2月26日(日) 髭山 (磨洞温泉)
随分前から行きたいと思っていた髭山。
相棒がいつも却下するので、なかなか行けなかったのだ。
今回は洞窟風呂の磨洞温泉で釣って
さらには久々の山歩きということで、一時間で登れるこの山にOKが出たのであった
髭山の名前の由来は、火揚げ山から付けられたそう。
北畠氏の支配下にあった南北朝時代から戦国時代には、山上でのろしが揚げられ、津市美杉の霧山城や松阪市の白米城、堀坂山へと伝わり領内に伝達されたという話しが残っているそうだ。
さて。
松阪市嬉野小原町へと車を走らせる。
県道30号線に入る。
中村川に沿って走ると小原に着く。
猪手橋を渡ってしばらく林道を走る。
髭山遊歩道→との標識を右手に入る。
山ゆりの里と書かれた看板のある橋の手前にある広場に駐車→ 数台置ける広場
「←髭山遊歩道」という案内板が倒れてるが、この橋の手前から林道を入る。
林道歩きからスタートだ。
山に入る。
鉄塔をくぐる。
展望台のある山頂に到着だ^^
髭山 687.7m
伊勢湾が見える。 とんがってる山は観音岳だろうか?
矢頭山? 以前、登ったけど分かんない^^;
相棒は鴨そば、私はキツネうどん。 ともにカップ麺。
ブロッコリーとはりはり漬け、魚肉ソーセージ。
珈琲のお湯を沸かしてると、可愛らしい女性が現れた^^
声をおかけしてお喋り♪
林道を行けるところまで車で上がってきて、脇に駐車して上がって来られたそうだ。
彼女もお湯を沸かして昼食のよう^^
段々と冷えてきたので、お先に下山する。
林道脇に彼女のだと思われる車があった。
私と同じ車だ^^;
車を停めた広場に到着し登山靴を脱いでいると、彼女が車で下りてきた。
ばいばい と手を振ると、車の中の彼女も手を振ってくれた
彼女はこれからいずこへ・・・。
私たちは津市の磨洞温泉だ
<およそのコースタイム>
自宅8:20→10:20駐車した広場10:30→11:30山頂12:35→13:30駐車した広場
磨洞温泉 涼風荘 にやって来た。 15時頃到着。
洞窟風呂(貸し切り)があり、洞窟内で食事も出来るという珍しいお宿である。
相棒が行きたがっていたのだ。
私は洞窟とか鍾乳洞とか、ホントは苦手だ^^;
閉所恐怖症だろうか?
磨洞温泉の成り立ちが興味深いので、ネットで見たのを要約して書いてみます。
江戸時代より、磨き砂産地として有名な半田地区には、大小無 数の採掘後(洞窟)が あった。
戦時中には、洞窟も軍事工場として利用されていた事もあったそうだ。
戦後、昭和37年、涼風荘が開業。
全長2キロにも及ぶ巨大な磨き砂採掘後(洞窟)には、豊富な地下水(湧き水)が 沸いており、その霊泉を利用して誕生したのが磨洞温泉。
当時の三重県知事田中氏が、磨き砂の「磨」洞窟の「洞」を 取り磨洞温泉と名付けたそう。
昭和56年、創業当時の洞窟は閉鎖する事になり、現涼風荘に移転。
平成2年に、再開発(ボウリング)により、地下300メートルより湧き出る、 天然ミネラルたっぷりの霊泉を浴場に利用。
地底の楽園という文字に誘われて、相棒が洞窟を見学したいと言う。
しぶしぶついて行ったが・・・。
もう、出ようよ
私、やっぱり洞窟は苦手
ここで食事が出来るらしいけど、私には無理~
食事がおいしいとの口コミが多いけどね
フロント
玄関を入ると、フロントの女性から、「どちらさん?」と声が掛かる
まごまごしてると
「日帰り?」とおっしゃるので、ハイとお返事すると、日帰り湯用の靴入れを教えて下さる。
三重県弁でとてもフレンドリーだ
貸し切りの洞窟風呂は一時間待ち、さらに、食事は18時からだと言う。
大浴場(ガーデン風呂)のみ700円をお支払いする。
温泉は津市の白山温泉、新美里温泉からの運び湯だそうだ。
大浴場は思ったより狭い。 女湯は特に狭いようだ。 お湯が熱くて長湯出来ない
相棒と1時間後の約束なので、足湯したりして頑張ったのだが、せいぜい30分が限界であった
小さな熱帯植物園みたい。 壁にはワイヤープランツが伸び放題であった。
洗い場にまでワイヤープランツ
休憩所で相棒を待つ。 きっちり1時間だった
売店には磨き砂も販売されていた。
磨洞温泉。 なかなかマニアックで面白かった