■トロピカル~ジュ!プリキュア第2話「まなつとローラ! どっちのダイジが一番大事?」感想
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第2話より)
新学期です。新学年です。夏海さんは今日から新中学一年生。なので転入生のようでいて転入生ではない。
そして盛大に自己紹介で滑った後、紫色の子と仲良くなった。
意気揚々と帰宅なされた夏海さんが見たのは、自室に残る謎のナメクジ痕。人魚です。人魚が逃げた。
這いずり回った人魚は、脇目もふらず浴室に直行したようです。サカナだ。
人魚さんとバスタブ。素晴らしき様式美。尾びれが縁から出てるのとか、惚れ惚れする。
「果てしなく退屈だった」と宣う人魚さんに、夏海さんは学校での様子を語ります。しかしながら人魚からの返事はただ一言「で、その子はプリキュアに向いてるのか」。地上のサル=プリキュア戦力。
夜。不満たらたらな人魚さんを閉鎖された水族館に連れ出してみた。引っ越して数日で街を熟知しています。ローラのために調べたのか、彼女の異様な行動力の結果なのか…。
満月の下、サカナとヒトは語り合う。ちょくちょくサカナが何か受け売りや建前的なのを口にしてた気もしますが、とりあえず語り合う。人魚さんと満月。素晴らしき様式美。
翌日、元気溌剌で部活紹介に向かう夏海さんは人魚さんをロスト。なまじコンパクトに持ち歩けるようにしたせいで、サカナが地上に放置される…。
不幸中の不幸で近くに水路があり、人魚さんの姿が一般民衆に。
再三に渡る警告にも従わないサカナに、夏海さんも激怒。しかしサカナからすれば、何故にプリキュアの自覚を持たないのか理解できない。早く世界を救おう。そして私を女王にしよう。昨夜の交流は何だったのか。
こうして別行動になったもののサカナの悲しさ。移動が制限されるわプリキュアは見つからないわ。そこに敵も現れた。目的はさっぱり分からない(サカナ曰く)がとにかく襲ってきた。
人魚さんもプリキュアで応戦します。そこら辺にいっぱいニンゲンはいる。弾なら十分。
しかしなんたることか。みんな悲鳴をあげて逃げて行く。敵の姿を見ては逃げ、プカプカ浮かぶ人魚を見ても逃げる。まぁどちらも化け物だし。
そうこうする内に水路を塞がれ。ならばと地上に這いずり出たものの、そこは灼熱の舗装道路。じたんばたんとのたうってる内に、あっさりと大ピンチに。
そこに夏海さんがやってきてくれた。そして過剰なまでの戦闘力で屠ってくれた。おぉ頼もしい…。
得難い人材を得ていたと気づくと同時に、追加戦力の重要性に深刻になったところで、次回は2人目登場だそうです。とりあえず友人筋で妥協するみたい。選り好みしてる場合じゃないと悟ったらしい。
【後回しなのか前倒しなのか】
後回しにする。今やりたいことをやる。
この2つはどうとでもいえる。
宿題より先に遊ぶのは、宿題を後回しにしているのか。今やりたいことを優先したのか。
夏海さんは「プリキュア探し」より「学校生活」を優先した。
しかしローラのピンチには、あんなに楽しみにしていた部活紹介より、救出を優先した。
(その気持ちを汲んでくれなかったので、喧嘩にも発展しましたが)
2回目の際には「どちらもやる」ともおっしゃった。
これらから見るに、テーマ的には「自分で優先順を判断する」もしくは「全てやる」なのかしら。
「後回し」といえば「アラモード」の後期EDが思い返されます。
ホイップさんは「大好きを諦めない」の信念のもと奮闘なされた。視覚・聴覚・嗅覚を奪われ、物理的・精神的・金銭的にも打撃を受けまくる中でもスイーツを作れ。それがパティシエだ。大好きを諦めるな。
この過酷な覚悟を歌い上げた後期EDですが、最後のサビが素晴らしいです。
(引用)
これからのことは 明日かんがえよう
気まぐれな昨日へ ありがとうを言えるように
(引用終)
あまりに過酷な状況に、先を考えると怖くて心が折れてしまう。心が折れてしまったら「何でこんなことに」と悩み、「それが大好きだった昨日までの自分」を嫌いになってしまう。
だから今は先のことは考えない。昨日に「ありがとう」を言えるように。
そしていざ明日を迎えたとき叫ぶんです。「OK!キラッとひらめいた!!」。明日の自分は解決できると信じよう。昨日の自分にありがとうを言えるように。
このお歌を思い起こすに、「全て今やる」はそれだけでは破綻しそうです。「前向きな後回し」は話題になりそうに思える。
「敵の目的は不明」とも明言されたので、何か仕掛けがあるのかも。今回の「伸びないラーメン」のように、彼らは「いかに後回しにするか」を真面目に追求しています。技術は「楽をする」「怠ける」ために発達したともいえる。
あと「人魚はプリキュアになれない」とも明言されました。情報源がローラなので不安はありますが良いことです。
プリキュアなんて汚れはニンゲンにやらせればいいんだ。人魚さんは尾びれを大事にしていこう。
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第2話より)
新学期です。新学年です。夏海さんは今日から新中学一年生。なので転入生のようでいて転入生ではない。
そして盛大に自己紹介で滑った後、紫色の子と仲良くなった。
意気揚々と帰宅なされた夏海さんが見たのは、自室に残る謎のナメクジ痕。人魚です。人魚が逃げた。
這いずり回った人魚は、脇目もふらず浴室に直行したようです。サカナだ。
人魚さんとバスタブ。素晴らしき様式美。尾びれが縁から出てるのとか、惚れ惚れする。
「果てしなく退屈だった」と宣う人魚さんに、夏海さんは学校での様子を語ります。しかしながら人魚からの返事はただ一言「で、その子はプリキュアに向いてるのか」。地上のサル=プリキュア戦力。
夜。不満たらたらな人魚さんを閉鎖された水族館に連れ出してみた。引っ越して数日で街を熟知しています。ローラのために調べたのか、彼女の異様な行動力の結果なのか…。
満月の下、サカナとヒトは語り合う。ちょくちょくサカナが何か受け売りや建前的なのを口にしてた気もしますが、とりあえず語り合う。人魚さんと満月。素晴らしき様式美。
翌日、元気溌剌で部活紹介に向かう夏海さんは人魚さんをロスト。なまじコンパクトに持ち歩けるようにしたせいで、サカナが地上に放置される…。
不幸中の不幸で近くに水路があり、人魚さんの姿が一般民衆に。
再三に渡る警告にも従わないサカナに、夏海さんも激怒。しかしサカナからすれば、何故にプリキュアの自覚を持たないのか理解できない。早く世界を救おう。そして私を女王にしよう。昨夜の交流は何だったのか。
こうして別行動になったもののサカナの悲しさ。移動が制限されるわプリキュアは見つからないわ。そこに敵も現れた。目的はさっぱり分からない(サカナ曰く)がとにかく襲ってきた。
人魚さんもプリキュアで応戦します。そこら辺にいっぱいニンゲンはいる。弾なら十分。
しかしなんたることか。みんな悲鳴をあげて逃げて行く。敵の姿を見ては逃げ、プカプカ浮かぶ人魚を見ても逃げる。まぁどちらも化け物だし。
そうこうする内に水路を塞がれ。ならばと地上に這いずり出たものの、そこは灼熱の舗装道路。じたんばたんとのたうってる内に、あっさりと大ピンチに。
そこに夏海さんがやってきてくれた。そして過剰なまでの戦闘力で屠ってくれた。おぉ頼もしい…。
得難い人材を得ていたと気づくと同時に、追加戦力の重要性に深刻になったところで、次回は2人目登場だそうです。とりあえず友人筋で妥協するみたい。選り好みしてる場合じゃないと悟ったらしい。
【後回しなのか前倒しなのか】
後回しにする。今やりたいことをやる。
この2つはどうとでもいえる。
宿題より先に遊ぶのは、宿題を後回しにしているのか。今やりたいことを優先したのか。
夏海さんは「プリキュア探し」より「学校生活」を優先した。
しかしローラのピンチには、あんなに楽しみにしていた部活紹介より、救出を優先した。
(その気持ちを汲んでくれなかったので、喧嘩にも発展しましたが)
2回目の際には「どちらもやる」ともおっしゃった。
これらから見るに、テーマ的には「自分で優先順を判断する」もしくは「全てやる」なのかしら。
「後回し」といえば「アラモード」の後期EDが思い返されます。
ホイップさんは「大好きを諦めない」の信念のもと奮闘なされた。視覚・聴覚・嗅覚を奪われ、物理的・精神的・金銭的にも打撃を受けまくる中でもスイーツを作れ。それがパティシエだ。大好きを諦めるな。
この過酷な覚悟を歌い上げた後期EDですが、最後のサビが素晴らしいです。
(引用)
これからのことは 明日かんがえよう
気まぐれな昨日へ ありがとうを言えるように
(引用終)
あまりに過酷な状況に、先を考えると怖くて心が折れてしまう。心が折れてしまったら「何でこんなことに」と悩み、「それが大好きだった昨日までの自分」を嫌いになってしまう。
だから今は先のことは考えない。昨日に「ありがとう」を言えるように。
そしていざ明日を迎えたとき叫ぶんです。「OK!キラッとひらめいた!!」。明日の自分は解決できると信じよう。昨日の自分にありがとうを言えるように。
このお歌を思い起こすに、「全て今やる」はそれだけでは破綻しそうです。「前向きな後回し」は話題になりそうに思える。
「敵の目的は不明」とも明言されたので、何か仕掛けがあるのかも。今回の「伸びないラーメン」のように、彼らは「いかに後回しにするか」を真面目に追求しています。技術は「楽をする」「怠ける」ために発達したともいえる。
あと「人魚はプリキュアになれない」とも明言されました。情報源がローラなので不安はありますが良いことです。
プリキュアなんて汚れはニンゲンにやらせればいいんだ。人魚さんは尾びれを大事にしていこう。