「よしのや」の葛餅。奈良を旅してきた友人からのお土産です。
桜で有名な吉野山では、万葉の時代より葛の根を特別な食材としてきました。
掘り出した葛の根をたたき、冷たい水で何度も晒し、さらに凛とした冷気の
中でじっくり乾燥させます。その本葛を入れ丹念に 練り上たのが「吉野の
葛餅」ーーなのだそうです。なんと贅沢で希少な葛餠でしょう!
プリプリとしまった食感、京きなこと黒糖のみつも本格風味、懐かしく美味
しいお味でした。
✩ 手漉き和紙に女将が四季折々の図を描いた掛け紙がウリの一つだと後で
知りました。その掛け紙、ただの包装紙だと思って気にも留めずに古紙と
一緒にポイ!
「よしのや」さんのホームページを見ると、冬バージョンのひとつに雪
景色の五重の塔に、大伴旅人(万葉集)の歌が書かれている図柄の掛け紙
があるのを見つけてびっくり。でもこの歌が書かれていたなら見過ごす
はずはないと思うんだけど・・どんな絵柄だったか思い出せない・・
食いしん坊って恥ずかしいね! ごめんなさい
✩ 沫雪(あわゆき)のほどろほどろに降りしけば 奈良の都し思ほゆるかも
こんにちは。
なんて美しいのでしょうね。
初めて拝見しました...素晴らしいの一言です。
東京風のくず餅とは「別物」ですね。
素敵なものを見せて頂いて光栄です。
どうもありがとうございました。
本当に、食べ馴れている東京の葛餅とは違いますね。
見た目は固い寒天のよう、でも弾力のある歯触り、
本当の葛だけを煮つめるとこんなになるんだ!と
びっくりしました。
奈良に行ったら求めて来ようと思います。
東京にもお店があるらしいのですが、奈良で買いたいですよね。