4月18日(日)
キララへ行こう
雲母と書いてキララ
北海道のお米と同じ名前やね
雲母峰は鎌ヶ岳の前衛峰で、主峰(888.4m)とⅡ峰(875m)の二つのピークを持った山。
三重県に帰ってきて、第一弾の山登りは雲母峰に決定
登山口の下見までして2回もふられた藤原岳はそろそろ福寿草の見頃も過ぎたようだし、私の体調もイマイチということで、今回は鈴鹿7マウンテンは諦めて
キララ
にお世話になることにした
やっと山の神様のOKも出たようだ
快晴の中、水沢方面へと車を走らせる。
水沢町は伊勢茶の産地。
http://www.suizawa.net/index.html
気持ちの良い茶畑と山桜の美しさに、思わず車を止めた
宮妻峡方面へと車を走らせると、右に雲母峰、左に入道ヶ岳が見えてくる。
宮妻荘手前の分岐で右折。
まもなく樹林帯に入り、雲母橋手前の駐車スペース(数台置けます)に車を止めた。
家から30分ほどで到着。
1時間寝坊したけど、全然問題なかったね
駐車スペース西側に「雲母峰登山道あんない図」があり、「雲母峰登山道」という道標がある。
車は入っちゃダメよ
9:25 スタート

しばらくは舗装された林道をのんびり歩く。
久々の山歩き
やっぱり山はええね~
林道から登山道に取り付く。
杉林の急斜面をジグザグに登って行く。
ちょっとつまんない登山道
やっと道が開けた~
暑ぅ~
荷物になるのが嫌で付けてきたスパッツが~
さて、こんな分岐にさしかった
このまま真っすぐ登って行こうとしたら、相棒が呼びとめた
登山口にあった案内図では、上りと下りはコースが違ってたと言う。
確かに<のぼりコース>と書かれた看板があるのだが、それが指し示す方角がイマイチはっきりしない。
ちょっと自信が無さそうだったけど、左だと思うと言うのでそちらへ向かうことにした。
ちょっぴり不安を抱えたまま・・・・・

お~
茶畑の向こうに見えた山桜が見えるやな~い
(眺めもいいことだし、こっちで合ってたんや
)
う~ん・・・、途中から登山道が分かりづらくなってきた
<ねえねえ・・・、なんやおかしくない? この道・・・
>
<合ってるはずなんやけどな~
まっすぐ行った方が良かったんかな
戻る?>
なぬっ
ここまで来たのに
← こちらが案内図
う~ん・・・、確かにのぼり・くだりに分かれているようにも見えるが、地図が古いのでよく分からない

相棒ちんの<戻る?>発言のあと、もう少しだけ進んでみようということになった。
するとほどなくして、やっと、安心して歩ける登山道と重なった
なんとか無事に来られて良かった。
もしも、ガスってたりしたら、もっと分かりにくかっただろう。
今回を教訓にして、これからはもっとちゃんとリサーチしてから来なければいけないと思った。


やっとこ、花の写真を撮る余裕も出来た

キララⅡ峰 到着
(11:10)

ここはパラグライダーの離陸場所だそうで、木が伐採されて展望台のような眺めの良さ。
伊勢平野が広がる。
伊勢湾を航行する大型船も見える
セントレア空港も見えるのだそうだ

反対側は、鈴鹿の槍と呼ばれる鎌ヶ岳が真正面に見える
先日は白かったこの山も、もう白くないのね
いつか行くから、待っててね
あたしゃ、悪いけど
先に食べちゃうわよ
お腹がぺこぺこなの
パラグライダーの際に利用するのかな?
鯉のぼりが数匹、あっちゃこっちゃに泳いでおりました
県(あがた)小学校の皆さんが手作りされた、かわいい山頂プレートが2つありました
一生懸命作ってくれたのでしょうね
ありがとう

キララの山頂はここから10分ほど先だけど、展望が良くないそうなので、早いけどここでランチにすることとした。
群馬から一緒に引っ越してきた<名古屋名物 味噌煮込みうどん>
今日こそ卵ちゃん
沈ませないわ
鎌ヶ岳を眺めている時、ふと足元に目をやると、ショウジョウバカマが咲いていた
名前の由来は、花が赤いのを猩々(中国の伝説上の動物)になぞらえ、根生葉の重なりが袴に似ていることから猩々袴(ショウジョウバカマ)と名付けられたそうだ。
フデリンドウ(で、いいのかな? ハルリンドウと区別がつきにくい)

憧れの鎌ヶ岳をバックに、調子に乗る
おっさん
12時過ぎたので、そろそろもう一つの山頂・雲母峰へと向かいましょ
キララⅡ峰から少し下ると、バイケイソウの群落がある。
咲いたらきれいでしょうね

雲母峰山頂(888.4m)
噂どうり、展望はほとんどない。
1組のパーティが、楽しそうに休憩しておられた
キララⅡ峰に戻り、今度はずっと安心できる登山道で下山した
休憩を含めたおよそのコースタイム
雲母橋P AM9:25→11:10雲母峰Ⅱ峰山頂12:35→12:50雲母峰山頂12:55→14:50雲母橋P
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山桜に誘われて
宮妻峡へと向かう

山肌が控えめな桃色に染まっています
しばし、見とれます

宮妻峡
子供の頃、キャンプや遠足などで出かけた、懐かしい場所です。
何年ぶりだろう?
たぶん、20年以上行ってなかったと思われる。
GWはたくさんの親子連れで賑わうのでしょうね
宮妻峡ヒュッテHP→ http://www.miyaduma-hutte.com/index.html
もみじ谷 
宮妻峡へと向かう道路の入り口はモミジのトンネルとなる。
古来、モミジの名所として有名なもみじ谷
奥山に、紅葉ふみわけ鳴く鹿の、声きくときぞ、秋はかなしき
この歌はここで詠まれたという伝説が残っている。
*写真復元 (2019/11/02)