穴にハマったアリスたち

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一言感想:週刊少年サンデー 「高橋留美子展」

2009年05月13日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
■絶対可憐チルドレン 173rd sense.「試験に出る超能力(3)」

女帝は大変寝相が悪いそうです。良いことですね。
ぜひ寝ているところをつぶさに観察してニヤニヤしたいものです。
そして駄々漏れの妄想を読み取られて、軽蔑すらされないモノを見るような目で見られたいものです。

その女帝のライバルキャラ・笹目さん。
姉二人のコードネームがリドル・ウィメンなのがよくわかりません。
「リトル」じゃなくて「リドル」。おまけに四姉妹じゃない。何故なんだろう。

あとカヅラさんがちょっと活躍しそうで嬉しいです。
私の考える最高の「ザ・チルドレン」は、女帝・パティ・カヅラ姐さんの3人編成なので、どうにかして女帝をパンドラに送り込めないものだろうか。

■境界のRINNE 第3話「体育館裏4時」

登場人物全員がボケてるのに、登場人物全員が物事を深く考えないせいで、登場人物全員が異常な状況の中、滞りなく日常を送っている。
意味が分かりません。
どうしてこれで、ちゃんと話が始まって、ちゃんと終わっていくのだろう。

■魔王 JUVENILE RIMIX 第91話「裏切り者」

安藤弟さんが帰ってきた。その手に力を携え帰ってきた。
半年に渡る『修行』の末に手にしたその力は、世界の全てを従える。
すなわち、圧倒的な、金。

とあるボウリング場を舞台に、かくして殺戮の幕が上がる。
弟さんの関係者を狙っていた快楽殺人者の方々を、突然現れた暗殺者さんが殺戮しまくりです。
単なる快楽者とは戦闘力の格が違う。奴は、プロだ。

寺原Jrさん:
 「安藤…潤也…!」
 「あのウサギは何モンだ!?てめえの仲間か!?」
弟さん:
 「仲間じゃないよ」

そう、仲間なんかじゃない。
そんなぬるい関係じゃない。
彼との繋がりはたったひとつ。

弟さん:
 「お金で雇ったんだ」

酷いです。アマチュア相手にプロです。
『金を払わせて』集めた寺原Jrの手駒と、
『金を払って』集めた弟さんの戦力では、勝負になりません。

狩られる殺人者さん:
 「誰か助けてくれ!!けっ、警察を…!!」

もはや体面もなく助けを求めるしかない。
幸いここはボウリング場。周囲には一般人のお客さんがいっぱいいます。
そんなところで大量殺戮なんてやったら、すぐに警察が来てくれ…

しーん…

狩られる殺人者さん:
 「誰か!早く!」

くすくす…
あはは…

狩られる殺人者さん:
 「…な………」
 「どうして…」
 「どうして誰も…っっ!!!」

弟さん:
 「彼らは劇団。依頼したらどんな役も演じてくれるグループなんだ」
 「残念だけど」
 「今、このボウリング場にいる人間…全員…劇団だ」

金が。金が無駄に唸りを上げる。
どんなことだってできるんです。お金さえあれば。
次回は『戦慄のカラー』だそうです。
『殺しのオールスター』だの意味の分からない煽りまでされてます。
これ以上、何する気だ弟さん…。

そういえば弟さんは、槿さん家で出会った家族の正体を知ったのですね。
多分、金にもの言わせて知ったんだ。
金に上限がないのであれば、その道の最高のプロを雇えるし、最高の情報も仕入れられる。
金は、力だ。
普通なら安っぽい小悪党が吐きそうな台詞なのに、狂気に染まった弟さんが言うと怖すぎる。
コメント (2)
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