2008年10月26日(土) 伽葉山
*写真が消えたのを、2021/02/03 再生しました。
記憶が曖昧なので、写真と文章が合っていないかも知れませんのであしからず。

登山口のある迦葉山弥勒寺の大駐車場に車を止めた
観光バスが3台も来ていて、賑わっている。
大天狗は、あとでゆっくり見させていただくことにしよう。



中雀門の渡り廊下の下をくぐる。
橋を渡って右手が登山口だ。


最初から結構急登だ。
汗がしたたり落ちる
20分ほどで胎内潜岩の下に着いた。
お~、この上があの和尚台かー
あおちゅうさんやあにねこさん、重鎮さんが登られている。
相棒はここがあるので、以前から拒否し続けた
<和尚台は登らへんよ> と約束してやって来ていた。
ただ、内心は・・・・・、<登れたら登ろう>と密かに企んでいたのだが。。。 
実際に見たらその凄さにしばし立ちすくんでしまったのある・・・・・・・・。
そして。
胎内潜岩とすごい名前が付けられたその岩をまずは登ってみようと試みたが、最初の大きな岩に登るのに足場がない
鎖があるがこの岩に挟まってしまっていて、思うように使えない。
やっぱ、やめよっ
相棒も怯んでるし、やめときまひょ



先に進むと、大きな岩の間を潜る。
<こっちだよー。 早くおいでー
>
紅葉を楽しみながら、相変わらずの急登を休み休み登る。

やっと山頂に着いたと思ったら、御嶽山大神の石碑があった。
山頂はもう少し先だ。
初めて人と出会った。
単独の男性とご挨拶。

やっと山頂だー
おっと、案外狭いんやね


立ち木に阻まれて、展望が良いのは三峰山や榛名山方面だけだ。

誰もいない山頂で、カップ麺のランチ
おにぎりは無しだよ
& クッキーでのんびり。
山頂で誰も居ないのは淋しくて嫌なのだが、今回は狭い山頂なので独占できるのは有り難い
今日はもう少し
と思っていた。
登ってくる時は時々
は顔を出して暑かったが、山頂で休んでいるとみるみる曇ってきた。
そして寒くなってきた。
そろそろ下山しよう。
往きの道を、往きと同様、熊鈴三重奏+携帯ラジオを鳴らして歩く。
落ち葉が多い上に、その下は岩や木の根っこが所々にあり、滑るので下るのに苦労する

またまた、胎内潜岩の下に到着。
<う~ん、何とか和尚台に登れないものかなあ?>
山頂の展望がいまひとつだったので、和尚台からの展望を是非体験してみたいものである
すると相棒が胎内潜岩の右側に道があることに気付いた
そこを進み胎内潜岩の裏に回ってみるとハシゴが現れた。
そのハシゴ、なんとも不安定というか。。。
上部は壊れている様子。
行ける所まで行くことにした。
大変だったが一応、登れた。
次は相棒だ。
<これは無理やで~
> と言いながらも登った。

すると往きに登るのを断念した胎内潜の裏に出た。(写真再生してますが、記憶がないので、この写真じゃないかも? )
ほぅー、こんなことになっていたのか。。。
そしていよいよ和尚台への鎖があった。
荷物を降ろして、相棒がぶつぶつ言いながらチャレンジしかけた。
あかん
やめとこっ
全く自信がない
勇気もない
落ちたらえらいことになるで
重鎮さんが1月の雪や氷に覆われた岩を登られたのは、神業としか思えない
凄すぎ
あおちゅうさんやあにねこさんも凄すぎ
どうしたら登れるのか分からない
和尚台を諦めたのはいいのだが、そのあとハシゴを降りるのに一苦労
相棒は細心の注意を払って降りたが、私・・・・・・・・・・・。
裏妙義以来の泣き

<あかん
降りれへん・・・・・
どうしよう・・・・・
>
登れたからと言って降りられるとは限らない。
降りるほうが数倍怖い
でも降りるしかなーい
もー、怖いよ~
岩にしがみついて、やっとこさハシゴに両足が掛かり、無事に降りた
安心できないハシゴほど怖いものはない。
今後は降りる時のことを考えて、分相応に行動しようと肝に銘じた
お寺に戻ると、朝の賑やかさは消え、静かだった。
大天狗をゆっくりと鑑賞。

大下駄もある。
沼田まつりの際に女性の担ぎ手によって、この大天狗のみこしが担がれるらしい。
無事に下山できてよかった。
何だか気疲れしてしまった山歩きとなったが、紅葉がきれいだったし大天狗も見れたので満足である
朝、お寺の近くのお土産屋さんを通った時に相棒が <きのこ、一盛り200円や
安いなあー
>と言ってたので、帰りに寄ったら、なんと2000円
一桁ちゃうやん
安すぎて変だと思った
相棒は目も老化現象
林檎畑がたくさんあり、真っ赤な林檎がたわわに実っている
帰りに農産物直場所で、林檎や野菜、「原木くりたけ」という珍しいきのこなどを買って家路に着いた
*写真再生 2021/02/03