●夢みる女の子
春日野うららさんのイメージソング。
テーマ的な物を気にして見始めたのが「5」の頃からだったこともあり、当時からこの曲は好きでした。
「5」は「夢を叶えることに意味があるのか」のお話で、特に春日野さんは顕著に出てたと思う。
「夢は叶わない」ではなく「叶えても意味がない」。カワリーノさんに見せられた悪夢も、闇レモネの煽りもその方向。
それに対するレモネの回答は「夢が呼んでいるからもう行く(お前らに説明している暇はない)」というとても格好良いものでしたが、彼女を支えていたのは「みんなが応援してくれるから」。
【引用】
『一人でも目指してく 夢があった。途中で息切れしても 階段昇って』
『心が折れそうな夜 越えた時 何かが動き出して 人は変わるの』
『ふと最近気が付いたことがあるの みんな気持ちが背中 押してくれてる』
【引用終】
今にして思えば、「GoGo」のムシバーンや館長が否定されたのは、「こちらの価値観を侵害してくるから」だけでなく、「一人で夢を見る」ことを目指していたからなんだろうな。
館長はともかくムシバーンはああいう生き物な気がするので、気の毒ではあるのだけど。
ただ「誰かがいてくれること」を支えにしていると、「誰かのために犠牲になってしまう」「誰かがいてくれなかったら脆い」の問題を抱えてしまいます。
前者は夏木さんが直面していた課題。友人のために尽くすのは損ではないか?
夢原さんにも降りかかっていて、ココのために犠牲になってもよいのか。
「鏡の国」のラストのクリスタルを見上げるシーンは、まさに自分のために犠牲になったダークドリームに、自分自身を重ねていたんだと思う。
当然ながらダークドリームの選択は間違ってはいない。逆の立場なら夢原さんが庇っていたはず。だからこそ問題です。ココを守って玉砕する未来が見えてしまう。
夢原さんが国語教師を目指し出したのを放送当時はかなり唐突に感じていたのですけれど、他者に全乗っかりしないためには、自分の夢を持つのが大事だったからなのかもしれない。
「誰かがいてくれないと脆い」は、14年後のヒープリが回収してくれました。
ヒープリは「大事なものを切り捨ててでも前に進む」であり、その原動力はといえば「生きる(≒夢)」。
映画の「先に敗北した5チームを、夢に呼応したヒープリが助けに行く」展開はとても素晴らしかった。(映画の感想1、感想2)
これらを踏まえて、「オトナプリキュア」で夢原さんが何をどうするのか、とてもとても楽しみです。
春日野うららさんのイメージソング。
テーマ的な物を気にして見始めたのが「5」の頃からだったこともあり、当時からこの曲は好きでした。
「5」は「夢を叶えることに意味があるのか」のお話で、特に春日野さんは顕著に出てたと思う。
「夢は叶わない」ではなく「叶えても意味がない」。カワリーノさんに見せられた悪夢も、闇レモネの煽りもその方向。
それに対するレモネの回答は「夢が呼んでいるからもう行く(お前らに説明している暇はない)」というとても格好良いものでしたが、彼女を支えていたのは「みんなが応援してくれるから」。
【引用】
『一人でも目指してく 夢があった。途中で息切れしても 階段昇って』
『心が折れそうな夜 越えた時 何かが動き出して 人は変わるの』
『ふと最近気が付いたことがあるの みんな気持ちが背中 押してくれてる』
【引用終】
今にして思えば、「GoGo」のムシバーンや館長が否定されたのは、「こちらの価値観を侵害してくるから」だけでなく、「一人で夢を見る」ことを目指していたからなんだろうな。
館長はともかくムシバーンはああいう生き物な気がするので、気の毒ではあるのだけど。
ただ「誰かがいてくれること」を支えにしていると、「誰かのために犠牲になってしまう」「誰かがいてくれなかったら脆い」の問題を抱えてしまいます。
前者は夏木さんが直面していた課題。友人のために尽くすのは損ではないか?
夢原さんにも降りかかっていて、ココのために犠牲になってもよいのか。
「鏡の国」のラストのクリスタルを見上げるシーンは、まさに自分のために犠牲になったダークドリームに、自分自身を重ねていたんだと思う。
当然ながらダークドリームの選択は間違ってはいない。逆の立場なら夢原さんが庇っていたはず。だからこそ問題です。ココを守って玉砕する未来が見えてしまう。
夢原さんが国語教師を目指し出したのを放送当時はかなり唐突に感じていたのですけれど、他者に全乗っかりしないためには、自分の夢を持つのが大事だったからなのかもしれない。
「誰かがいてくれないと脆い」は、14年後のヒープリが回収してくれました。
ヒープリは「大事なものを切り捨ててでも前に進む」であり、その原動力はといえば「生きる(≒夢)」。
映画の「先に敗北した5チームを、夢に呼応したヒープリが助けに行く」展開はとても素晴らしかった。(映画の感想1、感想2)
これらを踏まえて、「オトナプリキュア」で夢原さんが何をどうするのか、とてもとても楽しみです。