天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

新しいペンケース

2016-03-30 17:01:44 | Weblog
いよいよ新学期も間近。

それに備えて、先日、新しいペンケースを買いに
行きました。

今使っているものが傷んできて、そろそろ交替の
時期かなと思ったのです。

そんなわけで、とあるお店の、広い文具売り場を
フラフラ。

やっと見つけたペンケースのコーナーでしたが
……

う~ん、選ぶの、難しいなあ。

大きさ、形、色、材質……こちらの望む条件を
すべて備えているものが、なかなか見当たらな
くて。

教師という仕事柄、ペンケースは毎日必ず使う
もの。

そう頻繁に買い替えられないので、どんなもの
を選ぶかはおのずと慎重になるのです。

どうしよう、困ったと思いながら、もう一度、見直
してみると、一つ、「あ、これ」と思うものが見つ
かりました。

大きさと形がちょうどよさそうで、色は黄色。

今まであまり黄色は選ばなかったけれど、今年
の手帳も黄色だし、今の気分にしっくりきそうな
気がしてきました。

「よし、これに決めようかな。」

そう思って、そのペンケースに、こんなふうに
問いかけてみました。

「ウチに来てくれる?」

ペンケースの反応は……ニッコリとOKしてくれ
たように感じたのです。

ところが、次の瞬間……

通路をはさんだ棚にもう一箇所、ペンケースの
コーナーがあるのを見つけてしまったのです。

これは見てみなくては。

そう思った私はすぐにそのコーナーに向かった
のでした。

あの、第一候補の「黄色ちゃん」を棚に戻して。

その時の「黄色ちゃん」は、「ええー」っという
感じでショックを受けていたみたいでした。

せっかく一緒にウチに行ってあげるって、約束
したのに……とでも言いたげな風情で……。

一方、もう一つのコーナーで、大きさと形が
問題なく、色も無難なベージュのペンケースを
見つけた私は、9割がたそれを買おうと決めか
けていました。

でも……

そこですぐにレジへ行く気には、なぜかなれな
かったのです。

何かが、ひっかかっているようで……。

そこで、さっきのコーナーへもう一度戻ってみる
と、真っ先に私の目に飛び込んできたのは、や
っぱりあの「黄色ちゃん」でした。

そうか……やっぱりキミだったんだね。

そんなわけで、私はその「黄色ちゃん」を連れて
ウチへ帰って来たのでした。

「ごめんね、もう浮気はしないから。」

そう言い聞かせながら。

今、「黄色ちゃん」はシャーペン、ボールペン、消
しゴム、クリップ、ミニサイズの定規、付箋、ハン
コ等等をお腹にいっぱい詰め込まれ……

目前に迫った新学期のデビューに備えているとこ
ろです。(今日の写真をごらんください。)

どうです? とても誇らしげでしょう?

今、ふと、「黄色ちゃん」の中をのぞいてみたら、内側
にこんなメッセージが書いてあるのを見つけました。

IT ALL DEPENDS ON HOW YOU SEE AND
INTERPRET THINGS

辞書を引く

2016-03-12 20:53:43 | Weblog
春休みも、もうそろそろ折り返し地点。

でもまだまだ、満喫すべき楽しみが残されています。

たとえば、就寝前の読書。

学期中は疲れすぎて手が出せない手強い本だって大丈夫。

今、読んでいるのは、ジュンパ・ラヒリという、インド系ア
メリカ人作家の『停電の夜に』という短編集。

邦訳もあるのですが、オリジナルにチャレンジしてみたくて、
つい英語版を買っちゃって。(写真の左側の本です。)

さすがに、アメリカの普通のオトナが楽しむためのものです
から、私、ロージーには易しくありません。

特に語彙が……インドからの移民の社会に特有のモノが様々
登場するので、見たことも聞いたこともない単語がしょっち
ゅう出てくるのです。

でも、そんな時はめげずに根気よく、辞書を引いています。

「辞書を引く」と言うからには……

ええ、そうです、紙の辞書をね。

もう○十年使っている、年季の入ったデイリーコンサイス。
(写真の、右の方です。)

長年の鍛錬のおかげで、辞書を引くのはかなり、速いです
よ。

つい数日前も、見たい単語が載ったページが何と一発で
出たんです。

すごいでしょ。

なんて自慢しても、近頃じゃああまり意味はないかなあ。

今や、学生にとっての辞書は即ち、スマホの機能の一つ
という存在と言ってしまっては言いすぎでしょうか?

紙の辞書を愛用している大学生なんて天然記念物級でし
ょうね、きっと。

ただ……スマホを手に入れて紙の辞書を手放した若者に
は、失ったものもあるかもしれませんよ。

たとえば、スマホのタッチ画面に触れることと、紙の辞書
のページを繰ること。

この二つの間に横たわる差に、思いを馳せてみてくださ
い。

スマホなら、平板な画面にタッチして文字を入力すれば、
あとは待つだけ。

一方、紙の辞書は、ターゲットを定めたら、その単語が
辞書のどの辺りにあるか、あたりをつけ、ひたすら指を
使ってページを繰らなければなりません。

あるときは大胆に進み、行き過ぎたら戻り、英語の辞書
ならアルファベットの並びを常に意識し......

指先に神経を集中して、紙が指に触れる感じから、その
枚数さえも目標に至るためのヒントにする……。
(紙が指に触れる感触を、三浦しをん作『舟を編む』では
「ぬめり感」と表現していましたっけ…。)

どうですか。

一つの精神活動として、また、身体的活動の面でも、後
者、即ち紙の辞書を引くことのほうが、はるかに厄介では
ないですか。

そう言いつつも、その厄介さをこよなく愛する者は頑とし
て、紙の辞書を手放そうとはしないでしょう。

それはそれでいいし……

スマホを自家薬籠中におさめた若者はそんな厄介さなど、
目のさめるほどの気前よさで手放してしまう。

その潔さも、いい。

(ただし紙の辞書は電気がなくても使えるんだぜ。)

初めての「若返り」? ~ 植物のヒーリングエネルギー

2016-03-05 14:41:33 | Weblog
午後の散歩の途中で、沈丁花の花の香りをふくんだ風が
頬をなでていきました。

春を見つける楽しみが、あちこちに隠れています。


話は変わるのですが、最近体験した、ちょっとうれしい
ことがあります。

それは……

生まれて初めて、「肌が若返った」と感じたこと。

その主原因は、スキンケアのための化粧品を替えたこと
だと思われるのです。

私はもともと天然の成分を使った化粧品が好きで、これ
までもそういうタイプのものをスキンケアに取り入れて
はいましたが……

100%天然のものだけというわけではなく、成分の一部
に合成のものが入った製品も使っていました。

もちろん、そういうものも、きちんとお手入れすれば一定
の効果はあったし、ある程度満足していたのです。

でも、近頃はちょっとがっかりすることが多くて…。

特に気になるのが、頬から口元にかけての、いわゆる
「ほうれい線」という部分でした。

しぼんでしまって、シワは深くなってきたし……。

何とか改善できないかと、ハリをアップしてくれるという
クリーム(一部、天然成分配合、合成成分も含む)を
つけてみても、ほとんど効果は見られませんでした。

そこで、思い切って、スキンケア用品を替えてみること
にしました。

といっても、何がいいのかわからなかったのですが…

たまたま、いつも化粧品を買っているお店で、気にな
る製品を発見。

それは、100%天然由来成分で作られた保湿エッセンス
で、糸瓜、月桃、モウソウチク、ダマスクローズ等の
有機栽培植物エキスが配合されているのだそうです。

天然由来成分100%といっても、肌に合わないことも
あるし、効果だって必ずしもあるとは限らない……

そう思いつつも、何かピンとくる感じがあったので、
思い切って使ってみることにしました。

すると、ちょっと驚いたことに、使った翌日から、肌が
変わり始めたのです。

あの、気になっていた、口元から頬にかけてのしぼん
だ感じが……明らかによくなっている!

何というか、肌の細胞一つひとつが元気になって、水
分量が上がったためか、スカスカだった中身がみっちり
詰まってきて、手で触った触感も弾力が出てきたよう。

これにびっくりした私は、それから一カ月もしないうち
に、化粧水、美白美容液も、同じメーカーの製品に変え
てしまいました。

特定のメーカーの製品の宣伝をしたいわけではないの
で、あえてその名前は書きませんが……。

このメーカーの製品紹介のパンフレットの中に、こんな
言葉がありました。

「肌が本来持っている力を引き出す」

特別、目新しい言葉ではないかもしれません。

でも、確かにそうなのです。

だからこそ、私は生まれて初めて、自分の肌が「若返っ
た」と感じられたのでしょう。(自分の感覚では、3~5歳
くらいは戻った感じがします。)

もちろん、合成成分であっても、肌の状態を改善するの
に役立つことはあると思います。

それではなぜ、今まで自分が使った合成成分配合の化粧
品では、今回のような効果がなかったのでしょう。

その大きな要因として、私が思うのは、植物のエネルギー
がちゃんと生かされているかどうか、ということです。

つまり、植物のエネルギーは宇宙的な「愛」のバイブレー
ションを持っており……

例えば一つの化粧水の中に配合されたいくつもの植物エ
キスのバイブレーションは、互いに調和し補い合って、
ヒーリングの力を発揮してくれるのでは。

だからそこに、人間が作り出した合成成分が入ることは、
かえって邪魔になるのかもしれないのです。

とにかく、こんなことがあって、今、毎日、朝と晩、肌の
手入れをしながら鏡を見るのが楽しみになっています。

うわ~、すごい! なんて言いながら……。

こんな具合に、暢気でおめでたい、春休みのロージーなの
でした。