18日(日) 朝起きると、快晴
ホッとする
朝食はまたバイキング
6時45分から頂けるのは、有難い。
結局、今日は立山黒部アルペンルートに決定!
扇沢に駐車する。
ここに来るまでの道路、そしてここも紅葉真っ盛り
黒部ダムオフィシャルサイト http://www.kurobe-dam.com/kankou/index.html
とりあえず、大観峰までの往復の乗車券(1人5650円)を購入し、朝2番目、9時発の関電トンネルトロリーバスに乗る
そのバスを待つ間。 吉本顔負けのとってもおもろい<名物駅員さん>が楽しませてくれる
ここだけでしか買えないバスのミニチュア
超おすすめでっせー
← このバスに乗った。
そしてトンネルの階段を上る。
黒部ダム 着いた~。 (標高1455m)
もうね、放水してへんのよ
イマイチ、いや、かなり迫力に欠けるね
残念だけど、仕方ないね
なんて紅葉 きれいなのー
あまり考えずに来たのだけど、こりゃ、すごいですわ
私、本当はダムってあまり興味がなかったのだけど、その美しさにしばし言葉を失う。
たくさんの観光客の賑わいをよそに、黒部湖は静かに、そして満々と蒼い水を湛えていた。
慰霊碑がある。
しばらくダムを見物した後は、<黒部地下ケーブルカー>に乗って、黒部平へと向おう。
その前に、またまた<名物駅員さん>による、説明と可笑しなギャグの数々を聞かせてもらう
「室堂に着いてちょっと歩くとすぐに雷鳥に出会えます。
万が一逢えなかった時の為に、こちらに用意してございます」
と言って、電光掲示板の上に用意してあった雷鳥のぬいぐるみを見せてくれた
わぁーと観客、いえ、乗客 の皆さんは沸いていたけど、私たちはそんなことよりも、<雷鳥は室堂に行かないと出会えない> という言葉で頭の中がグルグルしていた
黒部地下ケーブルカーに乗って、黒部平まで向かう。
なんとこのけーぶるかーは昭和44年生まれ。
56年もの間、想像も出来ないほどのたくさんの人を運んできたんやね。
すごいね
黒部平到着。
次に行く大観峰が見えている。
(写真、真ん中よりすこし上にコンクリートの建物が見えますが、ここが大観峰です。)
私たちは大観峰までの往復の乗車券までしか購入していない。
黒部平から大観峰が見えるけど、あそこまで行って、どうなのよ?
<名物駅員さん>がおっしゃるには、雷鳥は室堂に行かないと逢えないのだわ・・・
ただし、ここ黒部平もなかなかの景観ではある
さっ、とりあえず立山ロープウエイに乗って、大観峰に到着。
「大観峰で折り返しのお客様は展望台へどうぞ。室堂へ行かれるお客様はこちらへ」と狭い場所へと誘導される。
そこで室堂の現在の映像が見られるようになっていた。
晴れてはいないが、ガスはかかっていない。
思い切って室堂まで行くことにした
(往復1人3150円の追加は、ちょっと痛い)
大観峰から室堂までは、立山の山頂の真下を、バスで縦断するのだ。
なんてこった~
2000m以上の山の中に、トンネルを造っちゃってる
そして、そこをバスで縦断するのだ
そのバスはこちら。 立山トンネルトロリーバス
室堂 着いた~ (2450m)
おー
すごい
憧れの剱岳も見える
思い切って来て良かった
それにしてもトンネルを出たら、ここまで天候が違ってるのには驚く
2450mのここ室堂には、高級ホテルまである。
ホテル立山オフィシャルサイト
http://www.alpen-route.co.jp/h-tateyama/
みくりが池
向こうに見えるのは剣岳
すごいね。。。
一生かかっても登るのは無理だわね
観るだけでもええね
雪が降ってきたので、レインスーツを着る。
遠くに見える建物は室堂山荘。
県の重要文化財に指定されている、日本最古の山小屋。
新しい室堂山荘 → http://www.murodou.co.jp/
室堂平は広い。
地糖も紅葉してる。
ところで・・・、雷鳥、ちっとも居ないじゃないの
お~い! どこ行った~
硫黄の臭いが漂ってくる
下は地獄谷。
遊歩道があって散策できるようになっている。
いつかまたここに来て、ゆっくりと散策したいものだ。
地獄谷を前にやっと腰を下ろす。
本当はカップラーメンなどを食べようとザックに用意してたのだけど。。。
腰を下ろした途端、ますます雪が降ってきた
昨日安曇野フェスタで買ったラスクを少し食べる。
ラスクにもジャンジャン雪が積もってくる
雷鳥を求めて、もう少しだけ散策してみましょ。
居ないね~ 戻りましょ。。。
諦めかけたその時
出たー
雷鳥やー
やっと、出てきてくれたね
逢いたかったよー
あなたに逢うために、はるばるここまでやってきたのよー
5.6匹いる
とことことことこと歩く。
近付くとどんどん離れて行こうとするの。
かわいいの
お名残り惜しいけど、いつまでも見てるわけにはいかない。
そろそろさよならしなくちゃ
寒さも限界である。
室堂平はガスで、遠くは何も見えなくなった
私たちは帰るが、まだまだ次から次へと、観光客が乗りものに乗ってやってくる。
すごい所だ。
だって、標高2450mまで、乗りものでやって来れるんだもの。
そして立山三山をはじめ、3000m級の山々を眺められるんだもの。
普段低山ながら、下から登っていることを考えると、「これって、どーなのよ?」という気持ちが正直ないわけではなかったが、これだけのものを造った人々の苦労と努力に敬服する気持ちが強くて、下に戻る間も、そのことを実感しながら、また往きと同じ乗りもので戻るのだった。
それにしてもたくさんの観光客の皆さんだけども、乗りものに乗るために5分~10分並ぶのだけども。
なんともスムーズな流れで次の乗りものへと行ける。
これは、計算しつくされているね。
あれほどたくさんの人で賑わっていたのに、嫌な気分になることはほとんどなかったのは素晴らしいこと。
ただ、室堂平が寒すぎたせいか急に腰痛が発症して、その5分、10分の待ち時間を立ってるのが辛いのなんの
ここはもう冬がとっくに始まっていたのだ。
これから真冬になったら、どんな風景になるのだろう?
きっとすごいのでしょうね
立山黒部アルペンルートのポータルサイト http://www.tate-yama.com/travel/muro/muro.htm
無事、戻ってきた~。
登山客はほとんど見当たらず、ザック背負った私たちは場違いにも思えるほどだったね。
お昼も食べそこなったね
相棒ちん、ラーメン用のお水、重いのにお疲れさん
お腹が空いたので、車でどら焼きなどのお菓子をたらふく食べて帰る。
(所々でレストランや軽食コーナーなどあります。 お天気の良い時に早く上に行きたかった為に、私たちは立ち寄れませんでした。 帰りも渋滞のことを考えて、とっとと帰りました)
家の近所の蕎麦屋さんで晩御飯 。
お腹がぺこぺこだったので、モリモリ食べて完食した
お疲れさまでした
おまけ
ちょっと見づらいけど、剱岳のバッジ、買ってしまった
登ってもない剱岳
思わず買ってしまった~