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PC-9821cx 電源ファンの交換

2018年01月04日 | レトロパソコン
あけましておめでとうございます。
今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

今年、初のブログは昨年末にレトロPC(PC-9821cx)の電源ファンの交換を行いましたので、その作業内容を記したいと思います。

昨年末、コンデンサーの交換および外装メンテ済みのPC-9821cxを手に入れたのですが、電源ファンの軸が摩耗し軸ブレしているためか、動作時にガラガラガラと大きな音がするので交換することにしました。

標準で搭載されているファンの型番は「DFB0812M」で仕様は以下の通りでした。

サイズ:8cm x 8cm x 25mm
電圧 :12v
電流 :0.1A
回転数:2,600rpm
風量 :29 CFM
 騒音値:24.8dBA

このファン、まだ海外サイトでは流通しているようですが流石に古いので、これを機会に比較的新しくスペックが近いファンに交換することにしました。

X-FAN 80mmファン RDL8025B(20NMB)
RDL8025B-20NMB
X-FAN

新たに購入した上図のファン「 RDL8025B(20SP)」の仕様は以下の通りです。

サイズ:8cm x 8cm x 25mm
電圧 :12v
電流 :0.08A
回転数:2,000rpm
風量 :26 CFM
 騒音値:20.68dBA
 

風量は 10%減りますが、消費電力は 20%削減され回転数が低い分騒音値が抑えられます。このスペックを見るだけで静音化に期待できそうです。

まずは PC-9821cs本体の上蓋とバックパネルを外し電源部を取り出します。

 

次に電源に取り付けられている ファンの2芯コネクタを取り外します。

 

写真の銀色の部分を爪楊枝などで押しながらケーブルを引っ張り、コネクタからケーブルを抜き取ります。購入した 3芯のファンのケーブルも同様の手順で抜き取ります。

 

赤はプラス(+12v) 黒はマイナス(GND)白はファンの回転数を取得するケーブルです。白のケーブルは必要ないのでニッパーで切り取り、熱収縮チューブを使用し綺麗にまとめます。

 

下図の熱収縮チューブは Amazonで購入しました。

JTENG 熱収縮チューブ 580ピースセット 絶縁チューブ 防水 高難燃性 チューブ シュリンクチューブ 6カラー 11サイズ Φ1mm~10mm
熱収縮チューブ
JTENG

この熱収縮チューブは、ドライアーの熱では収縮しません。ヒートガンを使用するのが好ましいのですが持っていないので、焦げないように気を付けながらライターで下から炙り処理しました。

新しいファンのケーブルをプラス・マイナス間違えないようにコネクタに刺します。25年前のコネクタですが端子の形状は変わっていなかったので、ハンダを使ってケーブルを結線する必要はありませんでした。ただしケーブルが長いので結束バンドでコンパクトにまとめて置きました。

後はファンを取り付け元通りに組み直します。

 

動作確認したところ、とても静かになりファンの風切り音が僅かに聞こえる程度になりました。また風量も吹き出し口に手をあてて見る限り変わらないように感じました。古いファンはガタがきていて性能が下がっていたものと考えられます。それで支障なかったので今後も大丈夫でしょう。

 

これで、ひとまず PC-9821cxのカスタムは終了です。これでファンの音を気にせずレトロゲームを楽しめます。レトロPCに関しては、また別のネタを用意しているので、次回その内容をブログにまとめたいと思います。

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