京恋し

頑張った時のご褒美は京都。ずっと憧れ。

薄墨桜

2007-04-08 23:06:43 | 
ホテルのPCで調べて、根尾谷の薄墨桜が満開と知りました
急遽京都を切り上げて根尾谷に向ったのです。

        
        6年前に訪れた時は予想がはずれ、まだ開花には
        程遠い状態でした。
        今年は、みごと満開に行き逢えました


薄墨桜:彼岸桜樹齢1500年
大正11年に天然記念物に指定されました

        
        蕾の時は薄紅色、開くにつれて紅が薄くなり、
        満開になると雪かと思わせる白い花となります
        そして散り際には墨を刷いたように薄灰色となるので
        薄墨桜と呼ばれています


京都で華やかな紅色の枝垂れ桜に染まった目には
精一杯咲く健気さに、かえって静かな華やかさを感じました。
1500年を継いできた命に感動
ただうっとり眺められる桜ではありませんね。

さくら花いのちいっぱいに咲くからに生命(いのち)をかけてわが眺めたり
                               岡本かの子

        
        雪で4メートルもの大枝が折れたり、伊勢湾台風で被害を受けたり
        何度も枯死寸前状態になりながら、その都度多くの人たちの
        保護手当てを受けて、まさに不死鳥のごとく蘇ってきたのです。

        薄墨色となって枝を離れる花を見たくなりました



お土産。薄紅色の皮のお饅頭。包み紙に惹かれて買ってしまいました。


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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2007-04-09 13:03:28
岐阜県の国指定天然記念物「根尾谷の薄墨桜」は、樹齢1500余年、幹周9.2mの巨木。東西24mもある枝に見事な薄墨色の花。訪れる人は、25万人にもなるとか。
よく探されて、行かれましたね。
驚き、桃の木、桜の木、ですね。(ナンジャ ソリャ?)
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Unknown ()
2007-04-10 01:11:33
根尾谷というくらいですからホントに山深いところなんですね。
あそこに25万人も押しかけるのですかァ
観光バスもどんどん行っているようですしね

毎年静かに花を咲かせていた桜が、命を手助けしてもらったお礼のように
みごとな花の姿を披露してくれます。

6年前に行った時より、道もよくなって、案内も出され
迷わずに行けました。

ホントにオドロキの木です
 
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