンドクリームとして使うと、一瞬でウットリ。)

右の茶色のボトルは、ディフューザー用のミストウォーター。
(ネローラ花香房 甘夏ネロリミストウォーター)
熊本県水俣地域でオーガニック栽培された甘夏みかんの花
から作られているそうです。日本産のネロリがあるなんて、初
めて知ったときは感動しました。しかも水俣という地でそれが
栽培されているということの意味は大きいですね。
同じシリーズで化粧水や美容オイルなどもあります。このミスト
ウォーターは本来ディフューザー用なのですが、私は2倍程度
に水で薄めてヘアミストとして使っています。(左側のボトル)
髪が適度に潤うし、香りがほのかで残り過ぎないので、大の
お気に入りです。



香りのオーケストラ

2012-06-24 20:20:17 | 香り
最近、植物の精油(エッセンシャルオイル)の香りの魅力に強く
ひかれています。

数年前から、青森ヒバやティートリーといった、特別好きな精油
だけは身近に置いて、お風呂に入れたり、壜から香りをかいだり
していましたが……

オーラソーマを始めて、日々使っているボトルの香りに魅了され、
その素材としてさまざまな精油が使われていることを知りました。

そんなとき、あるアロマテラピーの専門店の新しいお店のオープ
ンセールで、10本の精油のセットがとても買いやすい値段になっ
ているのを見つけました。

うれしくなって、即、購入して家へ連れて帰ったのでした。

今日の写真のボトルがそれです。(このうち2本だけは、後から
別に買ったもの。)


あたりまえの話ですが、これらの精油の一つひとつは、それぞ
れまったく違う植物からとられていて、香りもほんとうにさまざま
です。

大きなくくりとしては、樹木系、花系、果実系のいずれかに入る
ものがほとんどでしょうが、その一つひとつが、似ているものは
あるとしても、その精油ならではの、ユニークな香りを持ってい
るのです。

場合によってはその強烈な個性のゆえに、ブレンドの組み合わ
せを誤ると、それこそ悲惨なことになってしまいます。

たとえば、この頃私は、天然塩に精油をしみこませた即席のバ
スソルトをいろいろ試しているのですが、それをやり始めてすぐ
の時、

ラベンダー、ベルガモット、イランイラン

という組み合わせでブレンドしてみたことがあったのですが、そ
の香りの印象は……

一言で言えば、甘ったるくて、とても心地よい香りとはいえない
代物、というものでした。(もちろん、香りの好みは人それぞれ
ですが……。)

概して、個性の強い精油は、他のものと合わせるのが難しいと
いえるかもしれません。

でも、最近、意外なことに気づいたんです。

私はふだん、精油のボトルをそれぞれの箱に入れた状態で、
今日の写真に写っているトレンチ型のバッグに収納している
のですが……

そのバッグから、ほのかに、えも言われぬ香りが漂ってくるの
です。

その香りたるや、12種類の精油のそれがみごとに融合、調和
していて、思わずうっとりしてしまうほど。

この素晴らしい香りをかぎたくて、私はこのバッグのファスナ
ーを開けたまま、すぐ横に置いて昼寝をすることもあるんです。

きっとこの香りは、だれもが好きなのではないかしら。

でも、不思議です。

この12本の中には、二、三本で組み合わせるとお互いに相性
のあまりよくないものも含まれているのに……

それが12本まとまると、こんなにも素晴らしいハーモニーを奏
ではじめるのですから。

まるで、香りのオーケストラみたいに。

このオーケストラの奏でるシンフォニーの中では、すべての
精油たちが、あるべくして存在している……

これは、ひとつのミクロコスモスなのだ。

そう思って精油のバッグを見つめていると……バッグの中か
ら何かが勢いよく吹き上がっているのが見えました。

ほとんど透明で、水蒸気に似ていて、でもそれよりももっと
軽やかで、吹き上がるスピードははるかに速いのです。

これは……間違いなく、精油の発しているエネルギーでしょ
う。

これこそ、植物のパワーが凝縮されたもの。

それがどんな力を秘めているのか、その神秘を探求するのが、
たまらなく楽しみです。

「香り」で自分を甘やかす

2012-02-27 21:01:28 | 香り
春の休暇に入ってから、学期中にはなかなか出来ないことに
少しずつ手をつけています。

その中に、「徹底的に自分のご機嫌をとる」ということがあり
ます。

つい先日は、一日名古屋までショッピングに出かけ、いろん
な物を買い込んできました。

ショッピング自体もとてもいい気分転換になるのですが、その
日買った物は今、毎日大活躍してくれています。

例えば、普段着。

出かけるときに着るものよりも、普段着は圧倒的に長い時間
触れているもの。

だから、自分がほんとうに好きだと思えるものを着ることは大
切ですよね。

ついつい陥ってしまいがちの、

外出着のお古 → 普段着 

というパターンを破壊するぞ!

そう決めて、お気に入りのお店に行き、今すぐ着られそうな
トップスを数着選びました。

それを、その日の気分に合わせて着ているのですが、そう
すると自然に、なんだか自分にもっと自信が持てるような、
そんな気がしてくるのです。

急にお客さんが訪ねて来てもOK!

それから、午後のお茶の時間に楽しむチョコレートやドライ
フルーツもたっぷりと仕入れました。


さらにもう一つ、重要なテーマは「香り」。

これも、自分のご機嫌をとるには欠かせない要素ですね。

誰にも、毎日その香りを楽しむお気に入りのモノがあるもの
ですが、私はその種類が結構多いほうかもしれません。

朝の目覚めに使う化粧水と乳液に始まって、デスクワーク
に飽きたときちょっとかぐティーツリーの精油や、水仕事の
後につける果実の香りのハンドクリーム、ベッドに入る前
に体に塗るオーラソーマのボトルなどなど……

極めつけは、一番好きな「青森ヒバ」の精油の香りのバス
ソルトのお風呂にゆっくりとつかること。

もう、ウットリ。

好きな香りって、ちょっとした一過性のうつ状態くらいなら、
一瞬で吹き飛ばしてしまう力がありますよね。

自分を思いっきり「甘やかしたい」ときには、頼りになる心
強い助っ人になってくれそうです。

そんな素敵な香りのおかげで私が感じた「喜び」「幸せ」の
感覚は、宇宙のどこかにあるという、存在するものすべて
の歴史を記録する図書館に集められ、大切に保存され……

やがて、すべてなるものの共有する宝物になる……

私はそう、信じていますよ。



今日の写真は、私の愛用しているもの。
4品とも、香りを楽しんで使っています。

手前のチューブは、ハンドクリーム。「しゃきっとONタイムの」
というコピーの通り、ジューシーながらもきりっとしたバランス
のよさが印象的です。
(AROMAKIFI シャキッとONタイムのハンドクリーム ローズ
マリー&グレープフルーツの香り)

正面奥の2本は、シャンプー&コンディショナー。日本で開発
された、イタリア産のオーガニックハーブを使った製品です。
思わず深呼吸したくなる、ウッディーな香り。
(ヴィア・オルガニカ シャンプー&コンディショナー ユーカリ
&ジュニパー この他に、フェンネル&チェードロの香りもあ
り。)

一番左のピンクのラベルのボトルは、バラの香りのヘアオイ
ル。バラの香りはなんといっても無敵です。
(ヴィーナススパ フレグランスヘアオイル ローズ&ホワイト
フラワー)

これらのおすすめポイントは、その素晴らしい香りのほかに、

◆ノンシリコン
◆パラベン不使用
◆鉱物油不使用

と、比較的刺激の少ない成分で作られていること。
香りもいい上に、体にもいい。毎日使うものだから、それにも
こだわりたいですよね。

スピリットは何の香りがお好き?

2010-03-03 21:54:16 | 香り
青森ヒバという木の香りが大好きです。

もし、この地球上で一つだけ、嗅いでもいい香りを選べと言われ
たら……

うんと迷った末に、きっとこの木のエッセンシャルオイルの香りを
選ぶでしょう。

それも、数年間熟成させたオイルが理想。

その香りは、何と表現したらいいでしょうね。

木の持つ、あのエグみのある青臭さと清清しさを背景に、リンゴ
や柑橘類の果物そのものの甘酸っぱさが精妙にブレンドされて
いる……。

う~ん、うまく言い尽くせていないかなあ。

百聞は一見に何とやら。

どんな香りか興味を持たれた方は、ぜひご自分で確かめてみて
くださいね。


今日の写真はその、青森ヒバオイルのボトル2点。
右側は3年ほど熟成させたヴィンテージもの。(当ブログの2009
年3月24日付にも登場。)
左側は新しいオイルの入ったボトル。右のボトルの中身が残りわ
ずかになったので、最近購入したもの。新しいオイルはまだ青臭
さが目立ちますが、これから熟成が進むのが楽しみー。


さて、このオイル、いろいろな活用法があるんですよ。

オイルの成分に防臭効果のあるものが含まれているので、スプ
レー容器に入れた水にヒバオイルを数滴入れてシュッシュすれ
ば、天然の消臭剤になります。(例えばペットの臭い消しに。)

この香りが好きな人には、リラックス効果も期待できますね。

私の場合は、毎晩お風呂で活用しています。

抗菌効果があるので、、浴室の壁のカビ止めや、マットのぬめり
防止にスプレー。

さらに、これが一番重要なのですが、浴室の空気中に十数回ス
プレーして、ゆっくりと香りを嗅ぎます。

う~ん、たまりません。

一日の疲れがとけていくよう。

さらに、浴室の空気になにやら変化が……?

実は、以前にも書いたように(2009年9月6日付)、私は入浴中、
浴室内に複数の霊的存在(スピリット)らしきエネルギーを目に
するのですが……

ヒバオイル水を空中にスプレーすると、そのエネルギーの動きが
活発になるようなのです。

もしかしたら、うちの浴室に現れるスピリットさんたちは、青森ヒ
バの香りが好きなのかも。

それで、その香りが嗅ぎたくて、集ってくれるのかもしれません。

まあ、本当のところはどうなのか、確かめようはありませんが。

でも、スピリットにも好きな香りがあると、どこかで聞いたことがあ
るような気がします。

例えば、天使はバラのエッセンシャルオイルが好きとか。

あなたも、好きな香りで、試してみませんか?

あなたの好きな香りを好むスピリットさんなら、きっとあなたとの
相性もぴったりでしょうから。


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  * 


香りの話題を、もう一つ。

私の家の辺りでは、もう沈丁花が咲きはじめました。

春の幕開けを告げる、あのラムネのようなさわやかな香りには、
思わず胸が躍りますね。

今春の宴が、楽しく、幸せに満ちたものになりますように。

  沈丁の咲きはじめたる白さかな   星野立子

「香り」のエネルギー

2009-10-24 00:35:52 | 香り
数日前から、外を歩いていると、金木犀の花の甘い香りが漂って
きます。

皆さんのほうでは、いかがですか?


ちょっと長い間、ブログの更新ができませんでした。

特別な理由はなかったのですけれど。

でも、いつもチェックしてくださっている方を、ちょっぴりがっかりさ
せてしまったかも。

ごめんなさい。

ブログを書きたいという意欲は少しも変わっていないので、これか
らも今まで通り、マイペースで更新していきます。

どうぞよろしく。


今日は、「金木犀の香り」をイントロにしたので、その流れで「香り」
とエネルギーをテーマに書いてみます。

「香り」の好みというのは、人によってまさに千差万別ですね。

そして、人ぞれぞれ、好きな香りの系統というのがありますよね。

たとえば、香水でも、花の香り、木の香り、果実の香りのどれに惹
かれるかで、選ぶタイプが決まってきます。

私は、香水はあまり使わないのですが、植物のエッセンシャルオイ
ルはいつも手元においています。

今、目の前の机にあるのは、青森ヒバ、ティーツリー、グレープフル
ーツ、それにマンダリングリーンのオイル。

その中でも青森ヒバとティーツリーはお気に入りの双璧で、このこ
とからみると、私は木の香りに惹かれるタイプのようです。

木の香りというのは、全般に清清しいきりっとした印象のものが多
いのですが、青森ヒバとティーツリーもその要素が感じられますね。

とくに開封したての新しいオイルは、少しとげとげしく、自らの個性
を強く主張します。

それで、この二つのオイルの香りを連続してかぐと、一つ一つはと
ても魅力的な香りなのに、お互いに相手のよさを打ち消してしまう
ように感じられるのです。

きっと、この二つのオイルの相性はよくないのでは、と思われます。
(アロマテラピーの専門家ではないので、あくまで素人の感想です
が。)

本当にそうかどうか、確かめる手立てはないかなと思っていて、あ
るときふっと一つのアイデアが浮かびました。

そうだ、ペンデュラム(振り子)に聞いてみよう。

ペンデュラムというのは、ダウジングという、土地のエネルギーを読
み取るための技術に使われる道具のことで、柱時計の振り子に似
ています。

ダウジングの本格的な技術が使えるわけではありませんが、我が
家のエネルギーの状態を調べたくて、以前手に入れたペンデュラム
がしまい込んであるのを思い出したのです。

それで、さっそくそのペンデュラムを使って、二つのオイルのエネル
ギーの相性をみてみることにしました。

まず、青森ヒバとティーツリーのボトルを、数センチの間隔を空けて
置きます。

次に、その間隔にペンデュラムを垂らし、その動きを観察します。
(このとき、自分でペンデュラムを動かそうとするのはNG。あくまで
ペンデュラムが自然と動くのにまかせます。)

すると、ペンデュラムは二つのボトルの間を縦方向に、つまり手前
と奥を行ったり来たりするように動きました。

これは、この二つのオイルのエネルギーの波長が合っていないこ
とを表すと思われます。

この結果と比較・対照するため、今度はグレープフルーツのオイル
を使って、同じことをやってみました。

すると、グレープフルーツと青森ヒバ、グレープフルーツとティーツ
リーの組み合わせでは、両方とも、ペンデュラムの動きは横方向
に、つまりお互いに引き合うように揺れたのです。

これは、グレープフルーツと青森ヒバ、グレープフルーツとティーツ
リーのオイルのエネルギーが同調しているからだと考えられます。

つまり、グレープフルーツオイルはこの二つの木のオイルと相性が
いい、ということなのでしょう。(フルーツのオイルの持つ性質が、
木のオイルの個性を中和する働きをするのでしょうか。)


この結果は、香りをかいで感じた私の印象とも一致するものです。
(おそらくこのことは、誰といわず、直感的に感じられるのではない
かと思います。)

(写真はペンデュラムと三つのオイル。オイルは左端がティーツリ
ー、真ん中がグレープフルーツ、右が青森ヒバです。)

なお、ペンデュラムの動きの解釈に関しては、次の文献を参考に
しました。
堤裕司『マインド・テクノロジー 下』(知玄社、1999)33~34頁。

この実験をしてから、それまでは気にしていなかったボトルを置く
位置を意識するようになりました。

つまり、相性のよくないと思われるボトル同士の位置はできるだ
け離すようにし、同調性のあるもの同士を並べて置くことにしたの
です。

そのほうがきっと、調和のとれたエネルギーが発せられ、部屋の
居心地もよくなるでしょうから。


もっと話を広げてみると、こんなこともいえそうです。

私たちの身の周りにある、あらゆるものからエネルギーが出てい
るのだとすれば、それぞれのエネルギーの相性というのも、あっ
て不思議はないということ。

たとえば、こんなことはありませんか。自分の持ち物や愛用品を
並べて置いておくとき、なぜだかわからないけれど、いつも決まっ
た並べ方をしたくなる、というようなことが。

そんな場合、もしかしたら、あなたは無意識のうちに、それぞれ
の物のエネルギーの波長を感じ取って、知らず知らずのうちに、
相性のいいもの同士を並べてあげているのかもしれません。

そんなとき、あなたはきっと、「本当の自分」の声を聞いている
のでしょうね。