OHVカブ しまなみ街道ツーリング その5（終）

続きです。

一通り尾道散策も終え、ボチボチと帰ることに。来た道を引き返します。
道中スーパーなどで買出しをしつつ、その後は一気に向島→因島へ・・・

走りを楽しみに来ている皆さんなので、帰りになってさらにペースアップする一行。
行きは探り探り、帰りで全開というところでしょうか。特に今回は雲カブさんの黒C110とＳさんの黒C115の黒コンビが早い！
上り坂で2台が快調に飛ばし、ソレに続いて皆一斉に全開で走っていくと・・・峠を越えたところで赤棒を持った公務員のおじさんに「全員こっちへおいで」と捕獲される事に（笑）
少々頑張ったご褒美に青切符を頂けるのは先陣をきっていた雲カブさんとＳさんだけかと思いましたが（笑）、全員免許証確認の上無罪放免となりました。
白ナンバーと間違えたか、台数もいた事で捕まえずに脅したと言うところか・・・後で聞いたら全員レーダーおじさんの存在には気が付かず！皆夢中になりすぎ（笑）

そんな因島から生口島に入り、多々羅大橋へ入るためのサイクリングロードへ。
低速コーナーが続くので気持ちよく走っていたのですが・・・気持ちよくコーナーを立ち上がったら目の前が料金所で皆ブレーキ。気が付くのが一瞬遅れた私は前を走るトラ馬鹿さんを避けつつ前後輪ドリフトで華麗にふたの無い側溝10ｃｍ手前で側溝に沿って華麗に停止（泡を食って前後輪がとっちらかって制御不能になり、溝に落ちかけたところで偶然止まったと言う見方も有り）。
急ブレーキの衝撃で宙に舞ったＹシートを見ながら後ろを走っていた雲カブさんは「逝った」と思われたらしい（笑）
後一歩で側溝落ち込みと言う危機を切り抜けてなんとか大三島の道の駅へ・・・。

道の駅にて「湘南カブキチクラブ」に対抗（笑）して旧カブ勢ぞろいの写真を撮ろう！という事になり、スポカブを並べていると次の事件が発生。第二の「左リアサスバラバラ事件」。
今度はトラ馬鹿さんの赤C110のリアサスがトップがシャフトから抜けてしまいました。
ここでとりあえず写真を撮影した後、店を開きサスの修理と相成りました。
幸い早期発見でロックナットは脱落しておらず、特にネジをなめてもいなかったので短時間で修理完了！
いやいや、「トラブルは私だけか・・・」と思っていたのですが、同じトラブルの仲間が増えてちょっとほっとしたのはココだけの話です（笑）
次からは予備サスペンション１本を携帯してツーリングに行きましょう（笑）

いや～今日のベストショットです。
所有されているだけではなく、こうやってツーリングなどがご一緒できるほどＯＨＶカブ乗り仲間が増えてうれしい限りです。これからもバンバン走りに行きたいですね～。
同じ車種と走らないと色々と分からない事もあります。これも勉強ですね。
しまなみ街道をスポーツカブで走る、というスポーツカブに乗り初めて以来の目標も達成しましたし、楽しい一日でした。

後は出発地点の雲カブさん宅を目指して帰るのみ。
無事に無事故無違反無リタイヤ（全て微妙）で帰着する事ができました♪
そこから松山組はさらにカブで、県外組はトランポで帰宅。
しばらくぶりに１日単車で走って疲労したせいか、故障と隣りあわせだった心労からか、帰りはおみやげ物を買いに寄った高速のＰＡで仮眠して帰りました。
前頃は一日走ってもさほど疲れなかったんですけどね～。少し年？

さて今回のツーリングでの課題は・・・

・18インチは実走行では加速悪すぎ
　　17インチとこれだけ差が出るとは・・・
・パワーウエイトレシオ悪すぎ（笑）
　　パワー不足の原付では差が・・・
・工具とスペア部品の輸送方法は要検討
　　工具BOXを搭載した人が必要です

という所ですね。
それと今回食事や宿を準備していただいた雲カブさん、SpecialThanksです。
動画撮影をして頂いたトラ馬鹿さん、動画は見応えがありました。

私がうれしそうに動画を見ているのを横で見ていた奥様からは・・・

「単車が遅くて置いてかれてるおかげで画面独り占めだね」
「背中と横っ腹の肉ヤバ過ぎ、厚着してけば良かったね」
「乗ってる人がでかくて単車がかわいそう」
「上り坂で単車がヒイヒイ言ってる」
「下りは車重のおかげで早いね」

などのコメントを頂きました（笑）
また次のツーリングも楽しみです。どんどんOHVカブ仲間が増えればと期待しております。