サヨコの独り言

興味のあるものを「コンデジ」で撮影しに行ったり、
街で偶然に見かけたものを「スマホ」で撮っています。

《サクラ ➃ 桜とチューリップと風車》 -佐倉ふるさと広場にて-

2019年04月12日 | 動植物
《第31回佐倉チューリップフェスタ》が3月30日~4月21日まで印旛沼のほとりにある「佐倉ふるさと広場」で行なわれていました。ランドマークとして水汲み用オランダ風車「リーフデ」(友愛という意味)がありました。この日は風が無かった為、風車は回っていませんでした。約100種類72万本のチューリップが彩り豊かに咲き誇っていました。珍しい品種のチューリップもあり、見応えがありました。期間中は京成佐倉駅から約30分置きに臨時の送迎バスが出ているので助かりました。

臨時の送迎バスの停留所から降りて直ぐの所に小川と桜並木があったので、立ち寄ってみました。釣りをしている人がいました。桜並木の近くの木で2羽の鳥が2本の木でピピッ、ピピッと掛け合いながら暫らく鳴いていました。姿は見えませんでしたが、気になって見守っていたら2羽で遠くに飛んで行きました。何の鳥だったのか分かりませんが、「つがい」だったのかもしれません。

千葉県佐倉市は、江戸時代には佐倉藩十一万石として栄えた歴史ある城下町。佐倉藩主の「堀田正睦」が蘭学を推奨したことからオランダと関わりが深く、蘭学の先進地として≪西の長崎・東の佐倉≫と並び称され、西洋医学の街として栄えました。土・日にはオランダ製の「ストリートオルガン」(オルゴールのような仕組みで音が出る手回しオルガンの事)の演奏があります。また、オランダの絵本作家「ディック・ブルーナ」さんが創作した「ミッフィー」も登場します。

「西印旛沼」を廻る「観光遊覧船」の3時の最終便に乗ってみました。冬に戻った様な寒さだったので、乗客は私一人しかいませんでした。ガイドの方にマンツーマンで印旛沼について色々と教えて貰いました。水深は一番深い所でも2.5mしかない事を初めて知りました。古代から印旛沼になるまでの過程や利根川・水門・ボサ漁(小魚を捕獲する伝統的漁法で、捕った魚は主に佃煮にされます)の事などファイルを使いながら説明して頂きました。「ユリカモメ」は頭が白(冬羽)から黒(夏羽)に換羽すると、北の方に帰るそうです(ガイドさんより)。

因みに、パンフレットの絵は佐倉市に画廊がある画家・漫画家・イラストレーターの「高橋真琴」氏によるものです。2008年から手掛けています。少女の瞳に星を描いた最初の画家と言われています。

「飯野竜神橋」の手前の小川と桜並木 / 金メダルジョギングロード・裕子コース(尚子コースも有)


風車を正面から見たところ / 風車を左からみたところ <菜の花が咲いていました>


佐倉市のキャラクターの「カムロちゃん」と / 記念撮影用のフレーム


風車の内部 /  「ミッフィー」と「ストリートオルガン」 / 木靴






2時30分出航の遊覧船とすれ違いました / 「飯野竜神橋」


「飯野竜神橋」の龍 / 「ユリカモメ」・「サギ科の鳥」・「カワウ」 / ボサ漁


ユリカモメ / 冬羽と夏羽のユリカモメ / コブハクチョウ


パンフレット <絵は「高橋真琴」氏によるものです>
 
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