風に吹かれて

のんびりきままな暮らし 時々山歩き♪ 

  時々 相棒もレポ書きます^^

 
 
 
 

乗鞍岳

2010-10-29 22:49:28 | 山遊び ・ 長野県

10月16日(土)   乗鞍岳

乗鞍岳は、相棒ちんは初めて。

私は子供のころに家族旅行で行ったきり。

その頃は畳平までマイカーで行けたそうだ。

8月でも結構残雪があり、スキー板を担いで登る人もいたとのこと。

私は寒いから車から降りるのやだ~~~  とぐずったらしく、それでもなんとか車から降りてレストハウスまでは行ったけど、山はひとつも登らないで帰ったそうです

さて、今回は。。。

 

あかんだな駐車場に6時頃到着し、6時半のシャトルバスで畳平へ。

お天気は良いのだけど、めちゃんこ さぶ~~~~~い

?じゅうねんぶりに来ても、やっぱり さぶ~~~~~い 

冷たい風がビュンビュン吹いてます 

 

   鶴ヶ池

 

槍ヶ岳など北アルプスの山々がど~んと見えてます。

 

霜柱 

 

まずは大黒岳へと向かいます。   10分で登れる

   

  大黒岳 (2772m)

  

いきなり絶景で、驚きです

槍ヶ岳穂高連峰

今夏行った穂高ロープウエイの展望台もすぐそこに見えています。

強風を忘れて、しばらく展望を楽しんだ

 

 

続いて  富士見岳(2817m)

風が強すぎて、マジでへたってます

残念ながらこの時は、富士山はご機嫌ななめでした

 

 

あの尖がってるのが、剣が峰

 

 

雪だぁ~

 

 高天ヶ原乗鞍エコーライン

 

 

 肩の小屋まで来ました。

 

 

 トイレ休憩を挟んで、また登ります

 高山病にならないように、大きく息を吸いました

 

振り返ると 肩の小屋 摩利支天岳 北アルプス

 

 

石ゴロゴロで疲れます

休み休み登ります。

 

蚕玉岳(2979m)

 

 

剣が峰まであと少し。 

 

 

眼下には火山湖の 権現池

 

 

  頂上小屋

 

 山バッジ、買いました

 登頂証明カード付きとはいえ、1000円は・・・、今までで最高額です

 秋バージョンの紫色を購入。

 

 

 剣が峰山頂 3026m 

   着いた~

 

 9月に登った御嶽山が目の前に      

 

白いのが摩利支天岳コロナ観測所である。

 

 風を遮られる場所を探して、ランチにします

 

 

 遠くに見えるは、八ヶ岳?

 

ランチ休憩の間に、あら不思議

風がおさまってきました。

360℃の大展望を楽しむ

 

剣が峰をバックにポーズをとるおっさん

そろそろ下山するよ

 

 

肩の小屋が見えてきた。

 

もう我慢できないの~

お先に トイレ行ってきま~す

 

 摩利支天岳 2872m 

 コロナ観測所の中には、入ってはいけません

 

第20回国民体育大会 炬火リレー採火地点 1966.10・21と書かれた碑がありました。

 

 

 

さっきまでいた剣が峰です。

 

 畳平   北アルプス

 

 

 畳平に戻ってきました。 

 夏は高山植物のお花畑だったのでしょうね

 

朝は閑散としていた畳平だったが、帰りは観光客で賑わっていた。

  

  

魔王岳 2760mにたくさんの人が登っているのが見える

レストハウス前に出来たシャトルバスの列に並ぶと、運良く10分程度で乗ることが出来た

 

 

バスの中から紅葉を眺めながら降りてきた

 

 

あかんだな駐車場付近も紅葉がきれいでした  

 

平湯温泉に浸かって帰ろうと準備はしてきたのだったが、やっぱりあの夏の悪夢が忘れられず   

そのまま帰宅した

 

<コースタイム>

あかんだな駐車場6:30(シャトルバス)→畳平7:45→大黒岳8:25→富士見岳9:15→蚕玉岳10:40→

11:00剣が峰12:20→摩利支天岳14:00→14:40畳平 

シャトルバスにてあかんだな駐車場15:45

 

        

 <おまけ>

 帰りに高山のなか卯で晩御飯を食べました。

 なか卯は初めてです

 

 私がトイレに行く時、券売機で注文してた男性が、私がトイレから出てきたら、もうカレーを半分食べ終わっていました

 

     早っ

私たちのお料理も、席について5分もしないうちに運ばれてきました。

 

よく観察してみると

券売機でボタンを押します

      ↓

調理場に「なになに入ります!」みたいな音声が流れます。

      ↓

お客さんが席に着く前にもう調理は始まります

凄い    素晴らしい  このシステム

そして、お客さんはおひとりさまの男性が多く、あっという間に召し上がって帰られます

 

ちょっとしたカルチャーショックを受けた夜でした

  

相棒は牛すき丼セット?

私の注文した牛カルビ焼き肉丼セットも、キムチが乗っかってておいしかったです

 

     おしまい

 

*写真再生 2021/09/08

 初めての乗鞍岳とはいえ、写真が多すぎて疲れました

 

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馬場家住宅と牛伏寺 (山旅2日目)

2010-10-28 14:49:44 | 旅行記

 10月24日(日)         

馬場家住宅と牛伏寺

                               1日目のレポはこちら

今日も朝から食欲旺盛だ

家では朝は少しか食べないのに、どうして旅行だとこんなに食べられるのか?  不思議だ

 

花豆・きんぴらごぼう・おでん・目玉焼き・茄子の煮物・鮭のホイル蒸し・味付け海苔・お漬物・味噌汁・梅?(甘くて美味しかった)

健康的な朝ごはんで、とっても美味しかった

 

 

 散歩に行ってきま~す

 

 旅館の玄関

  

  

 温泉街の案内図

 以前は6件の宿があったようだ。

  山上旅館

 

少し離れた場所にあるのが、「薬師平茜宿」

崖の湯温泉の中では一番大きな旅館です。

 

 他には高ボッチに行く際に「群上閣」というお宿を通りました。

 駐車場にはバイクがたくさん並んでいました。

 

両親の旅行の下見もかねていたので、ホテルホッピングのようなお散歩となりました

展望台や若山貴志子の碑などにも歩いて行ってみようと思いましたが、道が途中で分からなくなって引き返したのでした。

宿の方に聞いてみると、今は木が多い茂って展望できなくなったそうです。

 

 

 宿に戻ると2匹の猫がお出迎え

たまさんへのお土産に1枚

崖の湯温泉には猫がたくさんいます。

捨て猫がかわいそうで、旅館のおじさんもエサをあげるのだとおっしゃっていました。

優しいおじさんです

この日は宿泊客は私たちだけだったので、居たいだけいつまででも居ていいとおっしゃって下さったので、また温泉に浸かったりして、10時半過ぎまでのんびりさせていただいた

田舎の親戚の家に泊まりに来たような、そんな気分になる温かいお宿でした

また行ってみたいな~

 

            帰り道に絶景ポイントがあるのを知りました。

              温泉街から歩いても行けそうです。

 

   

葱畑の向こうにそびえるアルプスの山々は、何度見ても見飽きることはありません

 

 

 

                                   

 

  

 

 ちょこっと観光スタート 

 

     馬場家住宅

 江戸時代末期の長野県西南部を代表する民家建築として、平成8年(1996年)に重要文化財に指定されたそうだ。

 

懸魚 (げぎょ) 初めて知りました 

懸魚は、主に神社仏閣の屋根に取り付けられた妻飾りのこと。

もとは魚の形をしていて、鯱(シャチ)と同様、火事を封じるおまじないと言われている。

民家に見られるのは明治以降のものだそう。

この懸魚は、S45年、母屋の改修の際に取り替えられたそうだ。

 

 あと、印象に残ったものは、こちらの殿様のお部屋です。

 立派なお部屋です

 殿様の部屋の畳にはヘリが付いています。

 使用人の部屋の畳にへりがありません。

 そんなことからも殿様と使用人との差をつけていたそうです。

 

 

胡桃が日光浴していた。

 

 続いて、牛伏寺 へ           

 

 牛伏と聞くと、行ってみたくなります

 群馬の牛伏山を想い出すからです。

 

 大きさは群馬に負けてますが、ピカピカ光ってきれいな牛です

 

         2頭、いらっしゃいます

 

 

 

  牛伏寺

 

寺伝では聖徳太子が42歳の時に自ら刻んだ観音像を本尊として鉢伏山に安置したのが始まりという。

寺名については、756年天平勝宝7年)、からもたらされた大般若経600巻を善光寺へ奉納する途中、経典を運んでいた2頭のが倒れたことから「牛伏寺」の名が付いたという。

参道途中に建つ牛堂には2頭の牛が祀られている。

 

   

 

 

 

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

 

 

   新そばで やってます 

    看板に誘われて入ってみた

  牛伏寺の旧参道入り口にある坂口茶屋

   

 

 相棒ちんは盛り蕎麦の大盛り。

 

 

そして馬肉のモツ煮

馬肉のモツは初めて食べたけど、全く臭みがなくて軟らかく美味しかった

 

 

 私は天ぷらそば。

 の天ぷら、初めて食べたけど美味しいね

 茹で卵がついてました

 

 

蕎麦を待つ間、お漬物がやってきました。

瓜の漬けもの。

お味噌を付けると美味しいのに、相棒ちんは食べられませんでした

 

 このあと、直売所でめちゃ安の野菜を買いこんで帰りました

 

 

*写真再生 2021/09/04 

 久しぶりに見たら、なかなか良い旅でした^^ 

 

 

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高ボッチ山・鉢伏山(山旅1日目)

2010-10-27 14:18:30 | 山遊び ・ 長野県

  10月23日(土)  高ボッチ山・鉢伏山 

今日は以前より気になってた山、長野県・塩尻市の高ボッチ山・鉢伏山に行くことにした。

車で山頂近くまで行ける楽チンな高山である

                

今夜は神経痛に効くという崖の湯温泉に1泊する。

私の母が膝痛で悩んでいるので、下見してこようと思ったのだ。

 

今日は簡単に登れる山ということで、7時過ぎに自宅を出発 

 

 

SAでのんびり五平餅なんぞ食べていたら、なんと! 

 

    渋滞や~ん

 

ほどほどに早く行かんとあかんのやね

まっ・・・、渋滞と言っても大した渋滞でもないけどね

 

塩尻ICで降りて、今夜宿泊する崖ノ湯温泉を通り、高ボッチ高原へ。

 

 

 アルプス連峰パノラマ展望台に着いたのは、11時40分頃だった。

 

ここは北アルプス・中央アルプス・南アルプス・八ヶ岳・富士山など、日本の3000m峰のほとんどが見渡せる

しかも車で来られる

山歩きをされる方には簡単に来られ過ぎて、物足りないかも?

 

 

私たちはこういう楽チンが大好きだ~ 

 

ススキ野原を5分も登れば、

 

 

高ボッチ山頂    一六四四・九 米

 

 

 

 眼下には諏訪湖

 その向こうには、八ヶ岳と富士山、南アルプス

 

 

         久しぶりに見る八ヶ岳連峰に感激

  

 

北アルプスをバックにランチ

時折、太陽が雲に隠れると、寒~い

 

今日はカップ麺のパスタで、茹で汁でカップスープを作った。

明太子ともうひとつはクリームパスタで、お味はとってもおいしいけど、寒いからすぐに冷たくなってしまいます

 

 先週登った乗鞍岳が見える。

 今年の夏は猛暑を逃れ、いろんな高山へと逃げ込んだ。

 おかげでだいぶ山名が分かるようになりました

 

 

さて、そろそろ高ボッチ山とさよならして、向かいの山、鉢伏山へ行こう

車で・・・・・

 

 

鉢伏山への林道は狭く、所々で対向するのが困難な場所があります。

相棒ちんの車は車幅が広いので、ホントに大変でした

 

 やっと駐車場に到着。

 駐車料金は500円。

 

 駐車場より。  池の向こうは御嶽山。

 

こちらもススキ野原のなだらかな遊歩道となっている。

 

 

 最初に現れた小さな丘の上に登ると、目の前が美ヶ原だった

 この角度で見るのは初めてで、面白い  

 

いよいよ山頂へと向かいます。

 

 おっと    ここですか

 

   鉢伏山頂上 1928m

 

 美ヶ原が後ろに見えています。

 

  この先に展望台があるので、てっきりあそこが山頂だと思ってしまった。

         展望台へと行ってみよう

 

 

富士山もまだ頑張って、その勇姿を見せてくれました

本当に美しい姿      日本の誇りですね

 

  

富士山に感動したところで、またまた休憩タイム

 

珈琲を淹れて、蒸かしてきたお芋さんをいただきます

峠の釜めしに付いてるお漬物の入れ物、結構便利です

お塩を入れてきました

 

山でさつま芋がこんなにおいしいとは

 

 

          相棒ちんの自信の写真だそうです    穂高連峰と槍ヶ岳

 

 

 名残惜しいけど、鉢伏山ともバイバイ

 前鉢伏山もあるそうなので、そちらに向かう。

 

前鉢伏山頂   1836m

 

    一応来ましたけど・・・・・

 

時間がない場合は来なくてもいいかも

アルプスなど見えますけど、それまででもう充分でしたからね

 

  

駐車場に戻ってきました。

これから今夜のお宿、崖ノ湯温泉へと向かいます。

 

狭い林道、注意をしながら下ります。

途中、動くものがあり、一瞬熊かとびっくりしましたが、鹿でした

山の中に駆け上がり、しばらく私たちを観察してるのでカメラを向けた途端、踵を返して山の中へと消えて行きました。

あとで宿の方に伺ったのですが、ここ鉢伏山や高ボッチ山も熊が出るので警戒が必要のようです

 

 

<コースタイム>   (休憩含む)

 

高ボッチ高原・アルプス連峰展望台11:45→12:05高ボッチ山13:25→13:40アルプス連峰展望台

 

         車で移動  (約15分)

 

鉢伏山駐車場14:00→14:30鉢伏山頂→14:33展望台15:20→15:50前鉢伏山頂15:53→16:05鉢伏山駐車場 

 

                                                                                                          

 

    

  崖の湯温泉

                  神経痛なら崖へ行け!

  

 崖ノ湯温泉は、鎌倉時代に起きた崖崩れの断層より沸いたと伝えられる鉢伏山(はちぶせやま)山ろくの温泉地です。

崖の湯」の名はこの言い伝えから呼ばれるようになりました。

明治時代の初めに、傷ついた猿がこの湯で治療していたところを発見されて以来、湯治場として利用されてきた温泉です。

リュウマチや神経痛に効能があり、「神経痛なら崖へ行け」と地元では言われています。
松本市・塩尻市二つの市にまたがる温泉地で、松本に4軒、塩尻に2軒の宿があります。

   

今夜のお宿は、旅館 ・ 山七

若山牧水の夫人・貴志子が昭和28年から晩年まで、1年の半分ほどをここに逗留し、いくつもの歌を詠んだという。

貴志子が泊まった旧館の建物は、現在は利用していないがそのまま残されている。
 

1泊2食付き(税込・入湯税込み 部屋にバス・トイレなし)で7500円でした (予算に応じて、8500円・10500円もあります)

 

 客室への廊下は、改装されたようで明るい

 共同のトイレもとってもきれいだった。

 

お部屋も広くて、少々散らかしても大丈夫

               こたつ、ありました

 

 

晩御飯は鶏団子の一人鍋・きのこのホイル蒸し・里芋の鶏あんこまんじゅう(私命名)・豚肉のニンニク焼き・海老フライ・茶碗蒸し・お吸い物・漬物でした

 

私が命名しました里芋の鶏あんこまんじゅう里芋のおまんじゅうの中に鶏肉が入っていてとても美味しかったです

あんかけにしてありまして、このあんもとっても美味しいの

あんまりおいしいので、茶碗蒸しやきのこのホイル蒸しにかけて食べました。

豚肉のニンニク焼きは見た目地味ですけど、ニンニクが効いてて美味しかったです

 

温泉は無色透明で、泉質は明ばん泉

露天風呂はなく内湯のみですが、程良い温度で、肌がすべすべになりました

                                      2日目に続く。。。

 

 

*写真再生 2021/09/04

 

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曾爾高原(二本ボソ・倶留尊山・亀山)

2010-10-12 17:25:57 | 山遊び ・ 三重県

 10月11日(日)

 曾爾高原(そにこうげん)~二本ボソ・倶留尊山(くろそやま)・亀山

 

鈴鹿山脈の一つ、霊仙山へ行こうと準備していたが、朝起きて空を見上げたら、鈴鹿山脈の山頂付近は雲に覆われていた

霊仙山は山ヒルが多く発生するそうで、今は微妙な時期。。。

まだいるかもしれない

いろいろ悩んだ挙句・・・・・・・。

昨晩、ススキの一番きれいな時期にはちと早いんじゃない?と却下した、奈良県の曾爾高原へと行き先変更した。

 

 

自宅から1時間半ほどで到着  

第一駐車場に駐車する。

駐車料金は600円。

 

 

   きれいやね~

 箱根の仙石原のような、ススキ野原の壮大な風景が広がっていた。

  

アザミがあんまりかわいいので、見入ってしまいました

 

 

  

 

 亀池の隣のお弁当広場(勝手に名付けました

 

お弁当広場の奥から、斜面を登ります。

階段が付いていて登りやすい

駐車場に着いた時は寒くて、冬のパンツを履いて来なかったことを後悔したが、なんのなんの。。。

暑ぅ~

  

斜面を登りきり亀山峠に到着

眼下には草紅葉が始まった亀池とお弁当広場。

その向こうには群馬の荒船山のような雰囲気を持った鎧岳・兜岳見える。 (写真右から、鎧岳・兜岳・国見山・住塚山だそうです)

 

亀山峠より南に向かって稜線を登って行く。

 

二本ボソ・倶留尊山への登山口がある。

そこから少し登ると、小屋が見えてきた

 

    なんと!

 

その先、二本ボソ・倶留尊山へ向かうには、500円入山料が必要だ

大人2人で1000円

 

はっ    払いますとも

 

 

  おっと

 

 二本ボソ、とうちゃ~く

 

 入山料1000円をお支払いしてすぐに、山頂です 

 あとで分かったのだが、二本ボソから先の倶留尊山頂上部は私有地だそうで、環境整備の為の協力金として、入山料を徴収しているそうだ。

  

二本ボソ頂上と書かれた板の向こうには、これから登る倶留尊山が見えている

その向こうには伊勢湾

北側を見ると、まるで群馬の西上州のようなのどかな風景が広がっていた。

池ノ平高原というのだそう。 

どこかで聞いたような・・・

 

 

 ここから先は、たまにこんなロープもあったりする。

 登山道は狭く、粘土質のような土で滑る

 その土が登山靴の溝を埋めてしまい、岩や木の根っこで滑るのだ

 登りで転んだのは、とっても珍しい。

 腕を強打した

 

歩くのに難儀し展望もない登山道に、つい1000円の入山料への愚痴がこぼれるのである

 

 

 倶留尊山   1037・3m

 

                難儀したけど、やっと着きました    

 

 日本三百名山なのに、ちょっとお粗末な山頂標識である         

                                  

  倶留尊山…室生火山群の最高峰。  東西に断崖を連ねて池ノ平を見下ろし、南にススキ穂そよぐ曾爾高原を裾野とする。

東に大洞山、西に大岩峰鎧岳・兜岳を望む関西屈指の景勝地として評価が高い。

 

さっきまでいた二本ボソが見えている

ここからの展望が良いだけで、あとは、木々の合間から覗き見るだけ 

ここでランチにするのを躊躇われたが、疲れたので休むことにした。

しかも、ここ・・・、火気厳禁

入山料をお支払いする時に、注意書きが書かれていた。

カップ麺にするつもりだったがお湯を沸かせないので、オニギリ・沢庵・魚肉ソーセージだけのランチである。

 

 

さあ、亀山峠に戻り、稜線の先の一番高いところ・亀山へと向かいます。

 

 

 亀山、到着。   849m

 

 あつ~      木陰なし

 

  

イセ愛山会の皆さんの手作りの山頂標識がありました。

 

やっとこラーメンが食べられました

珈琲も淹れて、のんびりします

 

あぢ~~~ と言ってます

 

さあ、そろそろ帰らねば・・・。

 

   

 亀池に戻ってきた。

 あんまりきれいなので、一周してみようか。。。

 池の周辺には灯籠が設置されている。

 9月下旬から10月中旬まで、「曾爾高原 山灯り」として、灯籠が灯るそうだ。(詳細はこちら

  

 ほとんど水のない池の中に、白いものがたくさん点々と見える。

 

 ウメバチソウのようだ。

 

 

何かに見送られるように 、曾爾高原をあとにした

 

<コースタイム> 

曾爾高原駐車場9:10→亀池9:30→亀山峠9:50→二本ボソ10:30→11:10倶留尊山12:40→13:30亀山14:30→14:50亀池15:15→15:20駐車場

 

*写真再生 2021/09/09

 曾爾高原は最近、出かけたばかり。

 秋と夏では随分と違いました。

 

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木曽駒ヶ岳・宝剣岳 

2010-10-02 21:56:19 | 山遊び ・ 長野県

  9月26日(日)   木曽駒ヶ岳・宝剣岳

 

高山植物の宝庫 そして紅葉の美しい千畳敷カール

そのどちらも見たいけど、何より優先したいのがお天気だ。

出来れば大混雑も避けたい。

次の休みは相棒ちんは仕事だぜ

そんなこんなを考慮して、やっと行ける日が来た

 

前日の土曜は準備に充てた。

早めに寝たのに、相棒ちん、珍しく一睡も出来なかった

寝付きが悪かったようで、仕事のこと考えちゃったらしい

私は家と車中とで5時間ほど眠れた。

夜の高速じゃ、怖くて運転も変われないし~

 

菅の台バスセンターに6時に到着

<始発は6時12分ですよ!> と言われ、慌てて準備した

  行列してる

そんなに慌てることなかった

でも行列のわりに、案外早くバスに乗ることが出来た

駐車場は、この時点で3分の1ほど埋まっていた。

 

 

 ロープウェイ乗りやってきました  千畳敷カール

 紅葉は思ってたより進んでおらず、ほんの少し色づき始めたところだ

 

  

剣が池の向こうは南アルプスの山々

 

その上に富士山が頭を覗かせている

 

 

少し上がったところから、カールを見下ろす。

右奥の赤い建物はロープウェイの終点駅とホテル千畳敷

 

 

 

 乗越浄土      真ん中に富士山

 

ここで、もういいわ~   ってくらい絶景です

ただ、ワタクシ、ちと体調がよろしくありませぬ

昨日より、頭痛&吐き気なのよ~

 休憩、挟みます。 

 

 得意の しぇ~ のポーズが出来るまでに回復しました

  の効果、絶大や~

 

 さてと。

 駒ケ岳目指します

 この先、楽チンだといいな~・・・。

  

 後ろを振り返ると宝剣岳がそびえている。

 余力と勇気が残っていたら、帰りにトライするかも?

 まだまだ先は長いのだ。

 

 

左手には、2週間前に登った御嶽山が見えてくる

 

 中岳

  

 

 着いた~   木曽駒ヶ岳山頂  2956m 

 きつかった~   何回岩の上に腰を下ろしたことか

 

 

富士山はまだまだご機嫌が良いようだ   

 

槍ヶ岳や穂高連峰もばっちり

 

御嶽山に乗鞍岳?

 

八ヶ岳方面

 

北アルプスと御嶽山が一望できるこの場所でランチ

 

  

 今日の山ご飯は、おにぎり・ハムサンド・茹で卵・チキンナゲット、写真に入ってないけど野沢菜漬け。

 

ウラシマツツジ 

標高の高い岩場でしか見ることの出来ない、貴重なツツジである。

 

さて、宝剣岳へと向かう。

 

危険と書かれた巻き道は回避し、元来た道を戻る。

 

 

いよいよ宝剣岳だ

っていうか・・・、登るの?

怖いところな~ん???

予備知識ゼロの私 

ザックをデポして登ることにした。

 

 

 

 

  わぁお    めっちゃ怖いや~ん

      来なきゃよかった

 

 

私の前を登っていた女の子。

前に進めない。。。

1ステージ登りきったところで、その先の山頂直下の岩壁伝いの鎖場を目にして、どうやら無理なようす。。。

先に行った仲間が、怖いなら戻れと言ってる。

けど、下からどんどん来るから戻れない。

とりあえず、ほんのわずかなスペースによけろと指示が飛ぶ。

 

私・・・、覗いた 

 

  えーーーーーーーっ     私も無理かも 

  止めとけ     もう戻ろっ

   

ちょっと待って・・・、行ける。     行けるわ

  

ほんの数メートル、岩壁伝いに横切るだけだけど、足場が狭い

足を滑らせたら、間違いなく奈落の底だ

 

  ↑ 写真は帰り。 往きは撮る余裕なし  この向こうから渡って来るのだ

 

鎖をしっかり持って、絶対に放したらあかんでっ   と相棒。

 

分かった     下を絶対に見たらあかんよ    

今からは気が散るで、喋らんといて

  

 

 宝剣岳 2931m

 

なんとか来れたけど、こんな思いしてまで来るつもり、さらさらなかった。

下調べを相棒任せにしてたのが、間違い。

もっと自分でもよく考えて来なくては。

かなり反省。

意気消沈

 

すると、まさに山ガール山ボーイのお二人さん。

1人ずつこの岩の上に登り、ポーズを撮って写真を撮り始めた

特に彼女なんて、1本足でポーズを取る

ギャラリーは、すごいとかキャーとかワァーとか言ってたけど・・・。

私は彼女の親御さんのような気分になってしまい、怖くて見てられなかった。

 

それを見た別の山ガール3人組が、私もやりた~い  と言いだした。

寿命が縮まりそうなので、早々に下山する。

  

 思い出したくもない鎖場

 

宝剣山荘で休憩させてもらう。

宝剣岳と木曽駒ヶ岳の山バッジを購入した。

 

さあ、のんびりと千畳敷へと戻ろうか。

 

 

 千畳敷に戻ってきた。

  

  

 

途中、何度かアナウンスが聞こえてくる。

ロープウェイは待ち時間が長いようで、整理券を配って、順番に乗車する。

次のロープウェイに乗れる番号をアナウンスしているのだ。

 

往きに通らなかったので剣が池を回るコースを歩き、ロープウェイ駅へ。 

1時間15分ほどの待ち時間のよう。

 

おにぎりを食べながら外で待っていたら、段々ガスが上がって来て、カールは真っ白けになった。

そしてとうとう雨も落ちてきた

仕方が無いので中へ避難。

 

レストランは満席、小さすぎる売店は混雑しており、ロープウェイを待つ人もいて、大変な人口密度となっていた。

高齢の方や小さなお子さんなど、お気の毒である。

雨が降ったり寒い時などの為に、屋根のあるもう少し広いスペースが必要である。

登山ブームに何から何までは追いついていないようだ

  

帰りは、すぐに高速に乗れる。

乗った途端!   35キロ渋滞の情報

だが、心配したほどではなかった。

往きよりは1時間余分にかかりはしたが、なんとか早く帰宅出来て良かった

 

<コースタイム> (休憩を含む)

菅の台バスセンターよりバス乗車6:45→しらび平駅7:18→千畳敷カール8:10→乗越浄土9:05→中岳9:40→10:10駒ケ岳12:00→宝剣岳(ピストン)12:40→千畳敷・剣が池14:15

 

*写真再生 2021/09/09

 コロナ禍の今、ここはロープウェイやバスに乗るので、なかなか行けません。

 

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