天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

3月のギャラリー展示

2021-03-01 18:27:18 | ロージー・セレクション

以前にも何回か書いたのですが……

 

我が家の玄関横にある小さなショー・ウイ

ンドー。

 

昔、ウチがたばこ屋だった頃、使っていた

ものなのですが……

 

今はタバコ屋を廃業し、使い道のなくなっ

てしまったこの空間。

 

ただ遊ばせておくのはもったいないと、私

の好き勝手にディスプレイをさせてもらっ

ているのです。

 

何を展示するか、その配置など、全て自分

の独断で決められるので、楽しくてたまり

ません。

 

仕事が忙しいと、数か月チェンジなしとい

うこともあるけれど……

 

最近は、コロナの影響でずっと家にいるの

で、月ごとに展示内容を変えることができ

ます。

 

そして……

 

今日から3月、ということで、ついさっき

展示替えをしました。

 

今回のテーマは、「作家、堀江敏幸」。

 

展示物は、

 

堀江敏幸『熊の敷石』(講談社)

〃  『ゼラニウム』(中公文庫)

自作アート1点

(今日の写真をご覧ください。)

 

堀江さんの小説、彼ならではの世界観が確

固としてあり、それはフランスとの出会い

があってこそのものなのだと思います。

 

ちょっと漠然とした感想になってしまった

けれど……

 

今、現実には行けないフランスの空気を、

作品の中で堪能している気分になれるかも

しれません。

 

フランス旅行の思い出を反芻したい人、い

つかフランスを旅したいと思っている人に

もおすすめ。

 

手元にもう一冊、同じく堀江さん作の

『その姿の消し方』(新潮文庫)もあり。

 

これは現在、読破中。

 

読み終わったら、展示のマイナーチェンジ

として、月の半ば頃、『ゼラニウム』と入

れ替えようと思っています。

 

さあて、通りがかりの誰かさんが、気付い

てくれるかな?

 


クリスマスのウインドーディスプレイ2020

2020-12-01 19:09:42 | ロージー・セレクション

今日から12月。

 

わが家の玄関横にある小さなショーウイン

ドーに……

 

毎年恒例のクリスマス・ディスプレイをし

ました。

 

今年のテーマは「アドベントカレンダー」。

 

ちょうど月初めに飾り付けができたので、

1日から24日まで、クリスマスに向けた

カウントダウンの気持ちを込めて……

 

アドベントカレンダー仕様の、ハーブティ

ーのアソートボックスを買いました。

(Sonnentor ゾネントアというブランドの

「Tee Advent kalender」です。)

 

何と、24種類、それぞれ違ったブレンドの

ティーバッグが入っているものなんですが

……

 

ティーバッグの袋に1から24まで、日付の

数字が書いてあるので、それをディスプレ

イに使うことにしました。

 

そして、箱の裏側には、クリスマスを楽し

む森の動物たちの可愛らしい絵が!(今日

の写真の中央に写っているのがそれです。)

 

その左に置いたのは、ガラス製のツリー。

 

夜の間だけ、灯りをつけるのですが……

 

周囲に目立った灯りがないということもあ

って、見つめていると、しみじみと心に沁

みるような温かみが感じられます。

 

今日から、このウインドーを眺めて、一日

の終わりには、役目を終えたその日のお茶

を味わおうと思います。

 

ちなみに、今日(1日)のお茶は「グッド

ムードティー」という名前がついていて…

 

ブラックベリーの葉、アップルミント、い

ちごの葉、マリーゴールド、トウモロコシ

の花、ひまわりの花(100%オーガニック)

 

がブレンドされているそうです。

 

どんな味がするのでしょう? 楽しみです。

 

 

これから、冬至に向かい、一年で一番、日

が短い時季になりますね。

 

そんな、ともすれば憂鬱になりがちな日々

を、心を温めてくれる灯りと、美味しい一

杯のお茶をいただきながら、ほんわりと過

ごすことができたら、きっと素敵でしょ

う。

 

クリスマスは、イエス・キリストの生誕を

祝う意味もさることながら……

 

太陽から遠ざかり、沈みがちになる気持

ちを元気づけようとする、私たちの意識

の本性の表れなのでは。

 

そんなふうに感じています。


花野より ~ 藤袴(フジバカマ)

2020-10-30 20:33:03 | ロージー・セレクション

秋の七草探しの続報です。

 

女郎花の後、もう他の花は見つからないか

と諦めかけていた時……

 

畑の隅っこに、藤袴を数株見つけました。

 

ふっくらふくらんだ蕾が、まるで、言い出

したい何かを健気にこらえている誰かの似

姿のようでもあり……。

 

藤袴夫(つま)の寝言の人の名は

 

(妄想です。私、シングルなので。)


ある金木犀の光景

2020-10-22 17:10:47 | ロージー・セレクション

最近、日課にしている夕方の散歩で、こん

な光景に出会いました。

 

思わず目を見張るほどの、金木犀の大木。

 

その下に置かれている、水色のペンキの、

ちょうどいい頃合いに剥げかかったベン

チ。

 

そこへ、間もなく山の端に沈まんとしてい

る夕陽が……

 

枝いっぱいの花の隙間から、一日の終わり

の挨拶がわりの光を投げている……。

 

 

もしよろしかったら、こうイメージしてみ

てください。

 

この写真が撮られた瞬間のこの場所に、も

し自分がいたとしたら……。

 

このベンチに腰を下ろして、ひとときを過

ごしたなら……。

 

あなたはすでにあなたの中に、この瞬間の

記憶を包み込んでいるのです。

 

大いなる源の、一つの視点として。


「花野」は秋の季語

2020-09-07 18:16:28 | ロージー・セレクション

台風10号は今、どの辺りなのでしょうか。

 

テレビのニュースに映った風のすさまじさ

に戦きました。

 

「枕草子」や「源氏物語」の時代には、こ

の風は野分と呼ばれていたのでしょうか。

 

そんなことをふと思ったのは、ちょうど二

日前に、野の草花の写真を撮っていたか

ら。

 

今日の写真は、その時の一枚です。

 

場所は、我が家の近くにある畑の周り。

 

野菜を何も作っていない所一面に、野の草

が茂っています。

 

小さな、可憐な花も咲いていますね。

 

8月26日付の記事に、秋の七草を探して

みよう、と書いたのは、この場所のこと。

 

七草すべてが見つかるかどうかはわから

ないけれど……

 

七草ではなくても、美しい草花がいっぱ

い。

 

この風景をながめていたら、「花野」とい

う俳句の季語を思い出しました。

 

そうだ、「花野」は秋の季語だったんだ。

 

またこの場所の写真を撮りにこよう。

 

この草花たちのエネルギーを体いっぱい

に浴びに。

 

暑さにやられた心も体も、きっとリフレッ

シュできることでしょう。

 


贈れなかったプレゼント

2017-02-26 20:05:49 | ロージー・セレクション
去る14日のバレンタインデーに、これまで本当にお世話になった
ある方に、久しぶりにお会いする機会がありました。

それに合わせて、今までの感謝の気持ちを込めて、何かプレゼント
を差し上げたいと思い、いろいろ考えた末、選んだのが、今日の
写真のものでした。

下のほうは、
ウクレレ奏者、ジェイク・シマブクロのCD
「JAKE SHIMABUKURO Nashville Sessions」
初の全曲オリジナル。バスのNolan Verner、ドラムスの
Evan Hutchingsとのセッション。

そして、上は、
アッケソンのチョコレート・バー
「BRAZIL FAZENDA SEMPRE FIRME 75% FORASTERO
COCOA」
アッケソンは自家農園のカカオを使うことで知られるブランド。
世界各地の農園の「風土」の個性がカカオの風味にあらわれる
ところから、「Plantation to Bar」の味と評されているそうです。


そして、三日後にプレゼントをお渡しするという夜のこと。

とんでもないことをやらかしてしまいました。

ラッピングをして、あとはカバンに入れるだけになっていたプレ
ゼントを、あろうことか、踏んづけて、台無しにしてしまったの
です。

和室の畳の上に置いておいたのですが、真っ暗なその部屋に入っ
たとき、うっかりプレゼントの上に足が乗ってしまい……

「パキッ」という音がした瞬間、「ああ、だめだ」と観念しま
した。

灯りをつけて確認してみると、やっぱり。

チョコレート・バーは割れていくつかの塊になり、CDもケース
にはっきりとヒビが入ってしまいました。

ショック。

この次お目にかかれるチャンスがいつあるかわからないと思い、
頭を悩ませながらやっと選んで準備を整えたというのに……。

それでも、チョコもCDも、とても差し上げることはできなくな
ってしまいました。

何てことを……。

自分の馬鹿さ加減に、あきれてしまったけれど、もう仕方があ
りません。

せめてもの幸いは、翌日が日曜で、まだ代わりのプレゼントを
買いに行ける時間があったこと。

同じ物をそろえることは諦めて、地元の織部焼の箸置きを贈る
ことに決めました。

こうして、何とかプレゼントをお渡しすることができ、安堵
しました。

どうか、気に入っていただけたらいいのですが。


そして、予期せず手元に残ったCDとチョコレートでしたが
……

もし自分の失敗さえなければ、触れることのできなかった
音色と風味を味わわせてくれたのでした。

ジェイク・シマブクロの名前は知っていて、多分ラジオで
演奏を聴いたこともあったけれど、CDは持っていなくて。

「Nashville Sessions」はとてもクールだと思います。
ハワイっぽいイメージとはかなり違う曲も入っているけれ
ど、ウクレレの魅力がみごとに表現されています。

アッケソンの「BRAZIL FAZENDA」は……

初めて口にした瞬間、どこか土を思わせる香りが鼻に抜け
て、そこから、ブラジルのどこかにあるという、このカカ
オの生まれ故郷の農園のイメージが、脳裏に広がったので
す。

自分が今まで口にしたチョコレートでは感じたことのない、
新鮮な驚きでした。


正直に告白してしまいますが、プレゼントとしてこの二つ
を選んだとき、本当は自分も聴いてみたい、味わってみた
い、そう思っていたのです。

もちろん、だからといって、決してわざと踏んで駄目にし
たわけではありませんが……。

今回は、宇宙が、私に、この二つのものに触れる機会を贈っ
てくれたのかもしれません。

受け取るはずだった方に差し上げられなくなったのは、本当
に申し訳ないけれど……

思わぬかたちで宇宙がくれた贈り物を、ありがたく受け取ろ
う。

そう決めたのでした。

水引の注連飾り

2017-01-02 12:39:37 | ロージー・セレクション
新年、あけましておめでとうございます。

今年も、覗いてくださった皆さんの貴重な瞬間、瞬間が
すてきになるような、そんなブログを目指したいと思い
ます。

どうぞよろしくお願いします。


今日の写真は、我が家の玄関にある、小さなショーウィ
ンドー。

時々ディスプレイを変えています。

今回は、お正月用に、注連飾りを置いてみました。
信州・飯田の水引で作られているものです。

もちろん手作業で作られているはずだから、きっと新年
を祝う心が込められていて、素晴らしいエネルギーを放
出してくれるに違いない、そう思って選びました。

その水引の白と金が映えるように、手芸店で買って来た
紅絹を合わせてみました。

注連飾りに元から付いていた「謹賀新年」の文字は、残
念ながら印刷だったので、それに代えて……

母に筆と墨で同じ言葉を書いてもらいました。
(ちょうど昨秋から、書道教室に通い始めたのです。)

実はこのショーウィンドー、元々はタバコのディスプレイ
用だったものなのですが、今はその役目を終えて、その
代わりに私が好きなように使わせてもらっているのです。

今年はどんなものを置いてみようか……

そのプランを練るのが私の生活の中の楽しみの一つにな
っています。

また、面白いディスプレイができたら、このブログでご紹介
しますね。

聖夜のウィンドーに

2016-12-24 17:21:01 | ロージー・セレクション
クリスチャンではないけれど……

やはりこの夜には、特別なエネルギーが流れるような、
そんな気がして……

それをお祝いしたくて、我が家の小さなウィンドーに、
そのための品々を置いてみました。

ちょっと小ぶりの、くすんだ赤が基調のリース
ハワード・ウィルズの『生命の贈り物』
自作のアート(私、ロージーが「奇妙なエネルギーの球体」
と勝手に名付けた存在を象ったもの)


すべてなるものの元に、光は満ちています。
宇宙の愛によって。