秋の七草探しの続報です。
女郎花の後、もう他の花は見つからないか
と諦めかけていた時……
畑の隅っこに、藤袴を数株見つけました。
ふっくらふくらんだ蕾が、まるで、言い出
したい何かを健気にこらえている誰かの似
姿のようでもあり……。
藤袴夫(つま)の寝言の人の名は
(妄想です。私、シングルなので。)
秋の七草探しの続報です。
女郎花の後、もう他の花は見つからないか
と諦めかけていた時……
畑の隅っこに、藤袴を数株見つけました。
ふっくらふくらんだ蕾が、まるで、言い出
したい何かを健気にこらえている誰かの似
姿のようでもあり……。
藤袴夫(つま)の寝言の人の名は
(妄想です。私、シングルなので。)
最近、日課にしている夕方の散歩で、こん
な光景に出会いました。
思わず目を見張るほどの、金木犀の大木。
その下に置かれている、水色のペンキの、
ちょうどいい頃合いに剥げかかったベン
チ。
そこへ、間もなく山の端に沈まんとしてい
る夕陽が……
枝いっぱいの花の隙間から、一日の終わり
の挨拶がわりの光を投げている……。
もしよろしかったら、こうイメージしてみ
てください。
この写真が撮られた瞬間のこの場所に、も
し自分がいたとしたら……。
このベンチに腰を下ろして、ひとときを過
ごしたなら……。
あなたはすでにあなたの中に、この瞬間の
記憶を包み込んでいるのです。
大いなる源の、一つの視点として。