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(第32話)トロピカル~ジュ!プリキュア「駆けろランウェイ!さんごのファッションショー!」感想

2021年10月12日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第32話)トロピカル~ジュ!プリキュア「駆けろランウェイ!さんごのファッションショー!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第32話より)

涼村さんがファッションショーに出ることになりました。

ファッションショーの目玉は「服」。モデルさんを競う場ではない。
「可愛い私」を見せるのではなく、「可愛い服」を見せる。
この観点は花咲さんにはあまりなかったように思えます。あの方は「自分がチェンジする」に主眼を置いていらっしゃった。

ローラとの絡みで言うならば、「偉大な女王になった私」ではなく「偉大な女王」を見せるのか。
そう思うと第9話のポイントは「自分を見せる」のか「役や化粧品を見せる」のかの違いだったのかしら。
ハートキャッチ的に補足するなら「偉大な女王」を示すために注力すれば、内面もひきずられて「女王」にチェンジできるとかか。

みのりん先輩は自分の内面の不足故に、他者に作品を提示できなかった。
先週の時点ではよく分からなかったのですけど、あすか先輩も同様だとすれば、「不当な暴力ではないことを示すだけの実績や信頼がなかった」なのかもしれない。
であれば涼村さんは、可愛いを伝えるためには、自分が心の底からそれを可愛いと自信を持つこと?

ランウェイを駆け抜けたのは、プリキュア姿で。
先週、具体的な和解とまではいかないまでも、何となく生徒会長に伝わったのはプリキュアでの戦いを見てもらったから。
みのりん先輩が変身するとキャラクターが変わるのもその流れなのかもしれない。
ローラもプリキュアになったので、結果的に足がついてきた。
「自分の大好きな何かを、相手に伝える助けになるもの=プリキュア」といった感じなのかも。「今一番大事なことをやる」と上手く結びつくような、つかないような…。

ここ数週の個人回は上手く言葉にできそうでできません。明らかに一貫したメッセージを込められているとは感じるものの、言語化できない。ローラが足を生やして以降、何かが奇妙です。

例年(といっても昨年はイレギュラーでしたが)であれば、秋映画でテーマ的な解答が示されるはず。モヤモヤが爽快に解決するはずだととても楽しみです。

【くるるん】

そしてそんな中、次回はすべてが謎の不可解回。
「ナレーションが全部くるるん」はいつかやると思ってたけど、よりにもよってハートキャッチ参戦&サブタイも意味不明なせいで、つくづく全く内容が分かりません。
「詳しい事情は分かりませんがお手伝いならできます」の花咲理論に則ると、開始早々何の説明もなくハートキャッチ組がいるとかもやりかねない。

ここまでくると、もしかして「秋映画ですっきり解決」しないんじゃなかろうか。
花咲さんのパリ映画が「詳しい事情が分からない」を視聴者にまで適用してきて「なぜ彼女らがパリにいるのか不明(劇中では説明がない)」「オーケストラさん初登場(テレビで登場する前だったので謎の人としか言いようがなかった)」等々だったことを思うと、夏海さんの秋映画も怪奇な代物になる気がする。

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