天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

お金のエネルギー ~ 牛カツ横流し事件とスキーバス事故

2016-01-20 20:32:51 | Weblog
ずっと暖かかったところへ、いきなりの大雪。

あらゆることのリズムが狂っちゃいますね。

写真は、雪をかぶったわが家の庭の燈籠です。


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壱番屋の牛カツの横流し事件
長野・碓氷峠のスキーバス事故

いずれも先週、発生、発覚したこれら二つの出来事。

我が身とは関わりのない事と感じる人は少ないのではない
でしょうか。

自分が被害を受ける立場になっていたとしても不思議じゃ
ない……そう思わせる要素が多分にありそうです。

それにこの二件、互いに直接の関連性はなくても、共通し
た問題を内包していますよね。

その一つは、使うべきお金をつい、惜しんでしまうという、
消費者側の振る舞いでしょう。

できるだけお金を使いたくない。安くすませたい。

誰もがそう思うのは、無理のないことかもしれません。
特に今のこのご時勢では……。

でも、そんな消費者心理が、業者にとってはプレッシャー
になってしまうのですよね。

そういうプレッシャーが、200円で買える弁当や、格安
料金のバスツアーをつくらせてしまうとも言えます。

そして、それらを利用することが、お金のエネルギーの
循環を歪めることになります。

何故かといえば、入ってくるお金と出ていくお金のバラン
スが崩れるからです。

もちろん、多くの人が、そうやってお金を蓄えなければ
生活が成り立たないという事情を抱えていることはわか
りますが……

自分の手元だけにお金をたくさんとどめようとすれば、
必ず何かの支障が起きるはずです。

だってそれは、宇宙のしくみとは相容れないやり方で
すから。

こんなふうに書いている私だって、決して高給取りじゃ
ありません。

だから、つい、品質が良くても、高いお金を出すこと
をためらったりしてしまうこともあるけれど…

そこでひるまず、宇宙を信頼して、お金を出すことが
必要なのです。

どうか惜しいと思わないで。

あなたの放出するお金のエネルギーは、本当はあなた
と切り離されてしまうわけでは決してないのです。

だって、私たちはもともと一つなのだから。

ある出窓の光景

2016-01-03 23:07:16 | ロージー・セレクション
2016年、あけまして おめでとうございます。

どんなお正月をお過ごしですか。

私は、特にどこへも出かけず、家でのんびりしています。

仕事のことを一切忘れて、好きなように過ごしていい。

お正月って、そういうところが好きです。

そのお正月気分を盛り上げようと、玄関横の小さなショー
ウインドーを、写真のようにディスプレイしてみました。

赤いバンダナを掛けた棚に、ミニサイズのお飾りと、坂本
政道さんの本(『明るい死後世界』)、それから、去年撮影
した日暈の写真を置きました。

小さな田舎町の通りにあるこんなショーウインドー。

目に留めてくれる人が、はたしているのかな。

もしかして、一人もいないかも。

でもね……。


実は今日の午後、運動も兼ねて散歩に出かけたんです。

町内をぐるっと一周まわる、1時間弱のコース。

薄手のコートを選んで、おだやかな午後の日差しを浴びな
がら歩いている途中で、ふと思い出した場所があって、
細い脇道へ入りました。

その道沿いには、あるお邸が建っているのですが、以前、
何かの用があってそこを通ったとき、とても心を惹かれる
ものを見たのです。

それは……

2階にある、いわゆる出窓、なのですが……

そこに、大きな飾り皿が置かれているのが見えました。

しかもその皿は、表を窓の外側に向けて置かれていたの
です。

つまり、その飾り皿は、その家に住む人のためではなく、
その道を通る人が、それを眺めるために置かれているも
のだとわかったのです。

「これは、道行く人のための、小さなギャラリーだ」

そう思ったら、何て素敵なアイデアなんだろうと、ワクワク
してしまいました。

こんな小さな町の、細い脇道沿いにある、お店でもなん
でもない家の窓……およそ注意を向ける人などほとんど
いないと思われる場所を……

それをたまたま見つけるかもしれない、数少ない人のた
めに、素敵な空間に創り上げようという、その発想力。

それにヤラレたんですねえ。

そして、今日は久しぶりにその窓が見たくなって、散歩
の途中でちょっと寄ってみたというわけなのです。

果たして今日の展示品は……

茶色の釉薬のかかった、優美な形の壷でした。私はひどい
近眼なので、どこのどんな焼き物なのかまでは判別できな
いのが残念でしたが。

でも、ちゃんと時々展示品を替えていることが確認できて、
なおさら嬉しくなりました。

ここまで読んで、ピンときた方もあるでしょうね。

そう、冒頭で紹介したウチのウインドーディスプレイも、
このお宅の窓に触発されているところが多分にあるのです。

実は、去年は仕事の比重が少し重く、ショーウインドーの
展示を数ヶ月替えられないときもあったけれど……

今年は、できれば月に一度は模様替えをしたいな。

「豊かな生活」って、きっとそうやって創り出していくもの
なんじゃないでしょうか。