店主敬白(悪魔の囁き)

栄進大飯店の店主さがみやがおくる日々の悪魔の囁き。競馬予想や文学・音楽・仕事のグチやちくりまでいろいろ。

実は

2005-02-24 00:54:15 | Weblog
 先週は実家に帰っておりました。
 あまりに寒かったので競馬にも行かず、遠出もせずに近場だけ歩いてきました。
 しばらく離れてみると、大好きだった元町も鎌倉もヘンに安っぽくなってる・・・。
 「どこにでもあるような店ばっかりになっちゃったでしょ?」
 鎌倉の昔からある、おせんべい屋さんの言葉です。
 (ちなみにここの「巻物せんべい」はウマイです)
 観光客相手のアクセサリー1000円均一とか、おばさん向けの安い洋服屋とかが増えてしまって、小さいけどいいものを売ってる店が減ってるような気が・・・。
 鎌倉の小町通りなど、バブルの頃は路地裏にまで無理やりこじゃれた店を作りまくってたけど、それも売りに出され廃墟みたいしになってるところがあるしね。
 なんか今はゴージャス(といっても表面だけのね)がとっぱらわれて「内容がスカスカ」になってしまったようなのである。
 なんかどっちも好きな町じゃなくなってしまった・・・どっちも。
 これからはたぶん「欲しいものだけ買ったらすぐ帰る場所」になっちゃうんだろうな。
 ゆっくり歩いてみても、「発見」がなさそうだし。

 まあ、友人と行った浅草見物は楽しかった。
 あやしいインド料理の店に行き、念願だったマルベル堂に行き・・・。
 友人はおいらが道を間違えたのに黙って寒い中つきあってくれました。