最近はずっと池宮彰一郎の「平家」を読んでます。
全4冊のうち3冊まで読了。
この本がおもしろかったのはあの古典の名作「平家物語」を解体してしまったことです。
今までに出ている小説は、女性の視点で平家物語を読み替えたり、平家物語の足りない部分を補ったり、なんらかの形で平家物語に沿って書かれたものが多かったけれど、この本は平家物語のカラーを完全に取っ払い、一代の政治家清盛の「政治小説」なのかなと思ってしまいます。
「平家物語のヒーローのひとり」と言われるあの重盛を「バカ」といわんばかりな言い回しで斬って捨てるあたり、すがすがしさを感じてしまうおいらはヘンでしょうか?
歴史小説は、好きなジャンルのひとつです。
全4冊のうち3冊まで読了。
この本がおもしろかったのはあの古典の名作「平家物語」を解体してしまったことです。
今までに出ている小説は、女性の視点で平家物語を読み替えたり、平家物語の足りない部分を補ったり、なんらかの形で平家物語に沿って書かれたものが多かったけれど、この本は平家物語のカラーを完全に取っ払い、一代の政治家清盛の「政治小説」なのかなと思ってしまいます。
「平家物語のヒーローのひとり」と言われるあの重盛を「バカ」といわんばかりな言い回しで斬って捨てるあたり、すがすがしさを感じてしまうおいらはヘンでしょうか?
歴史小説は、好きなジャンルのひとつです。