先週の木曜日、久しぶりに、つぼつぼさんと二人で展覧会へ行っ
てきました。
つぼつぼさんは以前にも、このブログに登場した友だちです。
(2009年2月2日のところをご覧ください。)
先回も見ごたえのある展覧会に誘ってくれたつぼつぼさんですが、
今回も「さすが!」と言いたくなるチョイスでした。
鑑賞したのは、日本画家・上村松篁(うえむら・しょうこう)の
「~生~命へのまなざし」展。(名都美術館、平成22年3月20日
~5月16日。写真はそのチラシです。)
上村松篁は、やはり日本画家の上村松園の長男で、私は名前は
聞いたことがありましたが、作品を間近で見るのは初めてでした。
今回の展示内容はタイトルのごとく、植物、動物を描いたものが主
体になっていましたが、それがほんとうによかった。
今まさに描いている一つひとつの生き物に対する、画家の愛と敬意
のこもったエネルギーが、画面に満ちあふれている、そう感じました。
新しい生命が躍動する、春という季節にぴったりの展覧会ですね。
いろいろな動物、植物が描いてあって、どれもそれぞれ生き生きと
して、すてきでした。
蓮、白モクレン、椿、芥子などの凛とした美しさ。
鹿、うさぎ、真鶴、みみずく、孔雀、金魚たちの、いとおしくなるような
命のかがやき。
つぼつぼさんはとりわけ金魚がお気に入りで、少女のような無邪気
さで、そのリアルで繊細な描写に感嘆の声を上げていました。
そのとき、ふと思ったのです。
つぼつぼさんのこの感受性は、彼女の心の底にしっかりと根を下ろ
した、すべての存在への感謝の念が熟成されたものであると。
彼女の今までの生の経験すべてが、あらゆるものに対して「ありが
たい」と思える、そんな澄みきった感性を育てたのでしょう。
木の芽どきで少しうつうつとしていた私の心も、浄化されたよう。
また、素敵な一日をありがとう、つぼつぼさん。
* * * * * * * * * * * * * * * *
上村松篁展が開催されている名都美術館は、愛知県長久手町に
あります。
(http://www.meito.hayatele.co.jp)
長久手町は、ご存知の通り、2005年に愛地球博の会場となった
ところですね。
名都美術館へのアクセスは、愛地球博のために整備されたリニモ
(リニアモーターカー)を利用するのが便利です。(杁ヶ池公園駅下
車。)
愛地球博に行きそびれた私は、今回初めてリニモに乗りました。
何でも「初体験」というのは、心躍るものです。
てきました。
つぼつぼさんは以前にも、このブログに登場した友だちです。
(2009年2月2日のところをご覧ください。)
先回も見ごたえのある展覧会に誘ってくれたつぼつぼさんですが、
今回も「さすが!」と言いたくなるチョイスでした。
鑑賞したのは、日本画家・上村松篁(うえむら・しょうこう)の
「~生~命へのまなざし」展。(名都美術館、平成22年3月20日
~5月16日。写真はそのチラシです。)
上村松篁は、やはり日本画家の上村松園の長男で、私は名前は
聞いたことがありましたが、作品を間近で見るのは初めてでした。
今回の展示内容はタイトルのごとく、植物、動物を描いたものが主
体になっていましたが、それがほんとうによかった。
今まさに描いている一つひとつの生き物に対する、画家の愛と敬意
のこもったエネルギーが、画面に満ちあふれている、そう感じました。
新しい生命が躍動する、春という季節にぴったりの展覧会ですね。
いろいろな動物、植物が描いてあって、どれもそれぞれ生き生きと
して、すてきでした。
蓮、白モクレン、椿、芥子などの凛とした美しさ。
鹿、うさぎ、真鶴、みみずく、孔雀、金魚たちの、いとおしくなるような
命のかがやき。
つぼつぼさんはとりわけ金魚がお気に入りで、少女のような無邪気
さで、そのリアルで繊細な描写に感嘆の声を上げていました。
そのとき、ふと思ったのです。
つぼつぼさんのこの感受性は、彼女の心の底にしっかりと根を下ろ
した、すべての存在への感謝の念が熟成されたものであると。
彼女の今までの生の経験すべてが、あらゆるものに対して「ありが
たい」と思える、そんな澄みきった感性を育てたのでしょう。
木の芽どきで少しうつうつとしていた私の心も、浄化されたよう。
また、素敵な一日をありがとう、つぼつぼさん。
* * * * * * * * * * * * * * * *
上村松篁展が開催されている名都美術館は、愛知県長久手町に
あります。
(http://www.meito.hayatele.co.jp)
長久手町は、ご存知の通り、2005年に愛地球博の会場となった
ところですね。
名都美術館へのアクセスは、愛地球博のために整備されたリニモ
(リニアモーターカー)を利用するのが便利です。(杁ヶ池公園駅下
車。)
愛地球博に行きそびれた私は、今回初めてリニモに乗りました。
何でも「初体験」というのは、心躍るものです。