C病院での手術によって大腸ガンの治療を終えた私
は、すぐに元の大学院生の生活に戻りました。
入院中に体験したあの、エネルギーが完璧な状態の
感覚は、驚きと強いインパクトをもたらしはしましたが、
ガンに別れを告げた時点では、その目に見えない世
界にそれ以上踏み込むことはありませんでした。
それはなぜかといえば、その時点ではまだ、宇宙の
エネルギーを受け取ることを、宗教と切り離して考え
ることができなかったからだと思います。
(当時は、気功というものがあることは知っていまし
たが、その他のレイキなど、宗教とは無関係のエネ
ルギーワークのことは、全く知らない状態でした。)
だから、手かざしのあの宗教に入信しないことを決
めた以上、エネルギーという見えない世界のことは、
頭から拭い去ってしまわなければならないような、
そんな気持ちになったのでしょう。
その代わりに、中断していた学生生活を再開し、専
攻分野の研究を続けるため、大学院の後期課程に
進むことにしたのです。
そして、その後は、一時休学して韓国で日本語教師
をしたり、また復学して論文を書いたりする日々を、
5年以上に亘って送ることになりました。
ただ、その間に、それ以前は全くなかった体の変調
が起き、それをきっかけに、またエネルギーのことに
目を向けざるを得なくなるのです。
その変調とは……
原因不明の慢性的な疲労・倦怠感
睡眠障害(眠りが浅くなり、悪夢にうなされる)
ひどい乗り物酔い
腸内異常発酵(ガスの発生)
などでした。
韓国に赴任中は、ものの十数分バスに乗るだけで
も気分が悪くなることが度々あり、出かけるのにと
ても不便な思いをしました。
帰国してから、大事な論文を書いている時期は、
引き続き乗り物酔いに加え、特別な理由がないの
にいつも疲れた感じがして体がだるく、ほんの少し
書いては横になって休む、といった状態でした。
それに加え、(恥ずかしい話ですが)おならがいっ
ぱい出て、腸内でいわゆる悪玉菌が異常に増え
ているのがわかりました。
なぜこんなことになったのか、しばらくは全くわか
らないまま、ずるずると過ごしていたのですが、
あるきっかけから、原因はこれだ、と直感したの
です。
それは、「ジオパシック・ストレス」というものでし
た。
これは、簡単に言えば、地下にある水脈や断層、
近隣の高圧電線などから発せられるエネルギー
が、健康被害の原因になるという現象です。
(これが原因ではと気づいたのは、フジテレビの
「奇跡体験!アンビリバボー」の中で「ジオパシ
ック・ストレス」が紹介されているのを見たからで
した。「ジオパシック・ストレス」については、この
ブログの同名のカテゴリーに記事がありますの
で、よろしければご覧ください。)
そういえば、帰国後、一連の症状が出始めたの
は、一人暮らしをしていた弟が仕事の関係で実
家に戻って来たため、寝室を別の部屋に変えた
後、しばらくしてからだったのです。
つまり、新たに寝室にした部屋の地下で、有害
なエネルギーが発生し、その影響を受けて体調
を崩したのだと推測できました。
(調べたところ、自宅で昔使っていた古井戸の水
脈が地下を走っている可能性があることがわか
りました。韓国でも、有害エネルギーの発生源に
なる何かが寝室の近くにあったのでしょう。)
原因がわかれば、あとは対処法を見つけるのみ。
私はインターネットで「ジオパシック・ストレス」の
解消法を探しに探しました。
その過程で、目に見えないエネルギーが人体に
いかに大きな影響を及ぼすか、改めて思い知ら
されました。(有害な周波数のエネルギーは、ガ
ンなどの重病の原因になる場合もあるようです。)
そして、エネルギーの周波数の違いによって、私
が手かざしによって体感したようなポジティブな反
応が起こったり、「ジオパシック・ストレス」のような
ネガティブな症状が発生したりする……
そのことが理解できたのです。
ガンに続いてまたも、一見ありがたくない「ジオパ
シック・ストレス」という現象のおかげで、とても重
要なことを学んだのでした。
ネットの検索から、「ジオパシック・ストレス」の対
処法もさまざまなものがあることがわかり、それ
を参考に、寝室を元へ戻し、有害な波動のエネ
ルギーを防ぐ機器を使い始めたところ、体調不
良がうそのように解消されてしまいました。
さらに、「ジオパシック・ストレス」をきっかけにク
リスタル・ヒーリングにも関心を持ち始めた私は、
マーガレット・ヴァンクープスさん考案の「クリス
タル・アキュパンクチャー/テラグラム・セラピー」
で、花粉症の症状が抑えられることを確かめまし
た。
(詳しくは当ブログの「花粉症」のカテゴリーをご覧
ください。)
そして、私にとって記念すべき2008年の7月、クリ
スタルの助けを借りて、それまで見えなかった青
紫・緑色の光や、「奇妙なエネルギーの球体」
(「globe of consciousness」とも呼ばれる)が、見える
ようになったのです。
この時のことは、このブログの始めに、「プロロー
グ~見知らぬ光の訪れ」というタイトルで書いてあ
ります。
もう一度、私のこれまでのエネルギーに関する気
づきの経緯を振り返ると、
大腸ガン(宇宙エネルギーを体感)(1998年)
↓
ジオパシック・ストレス(2000~2007年、断続的に)
↓
クリスタル・ヒーリング(2008年~)
この三つの体験が、大きな契機になっていることが
わかります。
これらはすべて、知識として左脳的に理解する要素
もありますが、それ以上に重要な要素は、実際に自
分の体でエネルギーを体感したということだと思いま
す。
ガンで入院中に、手かざしのエネルギーを体感した
時の感動についても書きましたが、花粉症に対処し
ようとクリスタル・ヒーリングのセルフ・ケアをした時
も、素晴らしい体験をしました。
その時、降りてきたエネルギーの本質は「愛」だと、
そう確信したのです。
そのわけを言葉で説明することはできないけれど……
ただ、ただ、そう感じたのです。
(ただしその「愛」は、人間の情としてのそれではな
く、宇宙的な意味での「愛」というべきものですが…
…。)
以上のような道筋を通って、目に見えないエネルギ
ーの領域に踏み込んだ私は、その後、自然とスピリ
チュアルな世界に意識をシフトしていきます。
その過程で、自分という存在の本質が、永遠に続く
「意識」そのものであると気づく、認識の大きな転換
が起こりました。
その認識の変化に伴い、肉体とライト・ボディ(肉体
の周りにある非物質的な身体)のエネルギーも、大
きく変化したと感じています。
そして、その変化の始まりは、あのガン体験にあっ
たと言っていいでしょう。
最後に、私を今ここへ導いてくれた愛すべきガンに、
このシリーズのタイトルと同じ一言を、感謝を込めて
贈りたいと思います。
「ありがとう!」
(このシリーズは今回で終ります。ここまで辛抱強く
お付き合いくださって、本当にありがとうございまし
た!)
は、すぐに元の大学院生の生活に戻りました。
入院中に体験したあの、エネルギーが完璧な状態の
感覚は、驚きと強いインパクトをもたらしはしましたが、
ガンに別れを告げた時点では、その目に見えない世
界にそれ以上踏み込むことはありませんでした。
それはなぜかといえば、その時点ではまだ、宇宙の
エネルギーを受け取ることを、宗教と切り離して考え
ることができなかったからだと思います。
(当時は、気功というものがあることは知っていまし
たが、その他のレイキなど、宗教とは無関係のエネ
ルギーワークのことは、全く知らない状態でした。)
だから、手かざしのあの宗教に入信しないことを決
めた以上、エネルギーという見えない世界のことは、
頭から拭い去ってしまわなければならないような、
そんな気持ちになったのでしょう。
その代わりに、中断していた学生生活を再開し、専
攻分野の研究を続けるため、大学院の後期課程に
進むことにしたのです。
そして、その後は、一時休学して韓国で日本語教師
をしたり、また復学して論文を書いたりする日々を、
5年以上に亘って送ることになりました。
ただ、その間に、それ以前は全くなかった体の変調
が起き、それをきっかけに、またエネルギーのことに
目を向けざるを得なくなるのです。
その変調とは……
原因不明の慢性的な疲労・倦怠感
睡眠障害(眠りが浅くなり、悪夢にうなされる)
ひどい乗り物酔い
腸内異常発酵(ガスの発生)
などでした。
韓国に赴任中は、ものの十数分バスに乗るだけで
も気分が悪くなることが度々あり、出かけるのにと
ても不便な思いをしました。
帰国してから、大事な論文を書いている時期は、
引き続き乗り物酔いに加え、特別な理由がないの
にいつも疲れた感じがして体がだるく、ほんの少し
書いては横になって休む、といった状態でした。
それに加え、(恥ずかしい話ですが)おならがいっ
ぱい出て、腸内でいわゆる悪玉菌が異常に増え
ているのがわかりました。
なぜこんなことになったのか、しばらくは全くわか
らないまま、ずるずると過ごしていたのですが、
あるきっかけから、原因はこれだ、と直感したの
です。
それは、「ジオパシック・ストレス」というものでし
た。
これは、簡単に言えば、地下にある水脈や断層、
近隣の高圧電線などから発せられるエネルギー
が、健康被害の原因になるという現象です。
(これが原因ではと気づいたのは、フジテレビの
「奇跡体験!アンビリバボー」の中で「ジオパシ
ック・ストレス」が紹介されているのを見たからで
した。「ジオパシック・ストレス」については、この
ブログの同名のカテゴリーに記事がありますの
で、よろしければご覧ください。)
そういえば、帰国後、一連の症状が出始めたの
は、一人暮らしをしていた弟が仕事の関係で実
家に戻って来たため、寝室を別の部屋に変えた
後、しばらくしてからだったのです。
つまり、新たに寝室にした部屋の地下で、有害
なエネルギーが発生し、その影響を受けて体調
を崩したのだと推測できました。
(調べたところ、自宅で昔使っていた古井戸の水
脈が地下を走っている可能性があることがわか
りました。韓国でも、有害エネルギーの発生源に
なる何かが寝室の近くにあったのでしょう。)
原因がわかれば、あとは対処法を見つけるのみ。
私はインターネットで「ジオパシック・ストレス」の
解消法を探しに探しました。
その過程で、目に見えないエネルギーが人体に
いかに大きな影響を及ぼすか、改めて思い知ら
されました。(有害な周波数のエネルギーは、ガ
ンなどの重病の原因になる場合もあるようです。)
そして、エネルギーの周波数の違いによって、私
が手かざしによって体感したようなポジティブな反
応が起こったり、「ジオパシック・ストレス」のような
ネガティブな症状が発生したりする……
そのことが理解できたのです。
ガンに続いてまたも、一見ありがたくない「ジオパ
シック・ストレス」という現象のおかげで、とても重
要なことを学んだのでした。
ネットの検索から、「ジオパシック・ストレス」の対
処法もさまざまなものがあることがわかり、それ
を参考に、寝室を元へ戻し、有害な波動のエネ
ルギーを防ぐ機器を使い始めたところ、体調不
良がうそのように解消されてしまいました。
さらに、「ジオパシック・ストレス」をきっかけにク
リスタル・ヒーリングにも関心を持ち始めた私は、
マーガレット・ヴァンクープスさん考案の「クリス
タル・アキュパンクチャー/テラグラム・セラピー」
で、花粉症の症状が抑えられることを確かめまし
た。
(詳しくは当ブログの「花粉症」のカテゴリーをご覧
ください。)
そして、私にとって記念すべき2008年の7月、クリ
スタルの助けを借りて、それまで見えなかった青
紫・緑色の光や、「奇妙なエネルギーの球体」
(「globe of consciousness」とも呼ばれる)が、見える
ようになったのです。
この時のことは、このブログの始めに、「プロロー
グ~見知らぬ光の訪れ」というタイトルで書いてあ
ります。
もう一度、私のこれまでのエネルギーに関する気
づきの経緯を振り返ると、
大腸ガン(宇宙エネルギーを体感)(1998年)
↓
ジオパシック・ストレス(2000~2007年、断続的に)
↓
クリスタル・ヒーリング(2008年~)
この三つの体験が、大きな契機になっていることが
わかります。
これらはすべて、知識として左脳的に理解する要素
もありますが、それ以上に重要な要素は、実際に自
分の体でエネルギーを体感したということだと思いま
す。
ガンで入院中に、手かざしのエネルギーを体感した
時の感動についても書きましたが、花粉症に対処し
ようとクリスタル・ヒーリングのセルフ・ケアをした時
も、素晴らしい体験をしました。
その時、降りてきたエネルギーの本質は「愛」だと、
そう確信したのです。
そのわけを言葉で説明することはできないけれど……
ただ、ただ、そう感じたのです。
(ただしその「愛」は、人間の情としてのそれではな
く、宇宙的な意味での「愛」というべきものですが…
…。)
以上のような道筋を通って、目に見えないエネルギ
ーの領域に踏み込んだ私は、その後、自然とスピリ
チュアルな世界に意識をシフトしていきます。
その過程で、自分という存在の本質が、永遠に続く
「意識」そのものであると気づく、認識の大きな転換
が起こりました。
その認識の変化に伴い、肉体とライト・ボディ(肉体
の周りにある非物質的な身体)のエネルギーも、大
きく変化したと感じています。
そして、その変化の始まりは、あのガン体験にあっ
たと言っていいでしょう。
最後に、私を今ここへ導いてくれた愛すべきガンに、
このシリーズのタイトルと同じ一言を、感謝を込めて
贈りたいと思います。
「ありがとう!」
(このシリーズは今回で終ります。ここまで辛抱強く
お付き合いくださって、本当にありがとうございまし
た!)