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(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想

2022年08月07日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第22話より)

活躍していそうで案外そうでもないブラぺが、己の存在意義に疑問符を生やしてしまいました。
プリキュア視点でいえば、名前ぐらいしか説明のないまま戦場にだけやってくる第三勢力です。普通に怪しい。実際、和実さんのストーカーなわけで普通に怪しい。会長さんは気づいていそう。あのブラぺとかいう奴、プレシャスのことしか見てなくないか?

プリキュアシリーズでは追加キャラは基本的に強キャラ縛り。販促の都合のないブラぺは自由に動かせるのかもしれない。
強いて言えば、コッペ様(花咲祖父の姿を借りていた)に近しいのか。

現実の拓海くんはといえば、知人の青年を助けるために「伝説のクレープ」の再現にチャレンジしてみることに。
作るのは拓海くん。試食は和実さん。
作る。食う。作る。食う。作る。食う。

伝説とも称されるクレープが割と簡単に再現されてしまいましたが、拓海くんの細かな調整能力もさることながら、一定のペースで食い続ける和実さんがチートです。
ほぼ同じで微妙に違うだけの食い物を延々と食べ続けて、数年前に食べたきりの物と比較して全く同じ評価軸で感想を伝えるとか、何気に超人技です。凄いというより怖い。彼女のデリシャスマイル顔は、テンション低めの星奈さん的な狂気を感じる。もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…。

こうして伝説のクレープは再現されましたが、ご友人は若干困り顔。拓海くん、また余計なことをやっちまったかと後悔。
が、困ったとはいっても前向きな困り方。ちゃんとうまくいきました。困らずに回避していた方が悲劇だった。

ブラぺとしての協力も、次なる戦闘では無事に活き、連携取って撃破。
プレシャスさんからお礼のメッセージも貰って、満足気に帰りましたとさ。

前回のらんらんの「勝手な想いが迷惑にもなりえる」と対になる「勝手な想いも力にはなれる」。
拓海くんが思っている以上に、周囲は感謝してくれていました。
ただ相手が感謝していることに気づけないと、活動は長続きしません。今回は周囲に恵まれていたから良かったものの、些細な行き違いで感謝が届かなかったら、ブラぺがフェードアウトしてたところだった。

かといって「感謝の気持ちを伝えよう」という流れでもないのか?あくまでブラぺ視点でのお話でしたので。
芙羽様が何やら神妙な顔をしてご両親にメッセージを書いていましたので、次回で何かわかるかもしれない。

今のブラぺは継承した力を使って戦っています。クレープの再現も和実さんの過去の記憶に頼った。
それが悪いというのではなく、キャラ設定として「過去」に比重がかなりあるように見えます。今回、未来の象徴ともいえる子供(コメコメ)と絡みがあったのも何か深読みはしたくなります。

「伝説のクレープ」にも意味はあるのかしら。適当に導入として出しただけなのか、今後関わってくるのか。
無理に書き連ねるなら、「伝説の戦士」プリキュア初代の移動店舗タコカフェを想起はします。
プリキュアシリーズの元祖を、記憶を頼りに再現する和実さん…というのは何かしらの意味を見出せそうな気はする。

会長さん家で作成していた、明らかに多人数で食べることを前提とした多人数の個性を取り入れたパフェも、プリキュアシリーズの象徴と言えなくもないかも。20年を目前として、物凄い数になったものだ…。

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