穴にハマったアリスたち

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(第06話)デリシャスパーティ♡プリキュア「学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!」感想

2022年04月17日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第06話)デリシャスパーティ♡プリキュア「学校!怪物!大パニック!?ねらわれたエビフライ!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第6話より)

放送再開。ありがとう!

次週はとうとう謎のプリキュアさんが登場ということで、今週は周辺回りが整備された感。

冒頭の「リモートで料理」は今の感覚として非常に分かります。「一緒に集まって」だけが連帯ではなく、今はリモートでやりとりできる。
リモートは「会う」の代替でもないんですよね。芙羽さん達が朝から一同に会するのは時間制約が厳しいでしょうから無理。リモートだからできる。

現実でも、子の行事イベントに遠方の親戚をリモートで招待するとか、実際にやりました。もしリモート手段がなかったら(わざわざ休んだり飛行機を使うほどでもないので)参加できなかったわけで、物理的な分断が顕著になったからこそ連帯しやすくなった面もある。

今回の戦闘の「回転を利用する」も「悪条件を逆手に取ろう」ですから、リモート活用に通じるものがあります。
なるほど実際に会うのは難しくなった。でも結果的にリモートが普及し、今までよりも頻繁に顔を会わせられるようにもなった。

一方、遠方とも容易に繋がれることが、目の前の人との繋がりを薄めることにもなりえます。
仮にリモートで料理ではなく、早朝に家庭科室に集まって料理をしていれば、クラスメイトと打ち解けるのも早かったかもしれない。トロピカる部ならその方法を取りそう(優劣ではなく傾向として)。

見失うという意味ではジェントルーも同様です。常識的に考えて、プリキュアどもがこの中学校の生徒なのは最初からわかってるはず。近場に他に中学校はなさそうだし、あったとしても高確率なのは変わらない。

意外な落とし穴として、今作は変身までのハードルが高かった。
妖精がいないと変身できないくせに、妖精側には敵出現を探知する手段がない。しかも当たり前に妖精と別行動をとってしまっています。
一昔前のプリキュアさんと違い、遠方との通話手段は持っているのですが、リモートで繋がるだけではどうにもなりません。
これは「リモートではなく物理的に出会わないとできないこともある」の側面を担っているのかも。

「同じ釜の飯を食う」は、「食ったら仲良くなれる」以外に「食う機会に恵まれたなら活かそう」のニュアンスもあるように思えます。
弁当を作って持ってきたのは、もちろん良いエピソードなのですけれど、それはそれとして「学食で一緒に食う」のも大事です。
味をしめた芙羽さんが毎日弁当を作りまくり、おそらくはメキメキと上達もするでしょうから、延々とおしゃれ弁当を和実さんと食べるだけになってしまうと、それこそクラスメイトのイメージする「芙羽様」像を強化してしまいます。

「生ハムメロン」ならぬ「ゴミ箱芙羽様」は、芙羽さんのことを知っているから踏み込めたこと。知る手段は色々とあるわけで、今作は「様々な手段を補完的に組み合わせる」ような要素もあるのかもしれない。

知るといえばジェントルーは、謎の情報通の「ちゅるりん」さんのSNSを参考に動いているようです。時系列がおかしい気がしてなりませんが、どうなってるんだろう…?
「ちゅるりん」さんが投稿する→ジェントルーが見る→上申する。出撃許可おりる→メシマズテロの流れのはずで、ブンドルーの現場にいた人は「ちゅるりん」さんではないはずでは…。
同じ店に何度も足を運び、運悪く被弾してるんだろうか、あの黄色は。

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