カツ★ガレーヂ

Vintage Motorcycle Laboratory

サンタンスポーツカブ ホイール補修 その1

2008-10-25 23:42:10 | スポーツカブC110
いよいよ最後に残った手間仕事、ホイール組みに入ります。

  

とりあえず準備で古いベアリングとオイルシールを除去します。
オイルシールは現行品で手に入るものもあれば純正で手に入らないものもあるので、使えるものは流用すべく取り外し。
ベアリングプーラーは径と段差で大型のものと小型の物を使い分けているのですが、とりわけベアリングの内径が小さいホイール部分は小さいプーラーの方を重宝します。

  

と言う事で準備の出来たドラム関係。ハッキリ言って泥、腐食、グリスその他でドロドロです。コレでも一度は浸透潤滑材とワイヤーブラシで磨いているのですが、何せ元が酷い!いつもは外で浸透潤滑材を吹きながらブラシで磨くのですが、足がこの状態なので外で根気良く磨く作業が出来ません。
屋内で作業するにしても、潤滑材とブラシの作業は付近一帯に汚れが飛び散り、匂いもかなりのものになります。
と言う事で、汚れが飛び散りにくく屋内作業も容易な漬け洗い作業が出来ないかと考えたのですが、工具屋にメタルコンパウンドを買い足しに行った時にメタルクリーナーなるものを見つけました。

  

高温のお湯にメタルクリーナーを溶かし、ドラム関係の部品を漬け込んでいきます。
しばらく漬けて浸透させ、軽くブラッシングしてしつこい汚れを落とす・・・という作業を繰り返しました。写真では分かりませんが、かなり化学反応しています。手をつけても灯油ほど刺激性も無く、ほぼ無臭なので作業もし易いのですが、確かに強烈な油分分解・洗浄効果があります。

  

洗浄後。家の中で磨き作業が出来るほど綺麗になりました。
あとはメタルコンパウンドで磨いて仕上げていきます。
メタルクリーナーの廃液ですが、薄めつつ台所から流しました。雨水系統に排水しなければOKなようです。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 角煮うどん | トップ | 久々の肉味噌温玉うどん »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
やっは~ (モト夏樹)
2008-10-26 21:09:02
 やってますね~ぃ!

 自分も昔は、同じような事をやっていました。

 臭いと汚れが、着ている服に飛んだりして・・。
 パーツが綺麗になればなるほどやる気が出て、
充実感に浸っていました。

返信する
Unknown (KATSU)
2008-10-26 21:30:23
>モト夏樹さん
いや~、ココが耐えどころです。

今回はちょっと薬品で逃げましたし、仕事も休んでいるので有り余るパワーを注げましたが、磨き作業の様な結構根気が要る作業は普段の仕事で疲れた精神状態ではやりかねます・・・。
そういった意味では良い時間を貰いました。
現在充実感に浸っています。
完成近く、レストアで一番楽しい時間帯です♪
返信する

コメントを投稿

スポーツカブC110」カテゴリの最新記事