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いつも思うのですが、このカブの特にチェーンを外さなくてもタイヤが外れる機構は実用的な機構だな~と。50年前のものでは有りますが、足回りもほとんど現行のカブと変わりない機構で、改めて『カブって凄い』と思う所です。
スプロケットなどを見ても表面に凹凸がある凝ったつくりになっていますし、そういう面で言えば簡素化され部品も簡素にされている今のカブよりも隅々まで非常にしっかりと作ってあると言えます。
スポカブを見ていて今のカブを見ると、・・・ああ・・・コストが削減されているんだな・・・と思う所が多いんですよね。
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スイングアームにチェーンパッキンを付けてチェーン取り付け。
チェーンは標準的な420。新品ではありますが一番安いのを付けてます。
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やはりカブと言えばチェーンカバーですよね。赤スポは付けなかったのですが、サンタンはフルノーマル仕様でいくのでこの仕様。
このサンタンは家に来たときにはチェーンカバーが無かったので、程度が良く保存していた赤スポのチェーンカバーを流用です。
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左カバー裏に付くドライブカバー。元々付いていたものを使用。
取り外し時は何か分からないほどのグリスの固まりになっていたのですが、おかげで退色もほとんどしておらず、当時のサンタンカラーのプラスチック部品の色そのままに残っています。他の退色気味のプラスチック部品に比べて非常に程度が良いです。
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ドライブカバーも付けて新品左カバーを仮付け。
どうもポイントの動きもおかしいようで、電装系はコレから悩まされそうなので仮組みです。
ポイントカバーも仮付けしておこうと思ったのですが、ココでちょっと気になる事が。
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コチラは元の左カバー。下部が割れているので今回は使用しません。
結構激しい転倒があったようで、こんな所まで割れていたりします。
ポイントカバーはそのまま流用しようと思ったのですが、このポイントカバーは無地です。今家にあるストック&赤スポのポイントカバーにはHONDAの刻印があるのですが、このHONDA刻印入りポイントカバーは別車種のものか後部品なのでしょうか・・・?当時の初期型パーツリストを見ても特にポイントカバーに刻印は無いようなので、初期型はこの刻印無しカバーだったのかな・・・と。
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